ジョーンの秘密

土曜日に名古屋で観た最後の映画は、「ジョーンの秘密」です。
これは、マイブームの実話に基づいての話だったので、
観ることをすぐに決定しました。
第２次世界大戦中にスパイを働いた容疑で逮捕された女性の実話。


あらすじは、スパイ容疑で逮捕された80代の老女の数奇な実話をもとに映画化。夫に先立たれ、
仕事も引退し、イギリス郊外で穏やかな一人暮らしを送っていたジョーン・スタンリーが
突然訪ねてきたMI5に逮捕されてしまう。彼女にかけられたのは、半世紀以上も前にロシアの
KGBに核開発の機密情報を漏えいしていたというスパイ容疑だった。ジョーンは無罪を主張するが、
外務事務次官のW・ミッチェル卿の死後に見つかった資料などから、彼女の驚がくの過去が次々と明らかとなる。


多くのレビューで核開発の機密を色恋で騙されて漏えいしたように書かれているが、映画を観た感じ、
色恋で機密をもらしたのではなく、広島と長崎にアメリカが原爆を実際に落としたことがきっかけ、
じゃないのかなあと思った。まあ、そういうものの色恋の部分で共産主義が植えつけられた事も
起因してるのかもしれないが・・・。情報漏らした時はその彼よりも一緒に研究している教授、
のちの夫のことが好きになっていたような気がするしね。彼女がロシアに機密を漏らした理由というのが、
何とも深い感じがする。それが正しかったのか間違っていたのかは、何とも言えない感じだ。
彼女は彼女なりの信念をもって世界のためにそうしたと自分では思っていたようですね。
我が国に落とされた原爆が、こんな形で世界に影響を与えていることも感慨深いです。
ちょうど、広島と長崎に原爆が落とされた日の週末に合わせての封切りだったのでしょうか。





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