池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

高知旅行記⑤(高知城歴史博物館)

2020-01-27 15:56:36 | 遠足・旅行

昨日、お迎えした新しい家族は、

早くもお部屋に馴染んだのか、夜中ぶっ通しでホイールを回していました。。。

最近、自律神経が不調らしく、暑くもないのに寝汗が酷く、しかも下半身だけ、それが気持ち悪く眠れず、更に明け方には濡れた肌着、布団が冷えて、凍えるという状況において、

カラカラカラカラ・・・という音で、余計眠れませんでした(苦)

でも、ハノイ赴任時、当初は夜が開ける前から鳴り始まる、車のクラクションで不眠でしたが、そのうち慣れてぐっすり眠っていたので、ホイールのカラカラ音もそのうち慣れるでしょう(多分)。

それより問題は、寝汗ですが、何科に診療に行けばいいのだろう?

 

さて、高知旅行記の第五回です。

気がつけば、一週間前の話になってしまいました。

なんとか、今日、明日で完成させたいものです。

 

高知城を観て回った後は、追手門前にある高知城歴史博物館で、知識のアップデートです。

1Fはなんかよくわからないスペースで、展示スペースがある3Fにエレベーターで上がります。

高知城天守でセット券を買いましたので、ここでその半券を見せて(日付を見せて)入館します。

導入展示室というエリアです。

右手が年表、左手が様々な土佐の地図です。

これは、たしか幕府に提出した地図だったかな(一週間前で記憶が曖昧)

デジタル化されるには400年くらい待たないといけませんから、解像度関係なく詳細に作るとこのくらいの大きさになるんですね。

ところで、年表の方で、”秦藤交代”という言葉が何の説明もなく使われていたので、後で調べようと思ったのですが、

この後、見学した歴史民族資料館(山内氏の高知城ではなく、長宗我部氏の岡豊城の方)で説明書きがあってモヤモヤを引き摺らずにすみました(と言いますか、想像通りが確認できて)

簡単にいうと、

長宗我部氏の祖先は、始皇帝で有名な中国の秦王朝の流れを組み、大和朝廷において秦氏を名乗っていたが、土佐に入って長岡郡長宗我部に定着したことから、長宗我部を名乗ったと。

他方、山内氏は、平将門を討った藤原秀郷(俵藤太)(大河の”風と雲と虹と”では、露口茂がめっちゃカッコ良かった)の流れを組むと言われる。

なので、土佐支配が、秦氏から藤原氏に移ったということで”秦藤交代”と呼んでいるのですね。

 

続いて、通史展示室のエリア。

高知城歴史博物館ですから、高知城が建設された土佐藩(江戸時代)の情報、そして高知城についての詳細&模型が展示されています。

パネルの説明は非常に分かり易いです。

そして、龍馬記念館のところで触れましたが、子供向けの記述が、下の段に書かれてあり、そもそも歴史とか城に詳しくない人は、こちらを読み進めると面白く思えるのではないかと思いました。

 

私の好きな模型ですが、

外観に加えて、

天守の内部構造、

本丸から二の丸につづく多聞と詰門(だったかと)など、結構ディテイルに拘っています。

 

そして、その先にはテーマ展示室。

なのですが、展示品の入れ替えタイミングで開いていない。

って、おいおい。

映像コーナーのビデオで、素晴らしいの所蔵品、と言っておいて見れない?

パンフにも「甲冑や刀剣、能面、茶道具などの大名道具の世界、土佐の学者や文人の著作・書画など土佐の文化をご紹介します。」とあるけど、

見れない!?

なんてことでしょう。。。

この先の企画展のエリアに、刀剣はありましたが、全体的には”おめでたいものを並べた”イマイチな企画で、、、

入館料って、企画展が開催中は700円、開催していないと500円なんですが、

常設展がちゃんとやっていない時、イマイチな企画展で700円(セット券なので一応560円相当ですが)ってのは如何なのもか。

差し引きで500円(割引で400円)にすべきでは?

でも、それが分かっていれば、こっちは入らなかったかと言えば、

折角、高知に来たんだからと、わかっていても、仕方ないと入ったでしょうけど。。。

むしろ、それをHP等で確認していない私が、またしても用意周到か(苦)

 

まあ、気を取り直して、企画展「福を呼ぶ 城博のお正月」を鑑賞します。

めでたいものを並べているらしく、

花(めでたそうだけど、めでたいの?)

鶴と亀はめでたい。

一富士二鷹三茄子も、一応めでたい(家康にあやかって)

子年なので、ねずみの象牙彫。(干支がらみは、一応、縁起物と言っていいのかな)

そして、名刀それぞれ(めでたいのかは不明ですが、観たいものではあったのでOK)

兼光。思わず見入ってしまいます。

私はこのくらいの刃文(湾れ)が好きです。拵も見事です。

国宝の古今和歌集(めでたいお正月に百人一首、百人一首と言えば古今和歌集、って繋がり?)

(複製なので撮影可。一週早く来れば、本物だった。やはり自分の日程決めに問題があったのかも)

 

あとは、映像ギャラリーの博物館紹介ビデオを恨めしく眺めて(所蔵品自慢をされても、観られなくては。。。)

ちょっと高いところから、高知城を山内一豊像を観賞します。

角度はいいのですが、ガラス越しなので映り込みが残念。

と思いきや、

一階降りた、2Fの喫茶店のベランダ(喫茶店に入らずに出られる)からは、似たようなアングルで観られました。

喫茶店の窓際席に陣取ったおばさま方に怪訝な顔(邪魔だからどけって顔?)をされましたが(苦)

 

ちょっと消化不良感はありましたが、

この後の路線バスの時間もあり、これで高知城を後にします。

高知駅までは、歩いて15分くらい。

反対口のバスターミナルで、とさでんに乗って、歴史民族資料館(長宗我部氏の岡豊城跡)に向かうところ、

本日はここまでとさせて下さい。

次回、最終回になるかな。

ではでは


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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