Yaeせんせいの 甘い生活

美味しいお菓子と大好きなワイン日記

幾つになっても持つ「夢」

2010-03-25 23:34:08 | プライベート日記

若いスタッフの将来の相談に乗りながら私自身のお菓子を修行したてのことを思い出しました。会社員から180度の転身でこのお菓子の道に入りましたが、そのときからずーっと心の隅っこに夢見ていることがあります。

今の若いパティシェの人と同じヨーロッパにお菓子で留学したいなぁ・・・

20代の最後くらいにほんの数ヶ月ウィーンとドイツにお菓子の勉強に行きましたが、やはり暮らしたい大好きなパリやベルギーで一年くらい暮らしてお菓子にどっぷりとつかりたい・・

30歳になったばかりで自分の店を持ちましたから一年の留学など叶わぬ夢でした・・・そんな時パリのMOFギィ・モネ氏に師事していましたが、日本に来た彼に「2年店をスタッフに任せて私のところで修行しないか・・」今になってあの時パリに行っていたらどんな人生になっていただろうか・・と考えます。きっと行かなかったから現在でも無事に店を続けることが出来たんだと思います。そのときのゆれた思いがまだまだ心の隅っこにあります。

ものすごく懐かしい写真が出てきたので恥ずかしさももう時効と載せちゃいます。

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ドイツのゾーリンゲンにあるお菓子の学校に入りました、そこの厳しーぃ校長先生!!懐かしいです、言葉も分からず3時間の講義が辛かった・・・

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同じクラスのドイツ人たち・・朝ごはんから晩御飯まで3週間一緒でした、言葉は分からずとも、やっていけるものです、楽しかったプチプチ留学・・・・このときの思ったことや一人で辛かったこともこの後の人生ですごく大きなものになりました。

今でも夢は諦めていません・・・たとえ1ヶ月でも、今はお菓子よりワインかな・・・料理かな・・・必ず幾つになってもお勉強にパリに行くつもりです。

いつも、私が若いスタッフに言うことは、「必ず夢はかなうから決して疑わず自分を信じて夢見る自分になれることを心の底から信じなさいね、必ず叶うわよ!」

ちなみに20代の私です。