日曜日、午前中に伏見ミリオン座で映画を1本観ました。観た映画は。「型破りな教室」です。
先週末は、土日で2本と少な目。前の週は0本。年末年始でバタバタしてきているのもあって、
映画を観ることが少なくなってきました。
この映画は、犯罪と貧困が日常化した地域の小学校に赴任した教師が、型破りな授業で
子どもたちを全国トップの成績に導いていく姿を、2011年のメキシコであった実話を
基に映画されたとのことだったので、事実に基づいた映画なので観ることにしました。
内容は、アメリカとの国境近くにあるメキシコ・マタモロスの小学校。子どもたちは
麻薬や殺人といった犯罪と隣りあわせの環境で育ち、教育設備は不足し、教員は意欲の
ない者ばかりで、学力は国内最底辺だった。6年生の半数以上が卒業を危ぶまれるなか、
出産のため辞職した6年生の担任の代役として、マタモロス出身の教師フアレスが
赴任してくる。子どもたちはフアレスのユニークで型破りな授業を通して探究する喜びを知り、
それぞれの興味や才能を開花させていく。しかし、思わぬ悲劇が彼らを襲い……。
悲劇があったものの、痛快な内容。型破りな教師が、それこそ色々な悪しき慣習を
壊しながら、周りからは白い目で見られながら、また自身も悩みながらも、子ども達を
導いていき、また子ども達もそろぞれの分野で能力を開花させていくのが素晴らしい。
フアレスが、100年前から変わっていないと言ったメキシコの学校内容は、日本の学校教育と
たいして変わらない。そう考えると日本の教育も大丈夫なのか?と思ったりもする。
フアレスは、国のための歯車をつくる教育と古い教育制度を例えていて、まさしく
日本じゃんと思った。型にはまった秀才はいっぱいいるけど、突き抜けた天才が
能力を発揮できにくいのが日本だったりするのかも。まあ私立なら、色々工夫している
学校もあるかと思いますが。それと日本ってつくづく治安が良いんだなあと思うし、
教育格差が出てはいるけどメキシコとかみると、まだまだ恵まれていると感じる。
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