この時期に着飾って出かけることへの葛藤はありながら、土曜日に茶道会館で開かれた桜下茶会のお手伝いへ行ってきました。
年明けから準備を重ねてきたこと、他のお席主の方々から自粛のお申し出がなかったこと、被災地に配慮しながらもやはり変わりない日常を送ることは大切との判断で、中止することなく開催となりました。
それでも義損茶会に変わり、募金箱が設置されていました。
お客様のほとんどが胸を痛める毎日で、久しぶりに気分転換になったとおっしゃっていただきました。
真の間 | 裏千家 | 茶道会館 |
明々軒 | 御家流香道 | 桂雪会 |
絵馬席 | 表千家不白流 | 岡田宗信先生 |
至誠軒 | 裏千家 | 羽田宗滉先生 |
市 松 | 裏千家 | 梶谷宗里先生 |
峰春亭 | 表千家 | 風間宗厚先生 |
山茶屋 | 煎茶道静風流 | 栗原光恭先生 |
点心席 | 山里 |
今回はほとんどお茶席へ入らず(半東を1度だけ)、外で受付やら下足やらを担当したので、写真が撮れず残念。。。
桜づくしのお取り合わせでした。
腰掛 | 「無事」 | 立花大亀 | |
寄付 | 吉野山 画 | 伊川院 晴川院 合作 | |
本席 床 | 古今集 | 飛鳥井雅章 | |
花 | 季のもの | ||
花入れ | 竹一重 | 銘 山里 | |
香合 | 扇面 | 藤田喬平 | |
風炉先 | 斐伊川和紙 | 井谷伸次 | |
釜 | 松鶴紋丸釜 | 大西浄長 | 鵬雲斎大宗匠箱 |
炉縁 | 鈴蒔絵 | ||
棚 | 北野棚 | ||
水指 | 萩三嶋 | 納富晋 | |
棗 | 時代桜蒔絵 | 江戸中期 | |
茶碗 | |||
主 | 花筏 | 香雲 | 鵬雲斎大宗匠箱 |
替 | 鶴絵 | 虫明焼 | |
茶杓 | 「花衣」 | 井口海仙 | |
建水 | モール | 浄益 | |
蓋置 | 一葉 | 金井紫晴 | |
水次 | 海松波蒔絵 | ||
煙草盆 | 若菜かご | ||
火入れ | 紅志野 | 呂山人 | |
菓子 | 桜の園 | 松華堂 | |
鉢 | 桜花 | 半七 | 鵬雲斎大宗匠箱 |
お茶 | 松の白 | 上林 | |
替茶器 | 一入 赤楽 |
それから、券代の半額を義捐金とされたそうです。
茶人は、松風(釜の湯が沸く音)を絶やしてはいけないのですね。