昨日、パースは一日中、ひっさびさの雨
一日で2月の平均降水量を超えたんですと。
いや~、降った降った。
もうずっと長いこと、雨なんて降らなかったのに。
娘の入学希望大学の、面接試験がある日に限って降るのってどうよ
家から北へ向かって車で40分の大学キャンパスに行くためには
市内の道を通らねばならないけれど、普通の天気でも、一人前に渋滞がすごい。
11時の面接に間に合わせようと、時間にたっぷり余裕をみて9時20分に出発し
渋滞可能な道を避けて、別の道を選んだはいいけれど。
結局、考えることは誰も同じらしく、道はどうしたって混んでるわけだよ、こんな日は
「何でよりによって、この日に雨なんだ
今まで散々降らなかったくせに、今更なんなんだよ
降るなら他の日に降ってくれ、他の日にっ
」って
旦那さんはブツブツと誰に怒っているのやら。
当の娘本人は
「気にしない、気にしない。時間はまだたっぷりあるし。
大丈夫、絶対に間に合うから。余裕だよ
」
と、その無駄な自信はどこから出てくるのか、不思議。
能天気な娘の予言?通り、楽々10時半には到着
大学の敷地は広く、ユーカリの林の中に、いろいろな建物が隠れている感じ。
緑色のオーム類の鳥が、道路に落ちている何かを食べていたけれど、雨で全身ずぶぬれ。
いつもは綺麗な羽が、何だか小汚くて気の毒
旦那が、とりあえず間に合ってよかった、と安堵のため息をついて
駐車場に車を止める。ヤレヤレ・・・。
しーんとした車内。
周りの木の葉っぱから、雨粒がバラバラ降り注ぐ音がやけに響く。
バラバラ、バラバラ・・・そして“ごん”っという音。
「“ごん?”
」
「木の種だよ。」
ああ、なるほど。
これは、ユーカリの種が落っこちた音。
車の屋根に傷をつけたんじゃないかと思ったほど、すごい音がした。
面接会場の18番棟は、木々の向こうにある。
「ちょっと早めだけど、迷うと困るから行ってみる」と
意を決して一人、歩いて行く娘。
こんな目と鼻の先で道に迷られたら、大学に入ってからも困るのだけどね。
でも、娘は実はものすごい方向音痴だったりする
車の中で待つこと20分。
とことこ道を戻って来る娘、私たちの車を無視して通り過ぎて行く。
う~ん。
やっぱ、相当の方向音痴だな、あれは。
窓を開けて声をかけたら、あれっと言う顔をして車に戻ってきた娘に
「どうだった?!」と早速聞いてみれば
「うん
」
そして実にあっさりと「入学できたって
」
「・・・うそっ
」
いきなりそう言うものだから、びっくりですわ
普通、面接があって、それから数日後に結果が分かるとかではないのかな
そう思っていたので、急に「合格だった」と言われても、ねぇ。
心の準備って言うものが・・・。
それから帰りの車の中では、やったやったの大騒ぎ。
何でも、面接と言うよりは、既に送ってあった書類の中の
確認事項があっただけだったとか。
係の女性の説明がいろいろとあって、最後に
「説明は以上ですけど・・・何か質問はありますか?」と聞かれて
娘は単刀直入
「あの~。私、入学できるのでしょうか?」と聞いたらしい。
するとその女性は、その質問は予期していなかったようで
「あ、既に書類審査で通ってましたよ。もちろん、OKです
」と
にこやかに答えてくれたそうだ。
こうして、2月の末から、娘は晴れて日本語学科の大学生。
いつか、こちらで日本語教師、なんてのをやってみたいらしい。
そのための、貴重な第一歩というわけで。
「普段の日本語での会話は慣れているけど、文法やら読み書きやら
やっぱり難しいだろうから、甘く考えてちゃダメだよ?」と
一応、親らしく言えば
「大丈夫!家には24時間、タダで教えてくれる日本語家庭教師がいるし
」
「・・・。」
それを、何で私の方を見て言ってるんですか、娘さんよ
「・・・こらっ
誰がタダで教えるっつったよっ
」
あはは~じゃないんだよ、もう。
教えるのを期待されても困るんだよ。
私の日本語むちゃくちゃなんだから
こうして大学生になれたは良いけど、勉強を続けるのは
きっと楽しいことばかりじゃないはず。
それでも、何はともあれ、一件落着ってことで
頑張れ、頑張れ
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一日で2月の平均降水量を超えたんですと。
いや~、降った降った。
もうずっと長いこと、雨なんて降らなかったのに。
娘の入学希望大学の、面接試験がある日に限って降るのってどうよ
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家から北へ向かって車で40分の大学キャンパスに行くためには
市内の道を通らねばならないけれど、普通の天気でも、一人前に渋滞がすごい。
11時の面接に間に合わせようと、時間にたっぷり余裕をみて9時20分に出発し
渋滞可能な道を避けて、別の道を選んだはいいけれど。
結局、考えることは誰も同じらしく、道はどうしたって混んでるわけだよ、こんな日は
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「何でよりによって、この日に雨なんだ
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今まで散々降らなかったくせに、今更なんなんだよ
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降るなら他の日に降ってくれ、他の日にっ
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旦那さんはブツブツと誰に怒っているのやら。
当の娘本人は
「気にしない、気にしない。時間はまだたっぷりあるし。
大丈夫、絶対に間に合うから。余裕だよ
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と、その無駄な自信はどこから出てくるのか、不思議。
能天気な娘の予言?通り、楽々10時半には到着
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大学の敷地は広く、ユーカリの林の中に、いろいろな建物が隠れている感じ。
緑色のオーム類の鳥が、道路に落ちている何かを食べていたけれど、雨で全身ずぶぬれ。
いつもは綺麗な羽が、何だか小汚くて気の毒
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旦那が、とりあえず間に合ってよかった、と安堵のため息をついて
駐車場に車を止める。ヤレヤレ・・・。
しーんとした車内。
周りの木の葉っぱから、雨粒がバラバラ降り注ぐ音がやけに響く。
バラバラ、バラバラ・・・そして“ごん”っという音。
「“ごん?”
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「木の種だよ。」
ああ、なるほど。
これは、ユーカリの種が落っこちた音。
車の屋根に傷をつけたんじゃないかと思ったほど、すごい音がした。
面接会場の18番棟は、木々の向こうにある。
「ちょっと早めだけど、迷うと困るから行ってみる」と
意を決して一人、歩いて行く娘。
こんな目と鼻の先で道に迷られたら、大学に入ってからも困るのだけどね。
でも、娘は実はものすごい方向音痴だったりする
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車の中で待つこと20分。
とことこ道を戻って来る娘、私たちの車を無視して通り過ぎて行く。
う~ん。
やっぱ、相当の方向音痴だな、あれは。
窓を開けて声をかけたら、あれっと言う顔をして車に戻ってきた娘に
「どうだった?!」と早速聞いてみれば
「うん
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そして実にあっさりと「入学できたって
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「・・・うそっ
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いきなりそう言うものだから、びっくりですわ
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普通、面接があって、それから数日後に結果が分かるとかではないのかな
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そう思っていたので、急に「合格だった」と言われても、ねぇ。
心の準備って言うものが・・・。
それから帰りの車の中では、やったやったの大騒ぎ。
何でも、面接と言うよりは、既に送ってあった書類の中の
確認事項があっただけだったとか。
係の女性の説明がいろいろとあって、最後に
「説明は以上ですけど・・・何か質問はありますか?」と聞かれて
娘は単刀直入
「あの~。私、入学できるのでしょうか?」と聞いたらしい。
するとその女性は、その質問は予期していなかったようで
「あ、既に書類審査で通ってましたよ。もちろん、OKです
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にこやかに答えてくれたそうだ。
こうして、2月の末から、娘は晴れて日本語学科の大学生。
いつか、こちらで日本語教師、なんてのをやってみたいらしい。
そのための、貴重な第一歩というわけで。
「普段の日本語での会話は慣れているけど、文法やら読み書きやら
やっぱり難しいだろうから、甘く考えてちゃダメだよ?」と
一応、親らしく言えば
「大丈夫!家には24時間、タダで教えてくれる日本語家庭教師がいるし
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「・・・。」
それを、何で私の方を見て言ってるんですか、娘さんよ
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「・・・こらっ
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あはは~じゃないんだよ、もう。
教えるのを期待されても困るんだよ。
私の日本語むちゃくちゃなんだから
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こうして大学生になれたは良いけど、勉強を続けるのは
きっと楽しいことばかりじゃないはず。
それでも、何はともあれ、一件落着ってことで
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頑張れ、頑張れ
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