話は前回から続きます
―― 娘のA美の20歳の誕生日と父の日を兼ねてお祝いしようと
私たち一行は ヨークの町の「Settlers' Inn」レストランに行きました ――
早速飲み物を注文して、皆で取り分けて食べるサラダも選んでから
私はメキシカンの“ナッチョス”(左)
娘のA美のカレシ君は“Seafood Basket”(右)を。
私とカレシ君はとりあえずお先にと、ぼちぼち食べ始めました。
ところが
RさんとA美が注文した“Sunday Roast”(日曜日のロースト)セットと
息子のハリーが注文した“Lamb Shank”(羊のすね肉の煮込み)が待てど暮らせど、来ないの
Rさん:「今頃ローストし始めてるのかもなー」
ハリー:「I am SOOOO Hungryー」すっげぇー腹減ったなー
A美:「ひょっとしてセルフサービスだったりして~」
そのA美の言葉に、一同、顔を見合わせました。
も、もしかしてそうなのかもっ
Rさんがお店の元気なお姉さんに聞いてみたら
「あらすみません!!
ローストは外で受け取って頂くことになってるんですけど…
言いませんでしたっけ」
いえ……。初耳です、お姉さん
↓そんなわけで、お外にローストランチを受け取りに行った3人。
ハリーなんてすっ飛んで出て行きましたよ
こうして、店に入って1時間後、全員無事にお昼に辿り着けたのでしたヨカッタネー
↓Rさん、A美は“Sunday Roast”のセット ↓ハリーの“羊のお肉煮込みとマッシュポテト”のセット(ビール付き)
(ビールかワイン付き)
ハリーは未成年につき、美味しいビールは私めが頂きました
悔しそうなハリーでした
ハリーが食べたお料理は、月曜日になると味がもっとしみ込んでいて美味しいのだそうです
どれも盛りが良くて、当分食べ物の顔は見たくないなって―
―長続きしませんでしたが、その時は確かにそう思ったのでした。
ランチの後は、少し近辺をお散歩
これはヨーク名物の吊り橋~
短い橋なんですが、わざと揺すられたりすると怖いんですよー
そこにいる絶叫系大好きなお友達(例えばちゃんやちゃんやちゃんなど)には良いけど
私なんてどっかの小学生に横向きに橋を揺すられて
「ひいぇええ~~っ!!!」って情けなく橋の真ん中で立ち往生したんだからー
この橋がかかっているのはAvon River(エイボン川)と言います。
なんかお肌がつるつるっとなりそうな川ですわね
そこから一同車に乗って、見晴らし台へ
ここへ来るたびにこの岩場で遊びまくるハリーです
クイズ:去年のハリーはどれでしょう
ハリーはもういいから、ちょっと置いといて… 周りの風景を
写真に見える黄色っぽい原っぱはCanola(アブラナ?)の畑です。
帰りに車で通りかかった、その畑です。
帰りの車で、助手席のハリーは首を右に左にカクカクさせて爆睡
真後ろにいた私はその様子が面白いので、ビデオモードで撮影をして遊んでいました
ああしかし、だがしかし 駄菓子菓子、デスカ・・・?
ダ、ダ、ダ、ダーーンッ!!!(ベートーベン第五だっけ?)
丘の下り坂をつるつるするする走り降りて行くウチの車に向けて
左の道路わきで何やらピカッと光ったではありませんか
夢の中にいるハリーを除く全員がほぼ同時に
「オーノォォォ~~~」
はい、そうです
Rさん、スピード違反取り締まりカメラに撮られましてございます…
多分5キロオーバーぐらいなのでそれほどダメージは無いと思うけどー
何もこんなめでたい日にカメラを設置しなくても良いじゃないさっ
…って逆切れは止めとこう
まぁ、なんつーか、ほれ…
私も呑気にハリーのカクカクなんて撮ってないで
もっと外の物体に気を付けてれば良かったんだよねー
…って、そうじゃなくて~。
スピードに気を付けるよう、もっと注意してあげないと
なんだか、どっかでずっこけなければ気が済まないお~たむ家のようです
ま、いいやいいや。
最後んとこでまずったけど、それまでは大いに楽しめたし、ネタもできたしキニシナーイ
そして次回、完結編はようやっとケーキの写真が乗るような気がしてきました
ケーキ、期待しないでねドウシヨ・・・