教団「二次元愛」

リアルワールドに見切りをつけ、二次元に生きる男の生き様 (ニコニコでは「てとろでP」)

F1もそろそろ終わりか

2012-10-23 00:07:06 | 科学
韓国でF1やっていたらしい。

去年のサンドイッチの食べ残しがそのまま残っているピットだとか、
人工芝がマシンに張りつくトラップつきサーキットだとか、
いまだに宿泊施設がラブホしかないだとか、
異常に空席の目立つ観客席だとか、
さまざまなトンデモ仕様をかかえつつも終了した。
まあ、去年ほどひどくはないようだが。

それはいいとして。

さて。

なぜ韓国はF1を開催しようとしたのだろうか?
韓国にはマシンを作れるようなチームは存在しないのにレースだけやる意味は何なんだろうか?

わからん。
見栄か?
公共事業的な効果もありそうだが、費用対効果は大変悪いだろうと容易に推測される。

というか、これらを俯瞰して、ふと思ったことがある。

それは・・・。
F1は収束はじめているんじゃないかという疑惑だ。



だいたい韓国人でもやるという頃には、既に市場は技術的にもビジネス的にも確立されていて、ただ値段だけが勝負みたいな時期になっていることが非常に多い。
ひらたくいえば
「韓国人でも作れるんだから、そんなもん日本で作る意味ないんじゃね?」
みたいな感じだ。

わたしはF1もそうなんじゃないかと思いはじめた。
韓国でもF1やるくらいなんだから、もうそろそろ収束はじめているんじゃないかということだ。

その証拠に・・・

EV戦国時代の幕開け:日経ビジネス
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nb100/20120126/226557/

> 伊東さんはF1について「チャレンジするテーマとしては古典的な領域」とまで言い切りました。

↑こんな感じに既にF1を見限った人も中にはいるようだ。



個人的な感想でいえば、F1が好きかどうかで言えば、興味を持つほど情報が入ってこないので興味を持てないからよくわからん、という状況にある。
それはなぜかというと、日本のマスコミは日本人ドライバーがどうのみたいな話に偏りすぎていて、技術的に興味を持つような内容が全く伝わってこないからだ。
実は既にF1において技術的にチャレンジャブルで新しい課題というのはそうそう多くは残っていないんじゃないかという気がしてきた。
それに比べれば、スーパーGTやグラチャンのほうがまだ見ておもしろいんじゃないかという気がするし、どうせ見るならわたしならロボコンを選択したい。

生粋のF1のファンの人は現状をどう思っているのかは知らん。
しかしわたしから見れば足りないのはそこだ。



実はこれ、宇宙開発でも同じなのだ。

マスコミの
「日本人パイロットが宇宙ステーションに行きました!」
なんてのはどうでもいいんだよ!!

それよりも開発中のLNGエンジンやNECのイオンエンジンの話が聞きたいんだよ!!!

ニュースを見ただけでは宇宙飛行士が何しに宇宙に行ったのかすらわからない報道姿勢は腐っている。
(NHKを除くと)TV局は理系科目全般に対して極端に脳無しなのはわかってるからどうしようもないんだけどさ。



米国防省の無人ロボットカーレース、カーネギーメロン大チーム優勝
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2307521/2311361

実は米軍系では技術的にかなりチャレンジャブルなレースも開催されている。
こういうののほうがむしろおもしろそうだと思うのはわたしだけだろうか。

エンジニアという立場を考えても、F1カーの開発に参加の機会があれば参加したいかというと正直ビミョーだが、
(誰でも知っている超有名イベントだから親戚や同級生に見栄をはるだけのために参加するなら話は別だが・・・おっと韓国がF1を開催したのと同じ理由になっているようなw)、
米国防省の無人ロボットカーレースはおもしろそうだと絶対思う。