娘が大学で使っている日本語テキストは、下手な漫才よりも面白い
先日も娘がテキストについているCDを聞きながら
聞き取り問題に取り組んでいたのだけど・・・
なんて言うのかなぁ。
監修はちゃんと日本人だし、CDに出て来る役者さんも日本人で
きちんとした発音なんだけど、ものすっごく不自然な状況が、実に面白い。
例えば“~しましょうか”の言い方の練習から:
『田中さん、カメラは持っていますか?』※この方は女性
『いいえ、持っていません』※田中さんは男性
『じゃあ、あげましょうか?』
『はい、ありがとうございます』
―ちょっとこの人たち、なんか変
この女性、親切すぎませんかね(笑)
カメラを持っていない田中さんに、あっさりとあげちゃうなんて(笑)
それにしても田中さん、このご時世でカメラを持っていないの?
そんなに簡単に貰っちゃうなんて・・・
田中さんには男のプライドってもんが、ないのかい
次。
~してもいいですか?の言い方の練習から:
A「すみません、ここに座ってもいいですか?」※Aさんは男性
B「いいえ、連れが来ますので、座らないで下さい」※Bさんは女性
A「じゃあ、そちらに座ってもいいですか?」
B「いいえ、それもちょっと・・・」
―Aさん、空気を読んでくださいよ
“連れが来ますので、座らないで”って言われたんだから、すぐにあきらめなきゃ
“じゃあ、そちらに座ってもいいか”なんて、いつまでもしつこい男は嫌がられるよ(笑)
こんな感じで、日本語テキスト相手に娘とツッコミを入れて遊ぶのもどうかと思うけど
なんだか、変に楽しい
ついでに、娘の宿題の回答には毎度笑わされている。
先日は、テキストのこういう質問に取り組んでいた。
『あなたは、日本人の友人にアメリカ風の家の造りについて聞かれました。
簡単な絵を描きながら、日本語で説明しなさい』
何じゃい、こりゃ
建築家になるための学科じゃあるまいし。
二人でネットを検索したり、あとは家の広告の図面を参考に、娘は何とか
部屋の平面図を描き、その図面にテキストのリストに出ている
家具やら電化製品などの名前を、日本語で書き込んでいく。
「えっと・・・ここが“台所”で・・・。ここに“でんこレンジ”・・・」
「えっ 何つった、今」
テキストのリストを見ると【電子レンジ】とある(笑)
「あ~、それは"でんし"って読むんだよ」(笑)
「あ~、そっか、そうだった!」と本人は爆笑しながら、書き込む
全部の書き込みが終わって、次の問題は、その図面についての解説を
日本語で5行ほど書きなさいというわけだ。
娘はひたすら黙々と取り組み、やがて
「何とか下書きができたから、ちょっと見て」と言うので、読んでみた。
いわゆる“です、ます調”がごちゃごちゃだけど、何とか読める。
『アメリカだから庭は広いです』とか『車庫がいる』とか、書いてあり
『床は、本でできていたり、カーペットがひいてあります』
「・・・う~ん。これねぇ、わからないでもないけど。
床は“本”でできているんじゃなくて、“木”だよねぇ・・・」
そこで、彼女はまた爆笑。
更に読んでいくと、こう書いてあった。
『居間は広いです。
このつくりかたは、オープンリビングともうす』(≧∇≦)
これには私、悪いけどドつぼに来て
死ぬかと思うほど、笑ってしまった
「こ・・・っ
こらこら、お前、どの時代の日本語を勉強してるの」
娘自身はすぐにそのズレた日本語に気がついて
私と一緒に爆笑しながら、涙目で
「いや~、だってさぁ、あいさつをする時に“何々と申します”って言うじゃない」
「あ、そうか
いや、そりゃそうなんだけど。
確かに敬語では“何々と申します”って言うよね。
でもこの場合はね、えっと、その、だから」
「いや、いいよ。もうわかったから」。(キッパリ)
スパッとその場の空気を切り替える娘。
お母さん、いつまでも笑うのは止めましょう
なんだかんだと、日本語は難し~いっ
先日も娘がテキストについているCDを聞きながら
聞き取り問題に取り組んでいたのだけど・・・
なんて言うのかなぁ。
監修はちゃんと日本人だし、CDに出て来る役者さんも日本人で
きちんとした発音なんだけど、ものすっごく不自然な状況が、実に面白い。
例えば“~しましょうか”の言い方の練習から:
『田中さん、カメラは持っていますか?』※この方は女性
『いいえ、持っていません』※田中さんは男性
『じゃあ、あげましょうか?』
『はい、ありがとうございます』
―ちょっとこの人たち、なんか変
この女性、親切すぎませんかね(笑)
カメラを持っていない田中さんに、あっさりとあげちゃうなんて(笑)
それにしても田中さん、このご時世でカメラを持っていないの?
そんなに簡単に貰っちゃうなんて・・・
田中さんには男のプライドってもんが、ないのかい
次。
~してもいいですか?の言い方の練習から:
A「すみません、ここに座ってもいいですか?」※Aさんは男性
B「いいえ、連れが来ますので、座らないで下さい」※Bさんは女性
A「じゃあ、そちらに座ってもいいですか?」
B「いいえ、それもちょっと・・・」
―Aさん、空気を読んでくださいよ
“連れが来ますので、座らないで”って言われたんだから、すぐにあきらめなきゃ
“じゃあ、そちらに座ってもいいか”なんて、いつまでもしつこい男は嫌がられるよ(笑)
こんな感じで、日本語テキスト相手に娘とツッコミを入れて遊ぶのもどうかと思うけど
なんだか、変に楽しい
ついでに、娘の宿題の回答には毎度笑わされている。
先日は、テキストのこういう質問に取り組んでいた。
『あなたは、日本人の友人にアメリカ風の家の造りについて聞かれました。
簡単な絵を描きながら、日本語で説明しなさい』
何じゃい、こりゃ
建築家になるための学科じゃあるまいし。
二人でネットを検索したり、あとは家の広告の図面を参考に、娘は何とか
部屋の平面図を描き、その図面にテキストのリストに出ている
家具やら電化製品などの名前を、日本語で書き込んでいく。
「えっと・・・ここが“台所”で・・・。ここに“でんこレンジ”・・・」
「えっ 何つった、今」
テキストのリストを見ると【電子レンジ】とある(笑)
「あ~、それは"でんし"って読むんだよ」(笑)
「あ~、そっか、そうだった!」と本人は爆笑しながら、書き込む
全部の書き込みが終わって、次の問題は、その図面についての解説を
日本語で5行ほど書きなさいというわけだ。
娘はひたすら黙々と取り組み、やがて
「何とか下書きができたから、ちょっと見て」と言うので、読んでみた。
いわゆる“です、ます調”がごちゃごちゃだけど、何とか読める。
『アメリカだから庭は広いです』とか『車庫がいる』とか、書いてあり
『床は、本でできていたり、カーペットがひいてあります』
「・・・う~ん。これねぇ、わからないでもないけど。
床は“本”でできているんじゃなくて、“木”だよねぇ・・・」
そこで、彼女はまた爆笑。
更に読んでいくと、こう書いてあった。
『居間は広いです。
このつくりかたは、オープンリビングともうす』(≧∇≦)
これには私、悪いけどドつぼに来て
死ぬかと思うほど、笑ってしまった
「こ・・・っ
こらこら、お前、どの時代の日本語を勉強してるの」
娘自身はすぐにそのズレた日本語に気がついて
私と一緒に爆笑しながら、涙目で
「いや~、だってさぁ、あいさつをする時に“何々と申します”って言うじゃない」
「あ、そうか
いや、そりゃそうなんだけど。
確かに敬語では“何々と申します”って言うよね。
でもこの場合はね、えっと、その、だから」
「いや、いいよ。もうわかったから」。(キッパリ)
スパッとその場の空気を切り替える娘。
お母さん、いつまでも笑うのは止めましょう
なんだかんだと、日本語は難し~いっ