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リョウブ・2〜冬芽

 リョウブ科リョウブ属の「リョウブ(令法)」。北海道~九州の低地や山地に分布する落葉小高木で夏に枝先に長さ15~20センチの総所花序を出し白い小花を多数咲かせる。冬芽は円錐形で芽鱗は早めに落ちて裸芽が現れる。表面には琥珀色の軟毛が密生しており、早春の光を浴びて輝く黄金の王冠のように見えた。
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ウメガサソウ・4〜清水入緑地

 清水入緑地の林内に生育している「ウメガサソウ(梅笠草)」。ツツジ科(←イチヤクソウ科)イチヤクソウの常緑小低木で背丈はわずか6~7センチ。草の名前があるが、茎はしっかり木質化している。15年前に初めて見つけた時にはここでしか見られないと思っていたが、その後、大平公園や柳沢の池公園の林縁などに生育しているのを知り、また高尾山の登山道脇でも見られた。初夏に茎頂にウメのような花を一輪咲かせ果実は晩秋に稔る。冬の間は枯れ草の間でこのような姿が見られる。
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