池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

高知旅行記④(高知城)

2020-01-25 15:20:14 | 遠足・旅行

さあ、高知旅行の二日目です。

本来、高知に着いたら真っ先に訪れたい高知城でしたが、日曜市とか、My遊バスの時間などを考慮し、二日目に”御預け”でした。

 

天守閣に入ることができるのは、9時からなので、

先に、外観を堪能して、ちょうど9時に天守閣に入れるよう8時過ぎの出立です。

前日、日曜市で片側通行止めになっていた追手筋を追手門に向かって歩きます。

これは追手前高校。天守を模しているようですね。

本日も天気が良くて、こちらの青空に映えています。

 

程なく高知城に到着。

高知城は、天守と本丸御殿が現存している唯一の城であると共に、天守と追手門が現存している3城(丸亀城、弘前城)のひとつです。

そして、追手門越しに天守閣が撮影できることでも有名です。

こんな感じに、、、素敵です。

しばらく眺めていても飽きない構図です(感)

 

とは言え、そういう訳にも行きませんし、突っ立っていても寒いので行動再開します(苦)

追手門を潜る前に、右手に山内一豊像があります。

小説とか大河で描かれる山内一豊は、こんな勇壮な感じではないのですが、

まあ、戦国武将(のちに大名)でありながら、穏やかな像にするのもなんでしょうからね。

 

で、追手門を潜って、お城の敷地へ。

まず、目に入ったのが板垣退助像。

天守と一緒に納まるいい感じに建っています。

ところで、板垣退助って、お札になったのに、龍馬がらみではあまり出てきませんね。

むしろ、自由民権運動の方かな。

それに、上士の生まれだったから、郷士の龍馬との関わりはあまりなかったのかも(とは言え、郷士、下士には寛大で、龍馬の縁者の面倒も看たようですが)

 

天守まで、右回りに天守を仰ぎみながら歩きます。

鶴ヶ城など、でん!と全部が見えるのもいいですが、

曲輪を周りながら、石垣越しに天守を観ながら進むのもいいですね。

 

先に、山内一豊に勇壮な武士の印象がないと言った原因の、お千代像。

お千代といえば内助の功と馬。

一緒に建っているのが持参金の黄金十枚で、一豊に買わせた鏡栗毛ですね。

と考えると、主人を差し置いて、鏡栗毛の像は二体あると。。。

 

先へ進みます。

三ノ丸に来ました。

まだ8時台なので、日差しの角度が低く、眩しいぐらいですが、ちょうど天守に当たって綺麗に見えます。

三ノ丸には、排水溝とか、

長宗我部時代の石垣などがあります。

 

さて、ちょうど9時になりましたので、天守に入ります。

ひどい逆光でしたが、なんとか撮れました。

 

なお、My遊バスの切符は、一日券でも割引は二日間有効で、高知城天守、そして高知城歴史博物館共に、割引になるのですが、

ちょっと不思議だったのが、事前にHP等で調べると、セット券もあって、

セット券だと予め割引になっているものの、セット券にMy遊バスの割引を適応する情報がどこにもありませんでした。

ので、切符売り場で「どっちが得なんですか?」と聞いてみました。

「一緒ですよ〜」ということだったので、セット券を購入しました(必ず、博物館にも行くので)

 

高知城の天守は、望楼型といい、屋敷の上に楼閣(天守閣)が乗せられたような造りをしています。

なので、厳密に言えば、まず本丸御殿に入って、そこから天守に上ることになります。

ところで、その望楼型であることに関係するのか、

私の高知城天守の印象は、なんだかちょっと縦に長い(最上階の天井が高い)気がします。

近くでも見るとそうでもないけど、外堀から見るとなんかヒョロっとしているような、、、

気のせいかな。。。

 

さて、その本丸御殿内の展示ですがですが、やっぱり功名が辻から。

これは、羽子板の裏面と同じ造りだそうです。入るや否や話しかけてきたボランティアガイドさんによると。

 

私はいろいろ解説を聞くより、その場の雰囲気を穏やかに感じたいので、丁重に辞退して進みます。

展示自体はそれほど目を惹くものではありませんでしたが(籠とか、欄干の彫刻とか)

 

歴代城主がここで生活していたんだな、、、という雰囲気を感じられて良かったです。

そして、やっぱりあった大河の功名が辻がらみ。

仲間由紀恵の着た打掛。隣のポスター色あせています。

 

ところで、本丸に上がってからここまで大した時間ではないのですが、

足が冷たくて、冷たくて痛いほどでした。

いよいよ天守に入るのですが、滑って危ないと注意書きはありましたが、畳でこれだけ凍えるのだから、板の間は如何程かとスリッパを借用し、覚束ない足取りで天守に進みます(汗、じゃなくて凍)

 

天守の中に、鎧兜や刀が展示されているお城も多いのですが、その類は歴史博物館にあるらしく、ここにあったのは、、、

ワンフロアのジオラマ!

結構、大きめで、お城のディテイルもよくわかるジオラマ!

小さめの模型(と言っても、他に比べての話で)

いや〜、堪能しました。

 

まあ、これらは天守ならではのものではないのですがね(苦)

他方、内部三層六階の天守ならではというと、

途中の階で、鯱鉾や

瓦屋根の重なりを間近で見ることができます。

そして最上階へ。

 

最上階からの景色です。

まず、本丸とその方角。

登ってきたコースの三ノ丸の方角。

これから降りるコースの二の丸と詰門の方角。

建設されている建物は異なれど、山内一豊からずっとこの景色を見てきたんだな〜と(感)

それと、五台山展望台のところでも書きましたが、やっぱり土佐は山隘だな〜とも。

浦戸の方角ですが、海は見えないんですね(残念)

 

天守を降りて、本丸御殿を出る前に、東西の多聞櫓へ。

こちらは、長宗我部がらみ、一領具足の銅像と、

ちょっと面白いフィギュアで、山内氏がらみのエピソード、

それと土佐の文化(これは鯨漁)が、ちょっとだけ紹介されています。

 

見学客も増えてきたので、ここで天守はお終いに。

黒金門を通り、

外観四重の天守の重なり具合を、本丸御殿と反対側(裏側)から見上げて、

本丸から二の丸につづく詰門をみて、

登ってきたのと反対周りに、

下城します。

最後に、もう一度、美しいアングルの高知城を目に焼き付けて、道路を渡ったところにある歴史博物館を見学します。

 

というところで、本日はここまでとさせて下さい。

次回は、高知城歴史博物館を紹介します。

(記事作成に時間がかかってすみません)

ではでは


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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