花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

頬白 6

2008年03月30日 21時04分16秒 | 
普段、姿以上に鳴き声が地味なホオジロだが春には高らかに歌う。なかなかに綺麗な声だ。
聴く人が聴けば、この声が「一筆啓上仕り候」「源平躑躅白躑躅」と聴こえるらしい。
困ったことに私にはチピチピとしか聞こえない。


歌うときだけは気張って木の上にも出てくるが、終わると藪の中に戻ってゆく。
まだ練習中のタイミングであったか。



オマケに、雰囲気は良く撮れたが書くことを思いつかなかったので死蔵にしていた写真。

アオジとホオジロメス。
ホオジロはよく撮ってるがオオジュリンという似たやつが混じってることはないかとフト思いたって探してみたが、無かった。

この辺の背景に緑色が入ってくるのはまだもう少し先。

土佐水木

2008年03月30日 00時09分25秒 | 春夏の花
招善寺から御所の木蓮に行く前に、下調べした大徳寺芳春院の木蓮もチェックしようとしたら通常非拝観じゃないか意味がないじゃないかタクシー屋のホームページ。
そういうわけで、当ては外れたが咲いていたトサミズキを代役に撮った。
青空に映える陽性の花である。
花の一つ一つを見ると変な形で美しくはないが、とりあえず黄色くて良い。
白や赤の花と違って、黄色い花は日向しか似合わないが日向にあるとそれだけで良い。
土佐の名が更に似つかわしい。


壁を背景にもう一枚。
人工物とも似合う。
大自然の風景とは似合わない花ではないかとも思う。