「韓国が人民元貸出を懇願する危機に日本人も大興奮」 中韓通貨スワップが遂に発動した模様
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50392513.html
> 韓中通貨スワップ資金を利用した人民元による貸し出しが初めて行われた。
>
> 韓国銀行は27日、「韓中通貨スワップ資金貿易決済支援制度」を通じ韓国の銀行のうち外換銀行に初めて人民元で貸し出しをしたと明らかにした。
> 貸し出し規模は6200万人民元で、中国に輸出する自動車関連業者が最終貸出者という。
ほほう。
枠を用意しておくだけかと思ったのに、それを実際に使うヤツが現れるとは予想していなかった。
スワップ枠とは、たとえていうなら、隣の家の倉庫にある非常食を一定数(たとえば1箱)までなら食べてもいいと、お互いに融通しあう紳士協定みたいなものである。
そしてここで注意しなければならないのは非常食の品質である。
中国さんの倉庫にあるのは冷凍チャーハンで韓国くんの倉庫にあるのはキムチ、そういう備蓄状態で震災のような非常事態が訪れたとき、キムチを欲しがるヤツなんて誰もいるはずがないわけで、この紳士協定は韓国くん(外貨決済には絶対使われないヘッポコ通貨の発行人)のほうにだけ一方的に有利だということだ(これは円とウォンとのスワップでも同じ)。
でだ。
今回話題になっているのはだな。
韓国がスワップ枠を実際に使ったということだ。
ようするにだ、さっきの例でいうとだな、韓国くんは小腹がすいたから中国さんの倉庫にある非常食の冷凍チャーハンを一部食べてしまったということだ。
「アホかw 非常食なんだから食ってんじゃねえwww」
とふつうの人なら思うはずだ。
だがこれは用語が小難しくなっているだけで実際そのとおりなのだ。
いったいこれには何のメリットがあるのか?
もちろん先に述べた非常事態用バックアップという使い方もあるが、もう1つメリットがある。
一般論でいえば、いったんドルを介して人民元と韓国ウォンを両替すると2度手間で手数料が余分にかかるから直接取引きしたほうがいいじゃんということになるわけだ。
だが。
実際には日本円と人民元との直接取引きもすでに行われている。
これは民主党政権のときに予備動作なしに突然実施することになって
「政治的思惑が強く働いた決定だ」
と当時言われていた。
現時点ではどうか知らんが、実施すぐのころはいったんドルを介した両替でも取引コストは変わりはせず、著しく流動性が低いという欠点だけ目立つと当時言われていた。
だから直接取引きするというメリットはそもそも生じていない可能性がある。
(そしてこの民主党の行った政治的思惑は政治的には何の意味もなかったことは皆さん周知のとおりである)
ではなぜこんなことをしようとしたのか?
やっぱりお金に困っているんじゃないかという疑いが晴れない。
ようするに人民元を自己調達できないほど信用力がないということだ。
だが・・・。
よくよく見ると輸入業者ではなく輸出業者だと書いてある。
これではツジツマが逆だ。
これでもツジツマが合うリクツを考えるとどうなるかというと・・・
この輸出業者は、中国から半加工品を仕入れて韓国国内でアセンブリ工程だけ行い、また中国に輸出するという、ある種の自転車操業のようなビジネスをしているのではないかという仮説が立つ。
そこで、中国に輸出すれば元が手に入るが、しかし輸出するまでは元が手元になく、中国から半加工品を仕入れるための元が手元にない。だから輸出業者にもかかわらず元を借りようとした、というリクツだ。
市中では誰もこの輸出業者に元を貸そうとはしなかったのだろう。
だからこそスワップ枠という通常ではないやりかたに飛びついたのだろう。
(もともと韓国は製造業部門が比較的優秀なのにくらべると銀行部門が著しく貧弱で、もとから外貨決済に不自由するお国柄なのかもしれんけど。韓国の銀行って何があるかって聞かれても、韓国ウォッチャーですら答えにくいでしょ?)
もしこの業者が飛んでスワップ枠に穴が開いたら、
ようするに後で返す予定の冷凍チャーハンを食ったヤツが食い逃げしてトンズラしたら、
さてどうなるんだろうかという問題が次に発生する。
当然そのぶんだけ非常食はなくなったままになるのだが、こいつら本当にそれでいいのだろうか。
韓国は常に綱渡りである。
ヒトゴトながらこんな国には財産を置きたくないといつも思う。
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50392513.html
> 韓中通貨スワップ資金を利用した人民元による貸し出しが初めて行われた。
>
> 韓国銀行は27日、「韓中通貨スワップ資金貿易決済支援制度」を通じ韓国の銀行のうち外換銀行に初めて人民元で貸し出しをしたと明らかにした。
> 貸し出し規模は6200万人民元で、中国に輸出する自動車関連業者が最終貸出者という。
ほほう。
枠を用意しておくだけかと思ったのに、それを実際に使うヤツが現れるとは予想していなかった。
スワップ枠とは、たとえていうなら、隣の家の倉庫にある非常食を一定数(たとえば1箱)までなら食べてもいいと、お互いに融通しあう紳士協定みたいなものである。
そしてここで注意しなければならないのは非常食の品質である。
中国さんの倉庫にあるのは冷凍チャーハンで韓国くんの倉庫にあるのはキムチ、そういう備蓄状態で震災のような非常事態が訪れたとき、キムチを欲しがるヤツなんて誰もいるはずがないわけで、この紳士協定は韓国くん(外貨決済には絶対使われないヘッポコ通貨の発行人)のほうにだけ一方的に有利だということだ(これは円とウォンとのスワップでも同じ)。
でだ。
今回話題になっているのはだな。
韓国がスワップ枠を実際に使ったということだ。
ようするにだ、さっきの例でいうとだな、韓国くんは小腹がすいたから中国さんの倉庫にある非常食の冷凍チャーハンを一部食べてしまったということだ。
「アホかw 非常食なんだから食ってんじゃねえwww」
とふつうの人なら思うはずだ。
だがこれは用語が小難しくなっているだけで実際そのとおりなのだ。
いったいこれには何のメリットがあるのか?
もちろん先に述べた非常事態用バックアップという使い方もあるが、もう1つメリットがある。
一般論でいえば、いったんドルを介して人民元と韓国ウォンを両替すると2度手間で手数料が余分にかかるから直接取引きしたほうがいいじゃんということになるわけだ。
だが。
実際には日本円と人民元との直接取引きもすでに行われている。
これは民主党政権のときに予備動作なしに突然実施することになって
「政治的思惑が強く働いた決定だ」
と当時言われていた。
現時点ではどうか知らんが、実施すぐのころはいったんドルを介した両替でも取引コストは変わりはせず、著しく流動性が低いという欠点だけ目立つと当時言われていた。
だから直接取引きするというメリットはそもそも生じていない可能性がある。
(そしてこの民主党の行った政治的思惑は政治的には何の意味もなかったことは皆さん周知のとおりである)
ではなぜこんなことをしようとしたのか?
やっぱりお金に困っているんじゃないかという疑いが晴れない。
ようするに人民元を自己調達できないほど信用力がないということだ。
だが・・・。
よくよく見ると輸入業者ではなく輸出業者だと書いてある。
これではツジツマが逆だ。
これでもツジツマが合うリクツを考えるとどうなるかというと・・・
この輸出業者は、中国から半加工品を仕入れて韓国国内でアセンブリ工程だけ行い、また中国に輸出するという、ある種の自転車操業のようなビジネスをしているのではないかという仮説が立つ。
そこで、中国に輸出すれば元が手に入るが、しかし輸出するまでは元が手元になく、中国から半加工品を仕入れるための元が手元にない。だから輸出業者にもかかわらず元を借りようとした、というリクツだ。
市中では誰もこの輸出業者に元を貸そうとはしなかったのだろう。
だからこそスワップ枠という通常ではないやりかたに飛びついたのだろう。
(もともと韓国は製造業部門が比較的優秀なのにくらべると銀行部門が著しく貧弱で、もとから外貨決済に不自由するお国柄なのかもしれんけど。韓国の銀行って何があるかって聞かれても、韓国ウォッチャーですら答えにくいでしょ?)
もしこの業者が飛んでスワップ枠に穴が開いたら、
ようするに後で返す予定の冷凍チャーハンを食ったヤツが食い逃げしてトンズラしたら、
さてどうなるんだろうかという問題が次に発生する。
当然そのぶんだけ非常食はなくなったままになるのだが、こいつら本当にそれでいいのだろうか。
韓国は常に綱渡りである。
ヒトゴトながらこんな国には財産を置きたくないといつも思う。