昨日、伏見ミリオン座へ今年最後となる映画を観に行ってきました。朝から2本です。
まず最初に観たのは、「I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ」。この映画は、チャンドラー・レバック監督
の自伝的ストーリー ということで、事実に基いているとも言えるし、予告編が面白かったのもあり
観ることにしました。もっとも監督は女性なのにわざわざ性別も変更したのも興味深い。
映画好きなら、どんな映画オタなネタが出てくるのかとかも楽しみなところでもありました。
内容は、カナダの田舎町で暮らす高校生ローレンスは映画が生きがいで、ニューヨーク大学で
トッド・ソロンズ監督から映画を学ぶことを夢見ている。社交性に乏しい彼は唯一の
友人マットと毎日つるみながらも、そんな日常が大学で一変することを願っていた。
高額な学費を貯めるために地元のビデオ店「Sequels」でアルバイトを始めたローレンスは、
かつて女優を目指していた店長アラナらさまざまな人たちと出会い、奇妙な友情を育んでいく。
そんなある日、ローレンスは自分の将来に対する不安から、大事な人を決定的に傷つけてしまう。
思っていたのとは違う感じだったが、良い映画でした。もっとコメディ色の強い映画化と
思っていましたが、どちらかというと青春ストーリーといった感じでしたね。主人公は、
精神に問題が、ありそうそうな病んでいる感じ。もとからそうなのかね、だとしたら、
そっち方面の病院は行ってないのかなあと、ちょっと不思議におもったりした。
もっともそれが病的なモノでなく、ただの性格だったらかなりヤバめの人だね。
バイト先が、寛容なところで良かったよ。普通だったら、早い段階で解雇だよ。
そんなバイト先でも色々騒動を起こしつつ、少しは成長していったので良かったですけどね。
やりたい放題の主人公に、笑えるよりもいい加減にしろよとなる映画かもしれません。(笑)