とつぜん円安方向に動き出した為替だが。
最近すこし奇妙な現象が起きている。
↓これだ。
http://click365.ovalnext.co.jp/cftc/
これは、CFTCのUSD/JPYの建玉差分である。
平たく言えばアメリカのヘッジファンドのポジション動向みたいなもんだろか。
最近の傾向だけよく見てみてほしい。
ふつうヘッジファンドはトレンド追っかけで為替が動いた方向に自分も乗っかるというポジション(トレンドフォローという)をよく取る。
為替が動いた方向とは逆に張りがちな日本人のFX個人投資家とは正反対のポジションになりやすい。
だが。
ここ1月は、円安に動いているにもかからわらず、CFTCの円ショートの建玉は微減傾向なんだ。
これはどういう意味か?
もうそろそろ円安トレンドの終わりが近いと見て、ヘッジファンドは手仕舞いをはじめたんじゃないかと勘ぐることもできる。
ちなみにこのCFTCの建玉は、夏にスペインのソブリン危機がやや沈静化しはじめてユーロの下落トレンドが転換した局面に対して7週間分先行して手仕舞いをはじめているという実績もある。
ヘッジファンドのカウンターパーティーはどうなのか?
それが日本人のFX個人投資家だとしよう(たいがいそうなんだが)。
そいつらはほぼ常に円ショート(EUR/JPYだけは例外っぽい)である。
世間ではFXは大損こくヤツがけっこういる。
だが、今に限った話をするならけっこう儲かっているはずだ。
そして今までの傾向からいえば逆張りが当たれば解消していくはずなんだが・・・。
にもかかわらず、今回に限ってはトレンドフォローで円ショート積み増しをしているんじゃないかと見てとれる。
しかもここ1月くらいの間で、かなり出遅れてから。
これから予想される未来は何なのか?
FXで日本人の個人投資家と同じポジションを取ると高い確率で負けるというジンクス(というか統計的事実というか法則というか)から導きだせる結論はというと・・・
・そろそろ円安が反転する
・もう少し円安が進んで、かつ、もう少しCFTCの建玉の円ショートが減ってから、円安が反転する
のどちらかではなかろうかと思われる。
CFTCの建玉は週1回(毎週土曜日)しか更新されないので少し遅いのだが、今回だけは注意して見ておく必要があるだろう。
安倍が何といおうが実際に相場を張るヤツらが動かないことには相場は動かないのだから。
最近すこし奇妙な現象が起きている。
↓これだ。
http://click365.ovalnext.co.jp/cftc/
これは、CFTCのUSD/JPYの建玉差分である。
平たく言えばアメリカのヘッジファンドのポジション動向みたいなもんだろか。
最近の傾向だけよく見てみてほしい。
ふつうヘッジファンドはトレンド追っかけで為替が動いた方向に自分も乗っかるというポジション(トレンドフォローという)をよく取る。
為替が動いた方向とは逆に張りがちな日本人のFX個人投資家とは正反対のポジションになりやすい。
だが。
ここ1月は、円安に動いているにもかからわらず、CFTCの円ショートの建玉は微減傾向なんだ。
これはどういう意味か?
もうそろそろ円安トレンドの終わりが近いと見て、ヘッジファンドは手仕舞いをはじめたんじゃないかと勘ぐることもできる。
ちなみにこのCFTCの建玉は、夏にスペインのソブリン危機がやや沈静化しはじめてユーロの下落トレンドが転換した局面に対して7週間分先行して手仕舞いをはじめているという実績もある。
ヘッジファンドのカウンターパーティーはどうなのか?
それが日本人のFX個人投資家だとしよう(たいがいそうなんだが)。
そいつらはほぼ常に円ショート(EUR/JPYだけは例外っぽい)である。
世間ではFXは大損こくヤツがけっこういる。
だが、今に限った話をするならけっこう儲かっているはずだ。
そして今までの傾向からいえば逆張りが当たれば解消していくはずなんだが・・・。
にもかかわらず、今回に限ってはトレンドフォローで円ショート積み増しをしているんじゃないかと見てとれる。
しかもここ1月くらいの間で、かなり出遅れてから。
これから予想される未来は何なのか?
FXで日本人の個人投資家と同じポジションを取ると高い確率で負けるというジンクス(というか統計的事実というか法則というか)から導きだせる結論はというと・・・
・そろそろ円安が反転する
・もう少し円安が進んで、かつ、もう少しCFTCの建玉の円ショートが減ってから、円安が反転する
のどちらかではなかろうかと思われる。
CFTCの建玉は週1回(毎週土曜日)しか更新されないので少し遅いのだが、今回だけは注意して見ておく必要があるだろう。
安倍が何といおうが実際に相場を張るヤツらが動かないことには相場は動かないのだから。