池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

高知旅行記②(五台山、竹林寺、桂浜)

2020-01-23 15:46:05 | 遠足・旅行

さて、高知旅行記の第二回は、一日目の午後の部の前半。

五台山展望台と竹林寺、そして桂浜。

午後の部”前半”と言うのは、龍馬記念館までは手が回らず、龍馬記念館、若宮八幡と長宗我部元親史跡は次回(一日目の午後の部の後半)に持ち越します。。。

 

日曜市を見て、田舎寿司食べて、はりまや橋で苦笑して、

はりまや橋のバス停から、My遊バスに乗って、五台山に向かいます。

 

にしても、食べ物扱っている市場って、なんかテンション上がりますね。

食べないとしても。

バンコク、ハノイに住んでいた時も、ちょくちょく市場巡っていましたし、

シンガポール赴任中も、休暇で出かけたラオス、ミャンマー、カンボジアなども、

観光名所は観るものの、強く印象に残っているのは、市場の活気でした。

高知の日曜市には、まさにそれがありましたね(感)

 

さて、次の目的地、五台山とは?

高知市のHPによると、「高知市南東部に位置し,桜やツツジの名所となっています。山麓には四国霊場第31番札所の竹林寺や,日本で初めて植物に学名をつけた世界的植物学者,牧野富太郎博士の偉業を記念して作られた県立牧野植物園や記念館があります。」

そして、竹林寺とは?

My遊バスのガイドブックによると、「聖武天皇の命により行基が中国の五合山に似たこの場所に724ねんに創建。四国霊場八十八ヶ所の第31番札所。」とのことで、

「本尊文殊菩薩は「日本三文殊」のひとつに数えられ、本堂や五重塔、名勝庭園や多数の国重要文化財仏像を奉安する宝物館など見所も多い。」らしいのですが、

すみません、五台山も竹林寺も、どちらも知りませんでした、My遊バスのルートを見るまで。

他に、植物園もありますが、次のバスまで40分しかないので、予定としては展望台から景色を楽しんで、竹林寺はさっと一通り観て、と言う感じです。(流石に、このスポットで次の次のバスまで、1時間40分は過ごせない)

ちなみに、My遊バスの外観はこんな、なんかハッピー(?)な感じ。

 

バス停からちょっと歩くと展望台(閉店したレストランの建物の屋上から、ちょっと突き出たところ)があり、

高知市街地、浦戸湾を望めます。

浦戸湾って、結構内陸に入り組んでいるんですよね。

どこまでが湾で、どこからが川なのかな?

まあ、長い河口ってことでもいいか。

長宗我部の時代(秀吉に屈してから)は山城の岡豊城から、高知(大高坂)に移ってもまだ不便で、浦戸に城を築いて海運を活用していたようですが、

(ただ、桂浜に行ってわかりましたが、城下町とか整備できるところではなく、海運、水運だけが目的の場所)

山内の時代では、秀吉の世を通して、建築技術が飛躍的に向上したので、城下町を整備しやすい高知に築城し、河岸、湾岸工事を行い、高知から海運、水運を活用できたのでしょうかね。

内陸の方を望むと、平地が少なくて、山がすぐに迫っている感じです。

土佐って平地が少なくて、甲斐の武田が信濃経営を悲願にしていたのと同様に、長宗我部としては、阿波、伊予、そして平地の多い讃岐を手に入れないと、米は穫れないし、家臣に褒美で土地を分け与えられなかったのが実感できる風景です。

 

さて、展望台というか屋上から、もう一段高いところにも登れて、

そちらから、竹林寺の五重塔がチラッと見えます(竹林寺へは歩くので、方向を確認)

ちょっと高いだけで、浦戸湾はずいぶん見え方が変わります。

浦戸湾って、海(外洋)に面していなくて、狭まった河口から上流に、膨らんだところがあってそれが湾なんて面白いですね。

でもまあ、規模は違っていますが、東京湾も、久里浜と金谷の間隔が一番狭くて、内側が膨らんでいると言えば一緒か。

 

なお、これが突き出た展望台。

 

のんびり景色を眺めて、戦国時代に想いを馳せていたのですが、

我に返って「時間ない!」と、竹林寺へ向かいました。

 

展望台から向かうと、竹林寺の裏手から入ることになります。

本堂(文殊堂)です(文殊菩薩像は見ることができません)

五重塔です。

割と新しい感じがしましたが、あとでHPで確認すると、1980年に再建したものでした(新しくはないが、古くもない)

もともとあった三重塔が台風で倒壊したので、鎌倉時代初期の様式である五重塔として復興したって、、、どう?

鎌倉時代は五重塔であった訳でもなく?

 

大師堂です。ご夫婦のお遍路さんがお参りされていました。

私の住んでいる大田区には、日蓮宗(池上本門寺)は言わずもがなですが、天台宗の寺院も多いので(大田区ではないですが、川崎大師が近いし)、あちこちで大師堂を見ます。

厳密にはわからないのですが、なんか雰囲気が似ているんですよね。

どこが、私の感覚に訴えているのだろう???

 

境内には石像もあれこれ。

千体地蔵とありましたが、千体あるのかな?(数えている時間はない)

 

本堂のある境内を出て、正門の方へ(五台山展望台の次のバス停が、正門前にあるので)

振り返ってみると、枯れたいい感じ。

う〜ん、やはりお寺は正門(正面?)から入るべきなんだろうな。。。

書院にはお金払わずに上がれるようなので(宝物殿は有料。でも、ガイドブックには、宝物殿と庭園が有料とあるから、ひょっとして無銭観覧してしまった?)、書院の廊下から、庭園をひとまわり。

結婚式の衣装で写真を撮っているカップルがいました。

確かに、いい記念写真が撮れそうな場所です。

しかし、カメラマンの指示が「上目使いで、軽く見上げて、照れたように微笑んで・・・」とか、面白くてしばらく聞いていたいところでしたが、もうタイムアップ(残念)

正門のところに出たら、ちょうどバスが来たところ。

慌てて、振り返って山門を撮影しました。

で、My遊バスに乗って、ほっと一安心したのですが、、、

あれ?次が五台山展望台になっている???

展望台をぐるっと回る経路なので、高知駅行きも桂浜行きも同じ向きに停まるんだ。

運転手さんに確認して、慌てて降りて、すぐ後から来た桂浜行きに乗りました。

あっぶねーーー(堵)

 

そして、二十分くらい長閑な景色を楽しんでいると、桂浜に到着しました。

実は、龍馬記念館が手前にあって、そちらを見学してから、桂浜に降りるつもりが、

(下り坂なので、龍馬記念館から桂浜に行き、桂浜でバスに乗るのが楽)

どうせ停まるだろうと、思っているうちに誰もピンポン押さずに、終点まで行ってしまったのです(呆)

でもまあ、仕方がないので、桂浜から観て、龍馬記念館に登ることにしましょう。。。

 

水族館がありました。砂浜にあるのって珍しくないですか?

(というか、水族館がここに要るのか?)

 

それはさておき、桂浜です。

失礼を承知で申し上げますが、想像と違って、

割と小さくて、

弓があまりきれいではない。。。

 

んんん、私は何を勘違いしていた?

Webで桂浜を検索すると、

「“月の名所は桂浜・・・”と「よさこい節」にも唄われている」と言うことは、

ここから見る月が綺麗なのね。

そして、「背後に茂り合う松の緑と、海浜の五色の小砂利、紺碧の海が箱庭のように調和」と言うことは、

コンパクトに収まっているのがいいのね。

まあ、そう理解した上で観賞する分には、、、(汗)

 

竜王岬に登ったら、印象変わるかなと思い、上から見てみると、

特に印象は変わらず。

ですよね、砂浜を海側からみるんじゃなくて、砂浜側から月を、海をみるものらしいから。

ところで、大きい龍馬像って、ここ(竜王岬)じゃないの?

再び、Web検索。

桂浜の反対側、竜頭岬の方にあると。。。

 

仕方ない、龍馬記念館を先にして、そっちから竜頭岬に降りるか。

なんか段取り悪いわ、、、って、

毎度、バスの時間とか入館料の割引とかはしっかり調べるものの、

観光対象のものは、あまり調べないで来るから、こうなるですよね(呆)

そして、唐津の時のように、福岡で飛行機までの時間が有り余っていたのに、”倭の奴の国王”金印を見逃したりするんだよね(見るべきと思い至らなかった)

 

と言うことで、次は龍馬記念館。そして本日はここまで。

次回は、龍馬記念館、龍馬像、そして若宮八幡と長宗我部元親史跡の紹介を予定しています。

ではでは。


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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