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暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

GS125 エンジン開けてビックリ

2015-09-13 21:18:11 | マッタリとGS125E
バッテリーの充電完了後しばらく放置してみたが
比重や電圧の低下もないことから使用可能と判断
した。

実際に車体に載せてエンジン始動へと進めた。
タンクとエアクリーナーは外してあるので、キャ
ブからキャブクリーナーを一吹きしてスターター
を回すと、初爆があった。



これは簡単にエンジンが掛かるようになるかも。

いつもの点滴をつないでスターターを回すが中々
かからないので、キャブに直接もう一吹きすると
エンジンが掛かった。

しかしガチャガチャとノイズがあるのと、中速か
ら上が回らない。

基本的な部分から点検をする必要がありそうなの
で、まずはバルブクリアランスから点検を始めた

これが驚きの結果で、インテーク、エキゾースト
ともに異常なくらいのクリアランスがあった。
0.4mmのシックネスゲージを入れてもまだガタが
あるような状態だった。

これならカチャガチャ言うのも当然だが、なぜ
そのような状態になっているのか?

まずは規定値に調整して、再度エンジンを始動し
てみた。



しかし相変わらずガチャガチャは変わらない。
エンジンを止めて再度点検すると、またクリアラ
ンスが大きくなっている。
なんじゃコレ?

これはもう中を開けてみるしかなさそうなので、
まずヘッドカバーを開けてみた。
カバーだけが外れると思ったら、ロッカーアー
ムがヘッドカバーに組み込まれていた。

ここでビックリ、まさに「なんじゃコリャー!」

ロッカーアームが異常磨耗しているではないか
バルブクリアランスの調整云々以前の問題だ。



スラッジも結構溜まっているし、カムシャフト
を受けている部分も傷が入っている。
しかもヘッドカバーと一体なので、完全にお釈
迦じゃないですか(--);

カムシャフトの方も頂点が減っているので使用
不可。



ヘッドカバーから外したロッカーアームは写真
のとおりで、よくここまで使ったなあと感心さ
せられてしまうくらいだ。
と言うか、こんなの見たことが無い。



ヘッド周りでこんな状態なら、腰下も結構ダメ
ージがありそうだな。
ある意味ヘッドをはぐって見るのが楽しみにな
ってくる。

しかし、このエンジンを活かすにはフルオーバ
ーホールを覚悟しなければいけない状態だ。
部品代等を考えても、中古エンジンを探した方
がよさそうだな。

いっそ同系の200ccに載せ換えもアリか・・・


コメント
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