昨年の3月にHDDのトラブルで引退させたiMacですが、自宅のwifi環境の再整備もしたので、別室でも使えるようにダメ元で修理することにしました。
液晶パネル前面のガラスは磁石で固定されていますので、吸盤でくっつけて外します。
液晶パネルは、トルクスネジで何か所か固定されています。外したネジが近くの磁石にくっ付いたり、奥に落としたりしないように、ピンセットで保持します。
液晶パネルと基盤が大小4本のケーブルで接続されていますので、それぞれを取り外していきます。
一番、難儀したのが一番大きい、リボンケーブルです。
基部の差込口から抜き取るのですが、狭いスペースでどのように接続されているかはっきりしない状態で、抜き取り用のリボンが目に入ったので、適当に引っ張ったら外れました。。。これがそもそもの間違い、、、この時に接続状態と取り外し方法をちゃんと確認すべきでした~
まぁ、液晶パネルが取り外せたので、内蔵HDDの取替準備にかかります。
iMac27inchの外付け起動ディスクとして利用していたSSDを取り出して、汎用の変換ケース(センチュリー 裸族のインナー CRIN2535)に入れ替えます。
そして、中央部の内蔵HDDを取り外します。この時、内蔵HDDに付いていた温度センサーも外しましたが、このままでは、冷却ファンのコントロールができないので、ソケットをクリップを使ってショートさせて、ファンの回転を抑えます。
そして、逆の手順で元に戻す訳ですが、案の定、例のリボンケーブルの取り付けで失敗してしまいました、、、差込口をちゃんと確認せずに、当初、基盤と垂直に近い形で、ソケットを押し込もうとして、ソケット先端を破損
という事で、これにて撃沈 本日は終了~~~ 作業継続の気力も萎えて、取り付けたSSDとメモリを回収し、iMacを廃棄するために、倉庫まで運び込みました
そして、後日、、、今回の失敗の検証を行うため、交換作業をNetで検索して、じっくり勉強です(最初にやっとけばよかった~)
で、失敗して破損させたケーブルですが、Amazonで売っているのを発見し、再度、挑戦するモチベーションが湧いてまいりました
倉庫からiMacを回収し、今度は落ち着いてじっくり作業できるよう、別室(LEGO部屋)に運び込みました~
基盤側の端子は小さい方ですが、先端部が欠けてしまってます。トホホ
おまけに、基盤側の差込口も一部変形しているのを発見 、、、
時計修理用のルーペー(キズミ)とピンセット、精密ドライバーを持ち出して、変形箇所を修正しました。
そして、液晶パネルを設置する際、奥の狭い箇所での作業よりも、液晶パネル側の大きめのソケットを接続させる方がやり易いと思い、先に基盤の接続をしてから、逆に液晶パネル側を接続することにしました。
今度は、ちゃんと差し込まれているのをキズミでも確認しました。
作業後の電源ONで、リンゴが現れて、一安心です。。。