お天気も良く、ちょっと汗ばむ鎌倉散歩。
続いてやってきたのは長谷寺です。
鎌倉文学館から約10分の徒歩圏内。
さあ、到着です。
ベコ 「長谷寺だべこ!」
ここも鎌倉では有名ですね。
それでは、さっそく参拝しましょう!
緑豊かな境内ですね〜。
ベコ 「気持ちのいい青もみじだべこ~」
秋になると、きれいに色づくに違いありません。
参拝客の流れに乗って坂道を進みます。
すると、
ベコ 「観音堂だべこ!」
このお堂には有名な十一面観音が祀られてます。
静かにお参りを済ませたら、周囲を一望できる見晴台へ!
ベコ 「おーっ、鎌倉の海だべこ〜」
なるほど、あそこに見えるのは鎌倉の海。
民家越しに、ウィンドサーフィンがたくさん見えてます。
思いがけず気持ちのいい景色ですね。
山あり海ありの鎌倉らしい土地です。
さて、
見晴台から降りて、さらに境内を進むと池のある庭園に出ました。
そして、この庭にはなんと洞窟があるではありませんか!
ベコ 「おおっ、謎の洞窟だべこ!」
そう、ここは弁天窟。
入口は仁王様が見張っています。
かつて空海こと弘法大師がここで修行を積まれたのだとか。
ベコ 「真っ暗だべこ」
外はギラギラの太陽ですが洞窟の内部は真っ暗。
わずかにろうそくの炎を頼りに進みます。
うーむ、一体これは…
いずれにしても、無事に洞窟を出て長谷寺訪問は終了。
仁王様に挨拶したら、次のスポットへまいりましょう!
つづく
<べこたびinformation>
長谷寺
小高い山の斜面にあるのが有名な長谷寺。長谷観音として親しまれ、鎌倉でも有数の古刹です。寺の創建は奈良時代にまで遡るそうで、宗派は浄土宗。
広大な敷地の中は見所もたくさん。花の寺としても有名で、四季を通じて色とりどりの花を楽しめ、「鎌倉の西方極楽浄土」とも言われます。
なかでもアジサイは40種2,500株に及び、見晴台の奥にある眺望散策路では、梅雨の季節にアジサイと鎌倉の海の絶景が楽しめるそうです。
一方、ご本尊の十一面観世音菩薩は高さ9m強もあり、木造としては日本最大級とか。実は、日本最大の木造の仏像は、なんと奈良にある本家・長谷寺の観音様で、そちらは高さ約10m。
二つの十一面観音様はもともと同じ木から彫られたとの伝説もあるそうです。一つは奈良の長谷寺の本尊として祀られ、もう一つは海に流されたところ鎌倉近辺に流れ着き、それを祀ったのが鎌倉の長谷寺なのだとか。
いずれにしても、こじんまりしたお寺が多い鎌倉には珍しいですが、山あり、海あり、洞窟ありでバラエティ豊かな寺院。ぜひ一度訪れてみてはと思います。