年も明けて今年は丑年。ベコの年です。
昨年はほとんど外出できず、ベコ旅も自粛の1年でした。
今年はなんとか旅に出られるといいですね!
さて、今回からベコの鎌倉散歩をお届けします。
数年前にぶらりとお出かけしたときの記録です。
ということで、まずやってきたのは鎌倉の大仏様。
たびたび鎌倉を訪れているベコですが、大仏様は初めて。
ベコ 「わくわくだべこ」
門をくぐるとそこには!
ベコ 「出たーっ、大仏様だべこ!」
おーっ、なるほど!
噂通りデカいです。
ひょえー!
しかし、静かに落ち着いた表情ですね。
まずはご挨拶しましょう。
ベコ 「こんにちはだべこ!」
それにしても大きい大仏様。
近くで見上げるとこんな感じ。
ひゃー
こりゃ、デカい!
そして背後に回ると…
なんと、背中には窓が開いていました!
それにしても、屋外に野ざらしの大仏様とは何とも不思議。
参拝してるベコも、陽ざしがきつくてちょっと汗ばみます。
気が付くと、大仏様の裏手にちょっとした日陰がありました。
この建物は観月堂。
もともと朝鮮王宮にあったものらしいです。
日陰でちょっとひと休ませていただきましょう。
歴史的建造物を前に、参拝客もひと休みですね。
ちなみに、大仏様を囲む回廊にはこんな大わらじが!
ベコ 「ひょえー、大仏様のわらじだべこ!」
大仏様も出歩くときはわらじを履くのかも。
さあ、大仏様のお参りも無事に完了。
最後にお決まりのワンショットです。
うん、手のひら大仏ですね。
それでは大仏様を後にして、のんびり鎌倉散歩とまいりましょうか。
つづく
<べこたびinformation>
鎌倉大仏殿高徳院
鎌倉の大仏様として有名なのが高徳院にある国宝・阿弥陀如来坐像。造立開始は鎌倉時代の1252年といわれ、銅造で高さ約13m。作者は不明ですが、鎌倉時代に流行った宋の影響を受けた作風だとか。
作者だけでなく、造立の経緯など不明な点が多いそうです。特に気になるのは大仏様が野ざらしであること。「露坐の大仏」とされ、大仏殿などの建物がないのは不思議です。
どうやら、造立当時は大仏殿があったものの、地震や台風で倒壊したとの記録もあり、そのまま野ざらしになったようです。
荒廃した大仏様の復興が始まるのは江戸時代になってから。浅草の商人の寄進によって修復され、お寺も高徳院として再出発することになったそうです。
お寺の正式名称は「大異山高徳院清浄泉寺」で、浄土宗のお寺です。しかし、もともとは真言宗のお寺で、後に臨済宗、そして現在の浄土宗へと変遷した模様。
お寺もちょこちょこと宗派を変えるようですが、現在の高徳院は、同じく鎌倉にある浄土宗・光明寺の末寺だそうです。
なお、大仏を囲む回廊に掛けられている巨大わらじは茨城県常陸太田市の松栄町によって寄進されたもの。大仏様の全国行脚を願って、3年に1度の頻度で寄進されているそうで、その巨大さに驚きます。