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野鳥・99~ツグミ3

 大栗川公園付近の落葉樹に止まっている「ツグミ(鶫)」。ヒタキ科ツグミ属の冬鳥で夏季にはシベリア地方で繁殖し、10月頃に日本に大量に渡来し積雪の無い地方の農耕地や野原などで越冬し、3月頃に北へ帰っていく。全長は24~25センチで地面にいる虫を捕食する。地面にいる時はじっとしているかと思うと、ピョンと跳ねてまたしばらくじっとする。まるで“だるまさんが転んだ”で遊んでいるようだ。
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イタビカズラ・1~葉痕

 クワ科イチジク属の「イタビカズラ(崖石榴)」。東北地方~沖縄県の林縁に生育するつる性常緑木本で雌雄異株。枝から気根を出して岩や周囲の樹をよじ登ったり地表を這う。イタビカズラの幼葉は同属のオオイタビの幼葉と同じように小さく区別が難しいが、オオイタビの成葉がやや肉厚になり先端が尖らないのに対して本種の成葉は肉厚にならず先端は尾状に伸びる。葉痕は半円形で維管束痕ははっきり見えない。
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