1959年のアメリカのB級映画です。
ストーリー自体は、元弁護士の保安官補が連続殺人事件を解決するまでを、金鉱の社長の娘とのロマンスも含めて、たった81分で描いた他愛のない物です。
しかし、60年たった今見てみると、幾つかの事に気づかされて興味深いです。
この映画が公開されたころの日本人にとって、海外旅行は夢の夢(なにしろ1963年に始まったテレビの人気番組「アップダウンクイズ」は、「10問正解者には、「夢のハワイ旅行」にご招待!」というキャッチフレーズで有名だった程です(その二十年後に初めてハワイに行ったときは、なかなか感慨深いものがありました))だったので、壮大なグランドキャニオンの風景(今でも人気があります)、自家用飛行機での空撮、馬鹿でかいアメ車でのカーチェイス、ヘリコプターでの追跡、金髪美人(死語ですね)とのロマンスだけでも、一見の価値があったのでしょう。
また、CGも特撮もないころの、未舗装道路でのカーチェイスや、グランドキャニオンを横切るゴンドラ上での格闘(これが題名通りのクライマックスです)などは、なかなかハラハラさせられます。
もちろん、これらを演じているのはスタントの人たちで、スターたちはそれに似せて作った安全なセットの中で演じていて、それを編集でつないでいるだけなのですが。
ストーリー自体は、元弁護士の保安官補が連続殺人事件を解決するまでを、金鉱の社長の娘とのロマンスも含めて、たった81分で描いた他愛のない物です。
しかし、60年たった今見てみると、幾つかの事に気づかされて興味深いです。
この映画が公開されたころの日本人にとって、海外旅行は夢の夢(なにしろ1963年に始まったテレビの人気番組「アップダウンクイズ」は、「10問正解者には、「夢のハワイ旅行」にご招待!」というキャッチフレーズで有名だった程です(その二十年後に初めてハワイに行ったときは、なかなか感慨深いものがありました))だったので、壮大なグランドキャニオンの風景(今でも人気があります)、自家用飛行機での空撮、馬鹿でかいアメ車でのカーチェイス、ヘリコプターでの追跡、金髪美人(死語ですね)とのロマンスだけでも、一見の価値があったのでしょう。
また、CGも特撮もないころの、未舗装道路でのカーチェイスや、グランドキャニオンを横切るゴンドラ上での格闘(これが題名通りのクライマックスです)などは、なかなかハラハラさせられます。
もちろん、これらを演じているのはスタントの人たちで、スターたちはそれに似せて作った安全なセットの中で演じていて、それを編集でつないでいるだけなのですが。
週刊奇跡の絶景 Miracle Planet 2017年24号 グランド・キャニオン アメリカ【雑誌】 | |
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