胸鰭の棘
2009-02-15 | 富戸
これは富戸の砂地で出会ったセミホウボウです。
まだ若魚で、体に比べて胸鰭がやたら大きく見えますね。
この胸鰭の先端の棘が、結構痛いんです!
むかし富戸港の浅瀬で、ウエットスーツを着ようと海に入ったら、このセミホウボウの大きなのが水深30cm位のところでジッとしていたので、そーっとすくったらすくえてしまったんです。
皆に見せようと、尾鰭の前のくびれた所を掴んで逆さまに持ち上げたとたん、体を激しく左右に振り、胸鰭の先端の棘が握っていたクーの手にグサグサっと突き刺さったのでした!
哀れクーの手から水面に、ポタポタと赤い血潮が滴り落ちたのでした!!
自業自得とは言え、すぐ潜らなければならず、グローブをはめるのも痛かったんですが、「大丈夫、大丈夫!」と言いながら心の中で…棘に毒があったらどーしよぉ~…なんぞとビビりながらエントリーしたのを思い出しました。
今更ながら、やたらに素手で棘のあるお魚を捕まえたりしてはいけないと、自戒新たにした次第です!!