参考文献:チャールズ・A・クーンラット著『スコアをつければ組織は動く』
『微妙な心理!自然に当事者意識を持って仕事をしてしまってた・・・を作る仕事の渡し方とは?』
『理由なんて必要ない、とにかく言われたとおりにやればいいんだ!』
僕がまだ30代だったころ、こんな言い方で、新たな仕事の指示をする、上司の下で働いていました。
というかほとんどの中間管理職が、こんな風だったと記憶しています。
なぜ、この仕事をしなければならなくなったのか?
なぜ、会社の目標予算を達成するために、この仕事を新たにやることになったのか?
説明される事は、一切ありませんでした!
そのかなには、私が仕事を選ぶ上で、絶対にやりたくなかった
『パソコンを使って仕事をするようになる』と、
『セールスをする』もありました。
皮肉なもので、今はこの2つで仕事をやっていると言っても、過言ではないのですが、(^_-)-☆
この2つを言い渡された当初は、本当にショックでしたし、大きなストレスを感じていました。
この頃の僕は、仕事に対して当事者意識を持つことはなく、できない理由を探すばかりの、
ダメダメポンコツ社員でしたので、この後、自分でも、まさかパソコンと、セールスや、マーケティングに、
はまって、それをやることが、楽しくてしょうがなくなるときが来るなんて、まったく想像もできませんでした。
『その行動をやる理由をきちんと説明することは、あなたは私にとって重要な人物だと言っている事と等しい!』
人は、新しい行動を指示されると、頭の中に3つの質問が浮かんでくるといいます。
・あなたは、なぜそれをやってほしいのか?
・あなたは、本当は何をやってほしいのか?
・あなたは、それをどのようにやってほしいのか?
そして、これらの質問に対して、どの順序で、どの程度の答えが、得られるかによって、
当事者意識が、決まってくるというのです。
3つの質問の中で、指示を受け取る方が、最も知りたいと思われているのは、
なぜ、それをやってほしいのか?ということ、
これに関しては、ピンときた方も多いと思います。
あなたも、過去に1度や、2度、正当な理由なしに、無理やり仕事を命じられた経験が、
あるでしょうし、そのことが、いかに腹立たしいかも、知っているでしょう。
『理由を説明して、やってほしいことだけを、指示するということは』
今回の仕事の目的はこれだから、それが達成できるよいうにしてほしい、後は任せるから!
と言っているのと同じことで、選択肢や、自由度があって、それを自分で考え、実行できるからこそ、
自然に当事者意識も生まれるし、自己肯定感も高くなるので、生産性も上がるのです。
逆に、細かいやり方まで、固定されて、指示されると、
『お前は馬鹿だから、ここまで細かく指示しないときっとできない!』
という風に受け取られかねない!ということです。
たとえ指示をするほうが、そんなことまでは、思ってないにしても、
出来るかどうか?を心配している事は、伝わってしまうので、
やはり、信頼されていないということが、伝わって、選択も自分で出来ないことから、
当事者意識は生まれることは、期待できないということになります。
本当に人間の心理って微妙なものです!!!
私自身が、ここで言う、細かい指示というものを、結構な頻度で、出していました。
新人の研修を行う中で、それぞれの仕事の目的が何か?
自分で考えて仕事に取り組んでくださいと言いつつ、
何度か同じことが出来ないことが続くと、
我慢できずに、細かいやり方の指示をしてしまっていました。
大反省ですね!!!自立型の人材育成が、僕の目的なのに、情けないです!!(T_T)
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