先日のハムフェアにてFT-301Sのジャンク品を手に入れることができた。
前回のハムフェアでもFT-301Dのジャンクを手に入れて復活させる
べく手掛けていたのだが、二軸になっているボリュームが機械的に
破損していて放置状態になっているものがある。
今回のものはアナログダイヤルで、ヤエスお得意のドラム式のダイ
ヤルだ。このドラム式のダイヤルが欲しかったのだ。
全体的に汚いだけでなく、ダイヤルのレンズというか窓が外れて
いるではないか。
まずは一次診断として、受信をチェックする。
マーカーは発振していることと、TUNEを回すと信号が強くなる
ところがあるので、受信は生きていそうな感じだ。
シグナルオッシレーターで信号を与えて、各バンド毎に状況を
チェックすることにした。
本格的なSGではないので、感度までは正確にチェックはでき
ないのが悲しいところだ。
チェックした結果は80m、40m、20mは受信できるが、他の
バンドは受信できない状態だった。
そもそも、各スイッチやボリュームのガリが酷くて、接触が
悪いのか、他がトラブっているのかが良く解らない状況なの
で、まずはこのガリを何とかしてからの話だ。
スイッチ類に辿り着くために、フロントパネルを外したいの
だが、どうしても外れないツマミが一つあり作業が中断。
もう一台、部品取りにできる機械があるので、外れないツマミは
破壊して外した。
過去に入手したFT-301Dを部品取りとして、このアナログ機を復活
させたいのだが、どうなることやら。
先の長い話になりそうだ。