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野鳥・87~キセキレイ4

 昭和記念公園"とんぼの湿地”で見掛けた「キセキレイ(黄鶺鴒)」。セキレイ科セキレイ属の留鳥もしくは漂鳥で平地や山地の水辺に生息している。体長は20センチほどで同属のハクセキレイに比べると警戒心は強い。写真の個体は黄色い羽が腹部だけなのでおそらく幼鳥と思われる。成鳥は胸の辺りまで黄色くなる
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ヤブデマリ・3~頂芽

 ガマズミ科(←スイカズラ科)ガマズミ属の「ヤブデマリ(藪手毬)」。関東地方以西の山野の湿り気のある林縁に生育する落葉小高木で初夏に散房花序を出して白い花を咲かせる。株元からは十数本のひこばえが真っ直ぐに伸びておりその先端には頂芽がある。2枚の芽鱗が両手を拡げたように見えてとても可愛らしい。枝にある冬芽より大きい。
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センダン・5~ヒヨドリ

 長池公園“尾根幹線口”に植栽されている「センダン(栴檀)」。センダン科センダン属の落葉高木で初夏に淡紫色の5弁花を咲かせ晩秋に果実が稔る。果実は核果で果肉はほとんど無く野鳥には不人気。冬の間も枝に長く残っていることが多い。他の果実があるうちはヒヨドリはセンダンに見向きもしないが、食べ物が少なくなると漸くこの樹に群がる。ヒヨドリは果実を丸呑みするが中の核は消化できずにそのまま排泄することになる。とにかくたくさん食べてお腹を膨らますのだろう。
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