これは、西伊豆・大瀬崎で出会ったサラサエビです。
エビと言えば先週、市川海老蔵さんの父、『市川團十郎』さんが逝ってしまいました。
昨年暮れの『中村勘三郎』さんに続いての訃報は、日本の伝統芸能『歌舞伎』にとって大きな痛手となってしまいました。
團十郎さんは、先人の歌舞伎を追求し、自分の型を伝統のなかに作り上げた役者さんでした。
四月の新歌舞伎座には、勘三郎さん共々さぞかし出たかったろうと思います。
大看板を二枚も失くしてしまった歌舞伎界の人気を、これから支えなければならないのは、若い役者さん達です。
クーが期待してしまうのは、勘三郎さんタイプの『市川猿之助』さん、なんだかんだと言っても華のある『市川海老蔵』さん、やっぱり歌舞伎役者の血が流れていた『市川中車』さん、なんかが引っ張って若い新規の観客を引き付けなければ、歌舞伎は廃れていってしまうかもしれません。
歌舞伎を、「解る人間だけが観賞していれば良い」時代は終わりましたね!