参考文献:小倉 広著『アドラー心理学に学ぶ部下育成の心理』
アドラー心理学『目的論』を活かしたコーチング 平本あきお
チョー楽しいメンタルフローな組織創り
人間力アップコンサルタントの石川保幸です
あなたは、アドラー心理学って聞いたことがありますか?
動画の、チームフロー 平本さんはアドラー心理学を使ったコーチング第一人者!
【原因論と目的論】
一つだけ事例を紹介すると、例えば病院の電話!
診療時間内に、1000人以上の患者さんが来るような、救急総合病院で起こっている事例、
1日の電話件数は毎日500件以上、この内、外来に関連している電話が8割以上の割合で、
かかってくる。
するとこんな具合に、電話を受けずに、各部署同士で譲り合うという事案が、かなりの割合で起こって来る。
患者様から、診断書の発行の期限を尋ねる電話があった場合、すでに診断書が出来上ていれば、
文書窓口の、医療事務が回答をすることになる。
しかし、これが診断書が作成中の場合は、勝手が違ってくる。
最終的には、ドクターが診断書は作るのだが、現在は、ドクターが書かなければならないところ以外は、
医療事務を代行する医療秘書が、殆どの部分を作成している。
すると、今度は外来看護師経由で、各診療科担当の、医療秘書のいる場所を確認し、電話をつなぎ
書類作成の、進捗状況を確認し、ドクターの記入する段階に到達している場合は、ドクターを探し、
つなぐことが可能な状態であれば、確認しお答えするという、手間と時間のかかる、対応を迫られる。
そこで、出来上がっている、診断書の案内は、我々文書窓口の仕事だが、
作成途中の診断書の案内は、ドクターの動向を近くで把握している、外来看護師に、電話を回してほしいと、
電話交換に、依頼してくる。
しかし、外来看護師も、目の前の、患者様に、100%集中したいため、そんなに時間の取られる、電話は受けたがらず、
今度は、医療秘書管理をしている、医事課に、回してほしいとなり、ぐるぐると、たらい回しの状態が起きる!
この時に、どの箇所からも、他の箇所が電話を受けないのが、悪いと犯人探しをしようとする。
つまり、原因論になってしまう。
これでは、問題は解決しない、どこかの箇所に無理やり受けてもらうような、ルールを作るしか無い!
しかしこれを目的論で考えると、『見えるもの』が違ってくる。
『電話に取られる時間を少なくし、それぞれの持場で、患者様に向かう時間をしっかり確保するには、どうしたらいいのか?』
と考えるようになる!
すると答えはおのずと見えてくる。
医療秘書さんに、1台ずつ院内を移動できる電話をもたせる!
これが、経費がかかってできないのであれば、
それぞれの秘書さんの1週間の院内でのいる場所を聞き
秘書さんの居場所マップを作ればいいのである。
そして、究極は、電話の全体件数を減らし、その時間で、それぞれの持場で
患者様と向き合える時間を確保することを考えるとなる!
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【チョー楽しいメンタルフローな組織創り】
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コンサルティンググループ 大分メンタルフロー研究所 匠
代表 石川 保幸
連絡先 : 携帯電話 090-1366-4882
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ブログ 【チョー楽しいメンタルフローな組織創り】
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