東山花灯路では、
北は青蓮院から円山公園・八坂神社を通って、南は清水寺までの散策路約4.6キロに、
京焼・清水焼、京銘竹、着た山杉磨丸太、金属工芸、京石工芸の5種類の露地行灯が
約2400基も設置されているんです。
木々に揺らめく陰影や、石畳に映えるほのかな灯りが本当に幻想的。
京都ならではのイベントです。
トップ画像は清水寺のライトアップ。
私らはここから、高台寺、円山公園へと散策をしました。
スタート地点で甘酒を飲み、気合十分!
振袖姿のわりに、意外とみんな元気元気でした。
姿勢がピシッとするせいでしょうか、所作もピシッとしたりして。
なんかうちら、それっぽかったですよw
散策途中、狐の嫁入りに遭遇!
東山一帯、高台寺周辺というのは、昔、無縁仏が多く、
百鬼夜行があらわれたといわれており、この「狐の嫁入り」もその一つらしいです。
あ、お面の下は、かなりのべっぴんさんでした
未婚の女性が参加すると良縁に恵まれるそうです。
来年、私乗らなきゃw
高台寺の公園花舞台では、様々な演目が催されていました。
よく歩いたので、休憩がてらこの花舞台の席に腰を下ろしました。
この日はラッキーなことに、京都市登録無形民俗文化財に指定されている
千本ゑんま堂大念佛狂言を見ることができました。
「土蜘蛛」という演目を鑑賞したのですが、これは京都の三大念仏狂言の一つらしく、
この「土蜘蛛」でまかれた蜘蛛の巣の一部を財布などに入れておくと、災難や渡欧何から逃れられ、
お金がたまるらしいのです!
演目で、ドハデにまかれた蜘蛛の巣(細い和紙ですけど)に群がる人・人・人。
いつもよりボリューミーなアテクシの頭に蜘蛛の巣が引っかかり、ちゃっかりgetしましたよw
即、財布に入れました。ラキー♪
続いての演目は、我が大学能楽部のお能です。
偶然、研究室の後輩ちゃんが出演していて、お互いビックリ。
さらに、かつてのクラスメイトもOBで参加していて、これまたビックリ。
緊迫した空気の中、見事なお能を披露してくれました。
ほんまかっこええわー。
ラストは、待ってましたよ!!!
学校近くのとんかつ屋のマスターが塾長をされている雅楽のliveです。
マスター素敵すぎ(写真右)
演目前、にぎやかしに思わずみんなで「マスター」コールしちゃいました
そしたらマスター、小さくピース
そして、いつの間にかビデオ係にまで任命されていたアタイらでした。
演奏はね、もう感動。
「越殿楽」はホント雅です。
心が洗われる感じとは、こういう音楽のことでしょうね。
ギターとシンセと歌を組み合わせた新ジャンルな音楽もご披露してくださいました。
京の町を綴った、なんだか懐かしくなる曲調で、
雅楽の楽器とギター、シンセ、歌が見事にマッチングしていました。
素敵、素敵
マスターみたいな生き方、いいですね。
あんな年のとり方していきたいなぁ。
マスターのliveには、学校関係者も結構来ていたので、ちゃっかりご一緒しつつ、
最後にはマスターとうちら研究室仲間で写真を撮っていただきました
この日、一日で本当に京都を満喫した気がします。
もう、語りつくせぬほど充実した一日でした。
この2年、ようがんばったアタイらに最高の御褒美となりました。
修了式の数日後、即行とんかつ屋行ったw
ま、しゃぶしゃぶ定食食べたんだけど