野鳥･103～セグロセキレイ2

　大栗川と大田川の合流地点で見掛けた「セグロセキレイ（背黒鶺鴒）」。セキレイ科セキレイ属の留鳥もしくは漂鳥でほぼ日本だけに生息しており日本固有種とも言われている。ハクセキレイに良く似ているが、ハクセキレイの目の部分は黒く頬のあたりは白くなるのに対して、セグロセキレイは目の上から鼻先は白いが目の周りから肩や背中に掛けて黒い部分が繋がっている。ハクセキレイより警戒心が強く人影に気付くとすぐに逃げてしまうのでなかなか間近で撮れない。

ガマズミ･4～冬芽

　ガマズミ科（←レンプクソウ科←スイカズラ科）ガマズミ属の「ガマズミ（鎌酸実･莢迷）」。夏に純白の花を咲かせ秋に真っ赤な果実を稔らせる。冬芽は毛むくじゃらで外側の芽鱗が少し開き内側の芽鱗が見えている。葉痕には3つの維管束痕があり上を睨んでいた。