Always Autumn

Letter from Perth

“Black Sunday” ~パースのブッシュファイヤー~

2011-02-07 12:33:30 | この国とかパースのお話
ちょこっとお久しぶりです



昨日(6日・日曜)から南東部の丘の地域や、他数か所でブッシュファイヤー(山火事)が発生し
そのうちの1か所の火事は我が家からも近かったみたいで、家の庭に、灰がハラハラ飛んで来ていました。


家の真上を消防隊の飛行機が何回も行ったり来たり。

私も一日中、緊張していました。


飛行機からの消火活動も、大変危険なお仕事です。

どうかお気をつけて。


先ほどのニュースで、東南部の丘(Roleystone)の山火事では
強風により消火活動が難航、41戸が焼失との報道がありました。

火事の原因は、誰かが使っていた工具が発した火花ではないかと。

乾燥と強風で、あっという間に火が広がってしまったのかな・・・。

火事で閉鎖された主要道路沿いの家に、友人が住んでいるのでそっちの状況も心配。


消防士の方お一人が怪我をされ、他の隊員の方も煙を吸い過ぎて治療を受けられたそうです。

昨晩のニュースでは、被害は60棟にも及ぶかもしれないと伝えられましたが

消防士の方々、命がけで物凄くがんばってくださったんだな~と、胸がいっぱいになります。


私の家の方は大丈夫なのですが
義母はRoleystoneのおひざ元、山火事の警戒地域の町に住んでいます。


風向きによって、どうなるかわからない状況なので
昨晩は義母を我が家に避難させてあげて、様子を見ることにしました。

義母を迎えに行ったRさんとハリーの話によると、家の後方の丘に火が上がっていたとか。
多分、義母の家のあたりまで火は来ないと思うけど万が一ってことがあるので。


でもあの煙の町に年寄り一人は心細いよね。

やっぱり迎えに行って良かったー・・・。

なんとなく早く目覚めて、眺めてみた今朝の空は綺麗でした。


で、先ほど義母をいったん送って行ったRさんの報告によると、彼女のお家一帯は無事とのこと。

多分、今夜も迎えに行って念のためにもう一泊させてあげることになるでしょう。




ほんとに今年は、しょっぱなから災害が多すぎ。

昨日のお昼のニュースで、住民の女性の一人が火の手が迫る家にホースで水を撒きながら

「もう、逃げないとダメみたい。ほんとに、洪水だの山火事だの…

オーストラリアに住む私たちは、あとどれだけ耐えなきゃいけないのかなって思う」

涙ながらにリポーターに答えていた姿が、また他人事では無く。

頼もしいオージーたちにも限度ってものがありますよね。


そう言えば、173名の犠牲者を出したあのビクトリア州の山火事から今日で2年目。

記憶に新しい、悲しい災害でした。

なんだかな~…魔の2月という感じです。

火事も洪水も無い年ってないもんかな。

がんばれ、オーストラリア!

早く火事が消えてくれますように。

早くクイーンズランドやビクトリア州の水も引きますように。


A美がこの写真はなんか好き(ボケてるんだけど)と言ってくれたのでアップしとこう。



ところで、私ごとですが
5日・(土)の夕方、楽しかった家族旅行から帰って来ました

パースからひたすら南へ下って戻って、全走行距離、約1300キロ
(途中、珍しくRさんが道を間違えたりしたので、想定外の90キロ増し)。

そのうち半分ほどはハリーが路上運転練習の25時間を消化するために頑張って運転してくれました。

その旅行記は、ぼちぼち書いて行きたいと思いますので、またお付き合いくださいませ




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