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クズ

 松木公園付近の雑木林で蔓を伸ばしている「クズ(葛)」。マメ科クズ属のつる性多年草で、古来よりこの根から採れるくず粉を食用や民間薬として利用してきた。秋の七草のひとつでもある。しかしその繁殖力はすさまじく野山では高木を丸ごと包み込むように蔓を伸ばしている。アメリカではクズの繁茂が環境に重大な影響を与えており侵略的外来種とされ“ 悪魔の植物(devil plants)”とも呼ばれている。写真はクズの葉痕でパンダのような顔が見える。
『ボクはあくまなんかじゃないよ 根はおいしいし、かっこんとうもできるよ』
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野鳥・108~タヒバリ2

 畑地で地面の昆虫や種子を採餌している「タヒバリ(田雲雀)」。ヒバリの名が付くがヒバリとは無関係でセキレイ科タヒバリ属の冬鳥。ユーラシア大陸東部の亜寒帯地方、千島列島やアラスカなどで繁殖し晩秋に朝鮮半島や日本列島の積雪が少ない地域に渡ってくる。体長は16センチほどで警戒心が強く人間が近づくと一斉に飛び立つ様子や地上の歩き方などがヒバリに似ているので名付けられている。そういえばヒバリの鳴き声は聞いたことがあるがその姿を撮ったことは無かった。

♪♪雨 さんさんと この身に落ちて
  わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして
  人は哀しい 哀しいものですね
  それでも過去達は 優しく睫毛に憩う
  人生って 不思議なものですね
  風 散々と この身に荒れて
  思い通りにならない夢を 失くしたりして
  人はかよわい かよわいものですね
  それでも 未来達は 人待ち顔して微笑む
  人生って 嬉しいものですね
  愛 燦々と この身に降って
  心秘そかな嬉し涙を 流したりして
  人はかわいい かわいいものですね
  ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う
  人生って 不思議なものですね
  ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む
  人生って 嬉しいものですね
(『愛燦燦』 作詞・作曲:小椋佳 歌:美空ひばり 昭和61年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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