平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ハリエット

2020年06月16日 23時54分20秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日、観た映画の2本目は「ハリエット」。
ハリエットは実在したアメリカの奴隷解放運動家の人生を描いた映画。
ちょうど今、黒人差別に対するデモ等が活発になる中での封切なり、
これは観ておかないといけない映画じゃないかなあと思い、観てきました。


あらすじは、1849年、メリーランド州。ブローダス家が所有する農園の奴隷として
幼い頃から過酷な生活を強いられてきたミンティは、いつか自由の身となって
家族と一緒に人間らしい生活を送ることを願っていた。ある日、奴隷主エドワードが急死し、
借金の返済に迫られたブローダス家はミンティを売ることに。家族との永遠の別れを
察知したミンティは脱走を決意し、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州を目指して旅立つが・・・。


こんな人生を送った人が実在することに驚き。たった1人で160キロを逃走し、
ペンシルベニアまで行けたことも凄いが、そこで自由の身になれたにもかかわらず、
危険を承知で、今度は家族をはじめ何度も奴隷解放のために南と北を行き来する
運動家にまでになるところが凄い。彼女が人を導いて脱出する時にあたかも
神からの啓示の予知夢でピンチを乗り切るみたいな演出はちょっとねって感じだが、
彼女の意思の強さみたいなモノは神がかっていたのかもしれない。実際に「モーゼ」
と呼ばれ懸賞金がかかっていたのは事実らしいので。
そんな彼女は新20ドル札のデザインに採用され、当初は今年発行予定だったが、
偽造を防ぐためのデザイン作成が遅れており2028年までにはタブマンの新紙幣は
公開されないと発表されている。又、トランプが大統領に就任して以降は、
タブマンの20ドル札についてのすべての情報が米財務省のウェブサイトから消滅
しているが、彼女をデザインした新20ドル紙幣がちゃんと発行されることを願いたい。
大統領自らがいまだに黒人差別では、本当に人間の進歩のなさを示している。
「ナイチンゲール」の時も書いたが、コロナ禍でアジア人も差別の対象になった。
いや、コロナがなくてもアジア人であることで未だに欧米では差別はあるのだ。
あのイチローだって差別的扱いを受けたことはあると言っている。
人類は植民地時代から、人種差別については全く進歩していない。









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