暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

広帯域受信機 

2021-11-10 07:54:41 | 無線小屋
ユピテルMVT-7100



いつ買ったかは覚えていないくらい昔に購入
したもので、多分30年は経っているだろう。

今時の広帯域受信機に比べると少々大柄では
あるが、SSB(正確にはDSBみたいだ)が受
信できることと、古いものなのでJマーク無
しというのが今でも持っている理由だ。
しかし、V・UHF帯の所謂面白無線は殆ど
デジタル化されているので、Jマーク無しで
も聴くことはできず、あまり意味がないのも
事実だ。

使いみちのほとんどがラジオ替わりになって
しまっている。
ところがFM放送の周波数がズレているよう
で、Sメーターの一番振れるところに合わせ
ると50KHz上になってしまう。

50Kと100Kステップしか切り替えられないの
で正確なところは解らないが、感覚的には30
KHzくらいズレているような感じだ。

他のバンドはズレている感じはないのでFM
放送バンドだけがズレているようだ。
局発あたりを調整すれば直るのではと思って
ケースを開けてみた。



基盤が3段重ねになっていて、しかもそれぞ
れの基盤はフィルム配線などではなく、ピン
で刺し込まさるカプラのような構造なので、
組み立てた状態でなければ電源も入らない。
更には、調整するためのトリマやコアは内側
になるような配置なので、基盤を外さなけれ
ば調整ができない。
メーカーではどのようにして修理や調整をし
ているのか疑問だ。

何か差し込みのピンを延長するような高下駄
のようなものがあるか?
昔のヤエスにあった基盤を浮かして調整する
延長基板のようなものがあったが、あのよう
なものでもない限り、調整はできない。

FズレはFM放送バンドだけなので、このまま
使うことにするが、あまり気持ちは良くない。
これがアナログダイヤルだと全く気にならな
い範囲だが、デジタルで周波数が表示される
だけに少しでもズレていると精神衛生上良く
ないのだ。

ケースを開けたついでに、色々と眺めている
と、別の不具合箇所が一つ見つかった。
これは直ぐに直さなければ、面倒なことにな
りそうな部分だ。


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