平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

未来へのかたち

2021年05月09日 23時59分59秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日観た2本目の映画は。「未来へのかたち」。
事実に基づいた話ではないが、舞台が愛媛の焼き物の町「砥部町」で、
ストーリーのようにオリンピックの聖火台ということはないが、
実際に地球を模した砥部焼の壺“生命の碧い星”の国連欧州本部寄贈や
国体のトーチ台に砥部焼が起用されたことに着想を得ていることもあって
興味が出てきてたので、観ることにしました。出てる役者さんも良かったしね。


内容は、愛媛県にある焼き物の里・砥部町を舞台に、壊れてしまった家族が陶芸を通して
絆を取り戻していく姿を描いた人間ドラマ。砥部町で小さな窯元を構え、新しい砥部焼の
スタイルを追求する新進気鋭の陶芸家・竜青は、町をあげて実施されたオリンピック聖火台の
デザインコンペを勝ち抜くが、採用されたデザインは身に覚えのないものだった。それは
竜青の娘・萌が彼の名で密かに応募していたもので、実現させるには敵対している老舗窯元の
父・竜見の技術が必要だった。そんな折、竜青の兄・竜哉が10年ぶりに町へ戻ってきて、
「母の死」にまつわる父子の因縁が再燃する。


父子3人の複雑で、それぞれが胸にしまっている思いで、なかなか修復できなかった3人が
オリンピック聖火台作成を機に繋がっていくのだが、まあ色々あり過ぎるというか、もう一歩
素直に思いを言えてれば的なところもあるのかなあ。窯元という職業柄というところもあるのかも。
そうそうコンペとかで、町一体でとかなるのかと思いきや全然そうでないところは妙にリアル。
実際はどうなのかわからないが、窯元もそれぞれの事情があるからなあとか考えさせられる。
話の筋的には見え見えのところだが、コロナ禍ではこういうホッコリできる映画もありだと思う。
母親の遺品が出てくるシーンは、母親がその場所を見つけるように導いたのかなとか思い、
父子の絆が戻ってくる印象的なシーンで胸が熱くなったところでもありました。
実は砥部焼は知らなくて、この映画で初めて知った。こんな時じゃなければ、この映画観て、
実際に砥部に行ってみたくなる人もいるんではないかなあ。焼き物町らしく、町の至る所に
焼き物があったしね。心が温かくなる映画でした。













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