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野鳥・105~カワセミ雄5

 カワセミ科カワセミ属の「カワセミ(翡翠・川蝉)」。度々の登場になるが今回は初めて大栗川公園付近で見掛けたので記録として撮った。カワセミは水質汚染のために一時期数が減っていたが最近は水質改善で都心部でも目撃されている。その羽色は羽毛に色があるわけではなく羽毛の構造によって発せられる“構造色”で晴れた日と曇りの日では色が異なる
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ヒイラギナンテン

 小山内裏公園の遊歩道脇に植栽されている「ヒイラギナンテン(柊南天)」。メギ科メギ属の常緑低木で早春に直径7~8ミリの黄色い花を総状に咲かせる。花弁は6枚で9枚の萼片も黄色いので全部か花弁のように見える。雄蕊は6本ありその基部を爪楊枝などで突くと雄蕊はググっと雌蕊に近づく。これは蜜に集まる昆虫の背中に花粉を付ける仕組みの“震動傾性(seismonasty)”と呼ばれるもの。傾震性、傾震運動、振動傾性、震動傾性運動などとも呼ばれる。写真は下方にある雄蕊を刺激したもので2本の雄蕊が雌蕊に近づいているが、上方の4本の雄蕊は無反応で花弁側に張り付いている。
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イタドリ・3~葉痕

 タデ科ソバカズラ属の「イタドリ(虎杖)」。日本全土の山野や河川敷などいたるところに分布する多年草で雌雄異株。夏から秋に掛けて白い花を咲かせ果実を稔らせた後、冬には地上部が枯死する。枯死した茎は直立しており長く残っていることが多い。その小さな葉痕には赤ちゃんのような顔があった。
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