『 利他とは・・?そしてなぜ利他なのか?』
経営や営業のベースとなる考えとして、たびたび紹介されるのがこの『利他』という考え方です。
人生哲学といっても良いかもしれないこの考え方を、辞書で引くとこう書いてあります。
・他人に利益を与えること、自分の事よりも他人の幸福を願うこと・・・(一般的には)
経営者の中には、なにを甘いことを言っているのか、ビジネスの世界は弱肉強食、
そんな甘いことを言っていては、他社から先を越されて、利益を確保することができずに、
会社がつぶれてしまう、とおっしゃる方も多いと思います。
本当にそうでしょか?
この利益至上主義の行き着く先が、お客様に誇大な表現で、詐欺まがいの販売をし、
アフターサービスなど一切せずに、従業員の残業代や、給料も可能な限り圧縮して、
支払いを引き延ばしたりしてでも粗利を確保する、ブラック企業であることは間違いないです!
こういった企業は、短期間では利益を生みだすことが出来ても、
継続して安定した経営を行うことが出来ません。
販売も、紹介や、リピート客が生まれませんから、
いつも新規のお客様を確保していかないとならないため、
顧客獲得費用がかさみ、利益率が下がっていきます。
無理して新規獲得していくので、
スタッフのモラルが下がり、疲弊していきます!ここが最も重要なことです。
そして、最終的には、売り上げが落ちて、会社として成り立たなくなっていきます。
【利他で生み出されるものは他人の幸福だけではなく本人の心の安定と膨大なエネルギーです!】
中小零細企業の販売の利益の源泉は、信頼を基盤とした、高額商品の販売と、
継続課金の仕組み創りでしか作りだすことが出来ません。
現場スタッフの人間力による、強固な信頼づくりが基本になって、
商品を販売した後も、さらに使っていただく中でのお困りごとを聞き出し、
解決策を提案し、信頼を深めていきます。
ここで最も大切になってくるのが、スタッフさんの心の状態、自信などです。
前項でも、述べましたが、不正まがいの営業などを続けていると、スタッフさんは
心の安定を得ることが出来ませんので、どんどん疲弊していきます。
それとは、逆に、『利他』で、お客様、周りの人に役立つことをして、喜んでいただいていれば
自己効力感が高まっていきますし、心も安定していきます。
心が安定していると、ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン、エンドルフィン、などの脳内神経伝達物質が
バランスよく放出されて、スポーツでいう『ゾーン』の状態を創りやすくなり、
ハイパフォーマンスを発揮できる状態が整います。
これがビジネスで『利他』を選択する意味です。
相手を幸福にしようとするとき、自分が犠牲になって幸福を生み出すのでなく
同時に自分も幸福になり、しかも自分の能力も最大限に高めることが出来るのです。
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