花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

Kenkoテレプラス2倍 MC7 DG

2008年03月16日 21時36分24秒 | Weblog
2倍テレコン。
これを本体とレンズの間にかますことによって更に2倍のズームを得る。
その代わり絞り値も2倍になってシャッタースピードは壊滅的なことになる機械である。
テレコンにも純正からサードパーティ各社のものがあるが、ミノルタ/ソニー純正のものは対応レンズがごくごく限られてしまう。
タムロン・シグマのものは、有るという話だが店頭で見たことがない。
ケンコーのものは中古品を以前店頭で試させてもらったところ、論外な画質になったので却下した。
が、新品でならそれより新しい世代のデジタル対応版があることに気付いて、試し用の何かがないかと聞いてみたら新品を開けて試させてもらえた。
で、やってみたら画質的にはまぁ許容範囲であったのと、今更スルーしがたい雰囲気になったので購入した。
因みに、上位機種のデジタルテレプラスPROはC/Nのみでα用がラインナップされていない。


500レフに咬まして1500mm望遠で月を撮った。ノートリミングで縮小。
拡大してもクリアではない。
もともと500レフはファインダーでピント具合の分からないレンズだが、余計分からなくなるので実用性は皆無。
しかし、なかなか壮観な図ではある。


ISO1600、F13、SS40でトラツグミ。
500レフは諦めて、100-400に装着。
こちらならまだもう少しピントあわせが出来る。
マニュアルには「被写界深度が浅くなるので200mmまでのレンズで使用して下さい」みたいなことが書いてあるが、とりあえず使える。
1200mm望遠になるが、1/40秒シャッタースピードの手持ち撮影で、一応の絵になる程度には撮れている。α700のテブレ補正は優秀だ。


ピーカンの直射日光下なのにISO400でSS80のシメ。
50%に縮小後853*1280にトリミング。条件が良いと綺麗に写る。
これくらいに写せれば値打ちがある。