ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの鎌倉散歩4 文学館はモダンな建物だべこ!

2021年01月10日 | 旅に出るにゃん(国内編)

ベコの鎌倉散歩は、続いて鎌倉文学館へやってきました。

大仏様からほど近い場所にあります。

ベコ 「味わいのある通りだべこ」

緑の木々に覆われた道を進むとトンネルがありました。

ほーっ、なるほどこれは鎌倉っぽいですね。

さすが文学館。

趣きのあるアプローチです。

鎌倉特有の谷戸(やと)と言われる谷あいの道でしょうか。

そして、鬱蒼とした木々の通りを抜けると…

ベコ 「鎌倉文学館だべこ!」

なるほど、モダンな建物ですね。

ここには、大佛次郎や川端康成など「鎌倉文士」といわれる作家を中心に、様々な資料が展示されています。

ただ、訪れた時は外壁を修復をしているようでした。

訪れる観光客もまばらで、静かに見学できるのは嬉しいところ。

内部は残念ながら撮影禁止でしたが、一歩外に出ると広々とした気持ちのいいお庭も。

写真ではよく分かりませんが、実は鎌倉の海がちらりと見える好立地。

庭園にはバラ園もあり、ちょうどバラも咲き始めでした。

うん、きれいですね。

満開の季節には200本以上のバラが咲き誇るそうですが、まだちょっと早かったかも。

館内を見学後、ちょっと広めの庭園をぐるりと回って出口に。

ベコ 「しっとりだべこ~」

緑豊かな庭園で、落ち着いて過ごすにはいいスポットでした。

さあ、それでは次のスポットへまいりましょう!

つづく

 

<べこたびinformation>

鎌倉文学館

鎌倉の大仏様から徒歩10分程度、緑豊かな谷あいに建つ洋館です。もとは加賀百万石・前田家の末裔である旧前田侯爵家の別邸で、現在の洋館が建てられたのは昭和11年。

戦後はデンマーク公使や佐藤栄作などが別荘として利用されたそうですが、昭和58年に鎌倉市に寄贈され、文学館としての利用が決定。平成に入り登録有形文化財にも指定されています。

鎌倉は三方を山に囲まれた地形ですが、谷のような地形を「谷戸」と呼ぶそうです。この文学館もそんな谷戸に建っていました。

館内には鎌倉ゆかりの作家に関する資料が展示されています。明治から昭和にかけて鎌倉を舞台に活躍した多くの作家たちで、歴史の町・鎌倉は文学都市でもあったのですね。

鎌倉ゆかりの作家は非常に多く、夏目漱石、島崎藤村、泉鏡花、芥川龍之介などから、戦後では三島由紀夫や映画監督の小津安二郎まで。あまり聞いたことのない作家も多数展示。

豊かな自然と歴史遺産などに恵まれ、風情のある鎌倉の土地は、創作活動には向いているのかも。大仏様などと比べて訪問客もそれほど多くないので、ゆっくりと見学できます。


 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする