暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

IC502A 修理完了

2023-11-22 19:47:38 | 無線小屋

VFOユニットから外したバリコンをCメーターで測定してみた

デジタルメーターなので、変化の具合が読みにくいところでは

あるが、2pFくらいの範囲でフラつきながら変化してゆく感じが

読みとれた。

100→99→98→100→98→99→97→98→97→96pFといった感じで

変化してゆくが、他のバリコンで測定してみると

100→99→98→97→96pFと綺麗に変化してゆくので、明らかに

ガリっている感じであることが伺える。

本当なら分解して綺麗に洗浄したいところではあるが、分解は

難しそうなので、シャフトの接触部分に禁断の接点復活剤を注

してクリクリしたあと、パーツクリーナーとプロパノールで当

該部分を洗浄し、エアーブローで乾燥させるという作業を何度

か繰り返したあとに再度Cメーターで変化を測定した。

完全とは行かなかったが、ほぼリニアに変化するようになった。

ただ、時々2pFくらい飛ぶこともあるが・・・

でもまあ洗浄前よりはかなり改善されたので、組み上げてみる

ことにした。

概ね組み上げたところで、電源を入れてシグナルオッシレータの

信号を受信してみると、ビート音がふらつきなく綺麗に変化する

ことが確認できた。

 

あとはダイヤル板と周波数の校正をして最後に送信もチェック。

CWで3Wジャストを示した。

定格どおりのパワーがでている。

(うちのパワー計が正確であると信じての話しではあるが)

パワーはしっかりでているのだが、RFメーターが30%くらいしか

振れない。

しかし、RFメーターの調整用半固定がないので、これ以上どうに

もならないみたいだ。

まあいいっか。

 

Eスポシーズンが終わっていることもあり、普段はほとんど信号

を聴くことができないバンドなので、毎週実施されているSSB

ロールコールを受信して様子を見てみた。

すると同じ周波数を長時間受信した後にダイヤルを動かすと、

若干のQRHが起きるようだ。

その時に、ボリュームのガリ取りと同じように、ダイヤルを

左右に大きく繰り返し動かすとQRHはなくなる。

完全に洗浄された状態ではないみたいだ。完全にするには、

新しいバリコンを使うしかないとうことかもしれないが、以前

よりはかなり良くなったので、たまに電源を入れてダイヤルを

動かしてあげるようにしてあげた方が良いだろう。

 

長年放置していたIC502Aだが、100%とは行かないまでも復活

しゴミ化を回避した。

 


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