Yaeせんせいの 甘い生活

美味しいお菓子と大好きなワイン日記

帝国ホテルの不思議

2010-11-30 21:25:58 | 本と雑誌

友人との待ち合わせに少し早く着いて久々本屋さんを覗きました。最近はほしい本はネツトで探して送ってもらうことが多くて、本屋さんをゆっくりめぐることも少なくなりました。

もう何年も前に京都に友人と旅行に行ったとき、ダメもとで「俵屋」に泊まりたくて電話をしたところ、偶然キャンセルがあったとかで泊まることが出来ました。たった1泊の滞在でしたがその印象は私にとって今でも忘れることが出来ないほどの衝撃でした。

お部屋、食事、サービス、そのどれもが「ほどよく、ほっとかれる」居心地の良さでした。どれもがたとえば俵屋には書斎というゆっくり誰でも落ち着いて本など読んだりすることが出来るお部屋があってその小さな窓に映る落ち葉の、苔の・・計算されたような一服の絵のような眺めや、お部屋に案内されたときに出していただいた「本わらびもち」のみずみずしさと美味しさは何年も経った今でも鮮明に思い出されます。

旅を終えて帰ってからもそのことが忘れられずにたまたまやはり本屋さんで「俵屋の不思議」という本を見つけて買い求めました。俵屋の私が感動したお庭やお部屋お料理の・・・秘密が記してありました。

そんなことを今日本屋さんで思い出しました。

同じ作者の「帝国ホテルの不思議」を見つけたからです。

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もちろん買い求めました。なんだかむさぼるように読んでいます。面白いです。色々なことが早いこと、安いこと、軽いことが良い事の様に感じる昨今ですが、そうなのよこれこれ!!って思う人を大切に思う基本みたいなことが詰まっているように感じます。

ささっと読んでしまうのが惜しいのでゆっくりじっくり読みます。


薬膳きのこ鍋「御膳房」@銀座

2010-11-30 19:03:30 | 食べ歩き

明日から12月!!もう遊び納、食べ納、と久しぶりの友人と仕事のことで相談事もあって、友人が「きのこの見方が変わるよ」ということで薬膳きのこ鍋をいただきに銀座へ。

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10種類の珍しいきのこです。ポルチーニ、アガリスク、山伏茸、ピンクの珍しいきのこの名前忘れましたが、美容にばっちりとひとりで食べました。

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烏骨鶏の濃厚な出汁に色々な漢方薬らしきものが入ったスープ、ここにすべてのきのこを全部入れて10分くらいぐつぐつと煮込みます。こんなに煮込むんだぁ・・と自分の家の鍋の時はきのこはサッと火が通ったところを食べてました。

家庭でもまずただの水に3種類以上(ここが大事)のたっぷりのきのこを入れ10分以上煮込んできのこの出汁をたっぷり出して好みの鍋を作るとバツグンに美味しいそうです。

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3分の2くらいになってました!!これが濃厚で美味しい!!!

私は山伏茸が本当に美味しかったです。山伏が胸に着けているボンボンみたいなきのこです。今度見つけたら買ってみよう!

烏骨鶏の出汁も何度も何度もきのこや漢方を入れて作った出汁だそうで、一滴も残さず食べたいスープです。

この後にそのスープで雑炊と雲南地方の麺を作ってもらいました。

相当身体によさそうです。まず食べて暖まりました。明日のお肌が楽しみな鍋でした。

美味しかったです。家庭では出せない鍋の味でした。

ご馳走様でした。