池上優游涵泳

「料理と散歩と仕事で海外」「ベトナム生活あらかると」改め、「池上優游涵泳」として日々を綴っています。

佐賀旅行(4)佐賀城

2019-04-09 19:02:09 | 遠足・旅行

佐賀旅行の第四回、二日目の午後は、佐賀市へ移動します。

計画段階で、福岡空港の市営地下鉄から唐津までのJR筑肥線では、Suicaが使えることは確認済みでしたが、

実態がどうなのかはっきりしなかったのが、(名護屋城博物館に行った)昭和バスと、この唐津から佐賀への移動でした。

行き方としては、JR唐津線・長崎本線に乗れば、乗り換えなしで佐賀に到着するのですが、

切符販売機に貼ってあった注意書き(虹の松原駅にも貼ってあった)によると、事前に調べてあった通り、唐津と佐賀の間はSuicaが使えないと。

私はモバイルSuicaでもあったので、もし清算できなかったりしたら(手間が、時間がかかったりしたら)困るので、念のため、現金で切符を買って移動することにしました。

 

隣のホームには、前日、福岡から唐津まで乗ってきた、おしゃれなJR筑肥線の電車が。

他方、私が乗るのは、、、二両編成、ワンマン電車(とのアナウンス)

一時間ちょっと、車窓から長閑な景色を眺めます。

途中の駅は、どうやら無人駅。切符を箱に入れてくださいというアナウンスが、、、切符を買った判断は正しかったかな。

佐賀駅は途中の駅とは異なり、唐津よりも大きな駅でした。

そして、私の切符は自動改札へ。。。

ということは、唐津駅、佐賀駅そのものはSuicaに対応していて、その間の区間の駅がSuicaに対応していない、ということだったんですね(多分、いや間違いなく)

なので、私は唐津から佐賀までSuicaでよかったんですよ。昭和バスもそうですが、いらぬ心配をしたものです(私は本当に、気を取られ、神経をすり減らすんですよね。他愛もない話なのに)

 

まあ、仕組みが理解できた(多分)ところで、気を取り直し、佐賀城に向かいます。

駅前は、さすが県庁所在地、唐津よりは建物が多くて、高い(苦)。

でも、デパートらしきものはないんですよね。なんか違和感。

唐津では「唐津くんち」のお出迎えでしたが、佐賀では「面浮立(めんぶりゅう)

すみません、これは知りませんでした。

佐賀県を代表する民俗芸能とのことですが、佐賀市のものではないのでしょうか、土地勘がないので何とも言えませんが、「面浮立」に絡む情報は、これ以後、行き当たりませんでした。

さて、駅から大通り(というほど大きくはないのですが)を1kmほど南下すると、佐賀城址、佐賀県庁に行き当たるので、行きがけにある見所を巡って行くことにします。

 

まずは、「龍造寺八幡宮」です。佐賀八幡宮とも呼ぶようですね、写真にあるように。

なんか派手ですね。黄色い重石(?)が手前にもう2個ずつあるということは、この鳥居は、本来、後2本あるということ?それとも、幟立て?

戦国時代の九州は、九州三国時代とも言われ、大友、龍造寺、島津が有力で、当初は大友宗麟が勢力を伸ばしたものの、耳川の合戦で島津に敗れ、変わって勢力を伸ばしきた龍造寺隆信も、沖田畷の戦いで島津に敗れ、九州は、島津が統一する一歩手前になったところで、秀吉の九州征伐になりました。

佐賀藩の藩祖は、鍋島直茂ですが、そもそも鍋島家は、龍造寺家の家老格だったのが、龍造寺家が落ちぶれていく中、一大名として、秀吉にも家康にも認められた、直江兼続のような人物と理解しています(家老でありながら、主家の会津120万石とは別に、米沢30万石を拝領した。関ヶ原の結果、自領の米沢に主家を引き取ったような形になり、上杉家米沢30万石となりました)

他方、主家を乗っ取ったような形から、龍造寺家の飼い猫が、直茂に復讐を企てる化け猫騒動が語られたり、、、

話が拡散しましたが、私の好きな戦国時代の佳境においては、肥前といえば龍造寺であったので、龍造寺の名がついた八幡宮には詣でたかったのです。

ただ、後で調べると、龍造寺家とそんなに由縁があったわけではなかったようです。

あと、ここも間借りしているお社がありました。楠木正成神社。楠木正成と九州のつながりもよくわかりません。

 

通りに戻って、佐賀城を目指しますが、通りの所々にブロンズ像があります。

郷土ゆかりの偉人さん達のようです。

 

続いて「バルーンミュージアム」。佐賀では気球(バルーン)が盛んなんですね。

ただ、さほど興味はないところに500円払わなくいいかな、と思い一階に展示されているものを見上げるだけにしました。

さりながら、映像とかシュミレータとか、気球の仕組みを知ることができ、十分に楽しめるものかと思いますので、特にお子様連れにはいい施設なのではないでしょうか。(私も、史跡巡りがメインの旅行でなく、これが九段下の科学技術館にでもあれば、しっかり堪能すると思います)

 

さて、佐賀城はもう直ぐなのですが、ちょっと東(左手)に逸れます。

松原神社」と「佐嘉神社」を見るためです。

この小さな用水路は、「松原川」と言って、河童の住める清流を、というキャッチフレーズのもと整備したとか。

そもそもは佐嘉神社の堀であった松原川には河童が住んでいたから云々。

長女河童のみどりちゃん、湧き水のポイントらしいです。確かに、綺麗な水です。

こちらは、長男の河太郎。家族達が、ちょいちょい現れますが、写真はここまでにしておきます。コンプしてもしようがない。

 

まず、佐嘉神社です。佐嘉神社は10代藩主の直正(佐賀城本丸のところに銅像として立っている人)、11代藩主の直大を祀っています。

そして、お隣の松原神社へ。松原神社は、藩祖の鍋島直茂とその先祖を祀っています。

白磁の灯籠。貴重な(珍しい?)ものらしいです。

そして、ここからが、どこかで加減すべきだったんじゃないのかな、と思わせる話です。

松原川には河童がいたらしく、木彫りの河童が、門に掲げられていたようなのですが、どういうわけか、元々あった場所から外して、別にお社を建てて祀ってあります。

その祀ってある場所は、松原神社の入口の傍なのですが、

面白ネタにしているような、無駄にひと儲け感を出しているような。。。

境内では、ハトの餌を売っていて(今時、ハトに餌やりはむしろしないよね)、故に、足元に餌が欲しいハトがうようよて、あの目で見上げられます。

そして、左の荒神はともかく、右の黄色、恵比寿さん、、、

しかも、音楽がかかっていて、バンコクのキラキラ電飾の仏像なんかと比べれば、まだマシですが、本殿の荘厳さに対して、なんか余計なおまけ?デザート?お土産を足しているような。。。

まあ、いいです。これも旅の醍醐味ですね。

 

直ぐ先が佐賀城のお堀です。

佐賀市も桜が見頃な雰囲気です。

唐津城に比べると、お堀が広いし、城の構えが大きです。この入口と、反対側の方に本丸跡があるので、突っ切っていくのですが結構な距離を歩くことになります。

唐津藩12万石(島原の乱で天草4万石を取り上げられる前)と、佐賀藩32万石の国力の差を感じますね。

そして、翌日は、52万石の福岡城の大きさに、上には上がいることを感じることになります。

佐賀城の一画に入り、反対側の口(門はないので)の手前に、本丸跡があります。

本丸の西門から入ります。

内側の石垣は天守台とのこと。

天守台が満開の桜で隠れてしまいます。

見所の一つ、「鯱の門と続櫓」です。鯱鉾が載っていますね。

そして、門に繋がっているから、続櫓なのかな。

一旦、門から出た広場には、10代直正公の像が立っています。これから入る、もう一つの見所、「佐賀城本丸歴史館」は、この直正公の本丸御殿を(1/3スケールと言ってたかな)再現したものです。

ボランティア説明員(?)のおじいいさんから、スマホで各コーナー・展示物のガイドが読めると簡単な説明を受け、案内したそうなのを振り切って(全員がそうでないとしても、ネット情報では評判良くないし、私も自分のペースで観たいので)歴史館の中を見学します。

私の好きな、模型(ディスプレイ)展示。

おっ、お殿様がいる。

佐賀藩の産業は、農業が主体だったので、農業分野で改善を図ったり、輸出向けの有田焼を作って、輸入する兵器の対価にしたりしたそうです。

加えて、蒸気船とか兵器開発が先駆的だったようです。

まあ、私としては、こっちも好きですが。

あと、「葉隠」を説明するパネルもありました。

山本常朝が口述し、田代陣基が執筆した、武士として御家に仕えていくための心得です。

隆慶一郎(「影武者徳川家康」、花の慶次の原作「一夢庵風流記」で知る人が多いかな)の小説「死ぬことと見つけたり」(未完成の遺作)で知ったのですが、

”ぶしどうといふはしぬこととみつけたり”とは、死ぬ気になって一生懸命に物事に取り組むことの大切さの事であり、むしろ生き方に言及したものです。

”葉隠”というのも、葉の陰に隠れるような、陰の奉公からきているようです。

ところが、太平洋戦争においては、曲解させて、というか一部分だけ取り上げて、忠臣蔵と合わせて、忠誠を尽くして死ぬべき、のようなプロパガンダに使われてしまったように思えます。

 

さて、歴史館を出まして、天守台には登ってみます(人影が見えたので、登れるようです)

登り口発見。

歴史館が見えます。

もう一段登ります。

特に何かあるわけではありません。景色も別に。

しかし、佐賀城は、敷地は広いのですが、完全な平城なんですね。

ここに天守閣があっても、そんなに高いものではないでしょうね。

戦とか、守備のためではなく、行政の中心としての城という意識かな。

それに、30万石を超える大大名だから、天守閣で威容を見せ付けたりすると、幕府に目をつけられたりするから、作っても小さめとか。

翌日行く福岡城も、幕府に遠慮して天守閣は作らなかったとか、作ったけど破却したとかいいますし。

お堀も石垣で囲って、という風でもありません。

午前中に見た名護屋城の石垣もいいですが、こういうのも情趣があります。

桜並木も綺麗です。

 

さて、佐賀市内観光で検索すると、評判が良かったのが、新県庁舎の最上階、展望フロア「SAGA360」

専用のエレベータで上がります。

ぐるっと佐賀市内の景色が楽しめます。

夜間はプロジェクションマッピングの上映もあるようです。

3月までは18:30からだったのが、4月からは20:00から。

午前中は名護屋城、午後は佐賀市内を歩き回って、20:00にまた県庁まで歩いてくる自信はないな、残念ながら。

 

残る、見所は、、、

徴古館」は改装、休館中。

旧福田家」は、先月開催されていたひな祭りの撤去で休み。

旧古賀銀行」も改装中で入れず、近寄れず。

旧古賀家」も、ひな祭り撤去中。

まあ、唐津でもそうでしたが旧家の類は、一応、チェックインしただけでよしとします。

以上、佐賀市内観光でした。

長崎街道(昔、小倉と長崎を結んだ長崎街道の一部)を歩いて、ホテルに向かいます。

明日、最終日は、吉野ヶ里遺跡、太宰府、福岡城の予定です。

ではでは。


ミクベジオムレツ、バルサミコ風チキンソテー

2019-04-08 20:01:58 | 料理・グルメ

昨日の日曜日ですが、奥さんが会社に出勤してしまったので

家で一人でご飯を作って食べます。(それ以外の時間は、黙々と旅行記を作成)

平日であれば、納豆、冷奴など簡単、どころか包丁もコンロも使わず済ませるところですが

週末ですので、レシピとして紹介できるくらいの料理は作りたいと思い、

昼ごはんとしては「ミクベジオムレツ」

ポイントは、ミックスベジタブルをマーガリンで炒めて、甘さとコクを具に含ませて

オムレツとしては、クレイジーソルトで塩味をつけて食べるのがミソです。

作り方は、大きめのフライパンを使い、半分に折った半円形でオムレツっぽくする、フライパンの柄をトントンする技術も不要な、簡単さ。

(今回は、ちょっと破れてしまいましたが(苦))

近頃、なんでもかんでもクレイジーソルトの様相を呈してきました。

サラダも、レタス、きゅうり、トマトetc.、温野菜としてブロッコリー、トマト、インゲンなども、これ一本です。

粗い岩塩がいいんですよ。歳かな?

 

続いて、夕飯の「バルサミコ風チキンソテー」です。

元々は、大昔に料理番組で観た、バルサミコを使ったイタリア風チキンソテーですが、

バルサミコって、そんなに頻繁に使うものではないので、一品作るために買うのもはばかられ(それに割と値段しますし)

代替手段はないものかと調べたところ、素材や作り方も共通点が多いもので、

バルサミコ=ウスターソース+お酢

というのがあり、やってみると、まさにそうでしたので、

一応「バルサミコ風」(バルサミコではない)と銘打って、料理に使っています。

作り方は簡単で、

ローズマリーとオリーブオイルでマリネした鶏肉を、皮目からジューっと焼き

余計な油を拭き取ったら、上記、バルサミコを、ジャッとフライパンに注いで香りを立てて出来上がりです。

なんか、本格的に見えませんか?(苦)

以下、それぞれ、投稿先の楽天レシピ のリンクを貼付します。もしご興味があれば。

ではでは。

ミクベジオムレツ

ミクベジオムレツ

 

料理名:ミックスベジタブルのオムレツ

作者:Chayank(ちゃやんく)

 

■材料(1人分)

卵 / M2個

ミックスベジタブル / 大さじ3

マーガリン / 小さじ山盛1

クレイジーソルト(なければ、塩) / 適量

付け合わせの温野菜、バターロール / 適量

 

■レシピを考えた人のコメント

マーガリンでミックスベジタブルを炒め、卵で包んで、クレイジーソルトで食べます。甘みと塩味のバランスが美味しい一品です。

 

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バルサミコ風チキンソテー

バルサミコ風チキンソテー

 

作者:Chayank(ちゃやんく)

 

■材料(1〜2人分)

鶏胸肉 / 300g

オリーブオイル / 大さじ1

ローズマリー / 大さじ1

ウスターソース / 大さじ1

お酢 / 大さじ1

 

■レシピを考えた人のコメント

鶏胸肉をローズマリーでマリネして、バルサミコ風にソテーします。

 

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佐賀旅行(3)肥前名護屋城

2019-04-08 19:26:24 | 遠足・旅行

佐賀旅行の第三回は名護屋城です。

唐津に一泊し、二日目の朝に行きました。

昭和バスで、大手口バスセンター(駅前ではなく、市役所の隣)から、名護屋城博物館入口に向かうのですが、

計画段階で、時刻表を見て混乱しました。

どの時間のバスに乗るかによって、運賃が異なります。かかる時間も異なるので、経路が違うのか?

それに、ジャンボタクシーというのは?呼子で乗り換える?

心配なので、初日にバスセンターの係員のおばちゃんに聞いてみたのですが、

このバスなら830円、こっちのバスなら1000円の切符を買えばいいから(値上げしてんじゃん)

向こうでは切符は買えない(じゃあ、どうすれば)、二枚買って(乗るバスで値段変わるでしょ)。現金でも払えるよ。

くらいしか説明してくれないので、

新たに時刻表をもらって、ホテルでにらめっこでした。

で、ようやく理解しました。

既成概念を振り払えば、実はシンプル。

つまりは、基本は、降りるバス停で運賃が変わる(整理券をとる)路線バスで、

私の常識と異なるのは、目的地まで複数の「系統(経路)」があり、系統が変わると、乗っている距離が変わるので、運賃が変わる。乗っている時間も影響受ける。

呼子行きだが、博物館に先に寄る経路の直行だと830円。

1000円は、玄海エネルギーパークを経由する遠回り。

朝と午後は、直通のバスがあるが、その間の時間は、呼子までしかバスは行かないので(この呼子行きは、博物館に寄らないというか、博物館直行とは経路が逆回り)、ジャンボタクシーというワゴン車で、博物館と呼子を移動することになる。

その運賃は一律200円、呼子とバスターミナルは750円なので、合計950円。

改定前の運賃の”理屈”もこの通り。

結局、7:55バスセンター発に乗って、名護屋城博物館へ向かい(830円)

城址、博物館見学は2時間くらいだと思うので、10:28博物館発のジャンボタクシー、呼子で乗り換えてバスセンターへ(950円)としました。

 

能書きが長くなりましたが、830円の切符を買って、7:55のバスに乗りました。

すると、バスの乗り口に、ICカードリーダーがありました。。。Suica使えんじゃん、おばちゃん言ってよ。

それなら、系統とかも深刻に考えなくてよかったし、切符買う必要ないでしょ。しかも切符買っちゃったら、違う時間のバスに変更しにくいじゃん。

(7:32の玄海エネルギーパーク経由に乗り遅れて、払い戻し、切符の買い直しをしている観光客のおじさんがいました)

車内のnimocaの広告には、昭和バスは5%割引とか書かれてあって、ICカード推奨している。

他方、なぜか、バスセンターには「Pay by Cash(支払いは現金で)」という張り紙もある。。。バス会社もキャッシュレスには混乱しているのかな。

 

さて、名護屋城までは35分。

田舎(というと失礼ですが)の路線バスって、なんだか和みます。(だからTV番組にもなるんでしょうね)

ハノイで、ゴルフや工業団地に行く時、田舎道を車で走っていた(運転手のおじいちゃん、元気にしているかな)長閑さを思い出しました。

ふと、降り口(運賃後払いなので前)をみると、傘が数本掛けてあります。

忘れ物を引き取れるようにしているのか、傘のない人に貸し出すのか、お年寄りは下車する時濡れないように、運転手さんが差してあげるのか、何れにしても田舎の優しさを感じるシーンです(違っているかもしれないが、そうあって欲しい)

 

そして、名護屋城博物館前というバス停に到着。ただ、真前ではないので、どっちに博物館なり城址があるのか迷いましたが、程なく発見。

博物館は超立派です。そして、平成5年(25年前)に開園したにしては綺麗でした(新しく感じました)

開館は9:00。まだ8:30なので、城址を巡ってから博物館を見学することに。

早速、石垣にテンションが上がります。

大手口から、本丸を目指しつつ、曲輪や櫓を見て回ることにしましょう。それにしても、ここも桜が見頃で綺麗です。

東出丸(右奥)に登ります。

陣立ての説明板に従って、

見渡します。

名護屋城そのものもスケールが大きいのですが、集められた諸侯の陣屋、兵馬が、ここから見える一帯に溢れていたと考えると驚きと感動です。

ちょうどBSで名護屋城の特番をやっていましたが、集められた兵は延べ30万人、陣屋は150以上、城下の住民も10万人(大阪並み)ここにひしめき合っていたそうです。

振り返ると、まだ開いていない博物館が見えます。それにしても立派な博物館です。

東出丸の櫓台です。博物館で「肥前名護屋城図屏風」を改めて見ると、一時的な城であったにも関わらず、天守とか櫓とかが多数、しっかりと(瓦屋根、白漆喰)造られていたようで、その支柱石、天守台、櫓台、門の石垣なども、しっかりしたものが現物として見ることができ、決して絵に描いた餅ではなく、現実に壮大な本格的な城であったことが想像できます。

三の丸跡です。

そして、この本丸大手口の先が本丸です。

本丸は、流石に本丸で、拓けています。

本丸を左手から回ります。

南西の櫓跡からの景色です。海が綺麗ですね。

多聞櫓のところには、陣屋の説明板があり、

そこからの景色です。

図面、模型を見てもわかりますが、本丸が海よりの場所にあります。

そして、城が建てられた場所が、岬なので、どの方向にも海が見えますし、

天守台も、本丸の隅に建設されていたので、海からも、陣屋からも、威圧されるように天守が見えていたのではないでしょうか。

(木碑には、私が天守台にいる時から、ずっとカラスがとまっていて不気味でした)

現在はこうですが、太閤さんが見た景色はどうでしたでしょうか。

「唐入り」ですから、海の向こうに思いを馳せていたのか、あるいは、天下人として、眼下にひしめく諸侯を見下ろしていたのでしょうか。

本丸の中心に置かれた石碑です。右奥が天守台。

本丸大手口から三の丸に降り、本丸の石垣と、三の丸の櫓台の間から、二の丸に向かいます。

本丸の石垣です。それにしても、重厚な石垣造りです。TV番組では、煌めいて見えるよう、石垣の表面は磨いてあったと。

そのような手の込んだ建設作業もそうですが、ものすごい量の石が、人馬、食料と共に運ばれ、その壮大な城が短期間で建設された状況は、どんなだったでしょうね。

池が見下ろせます。これは、史跡の一部なのでしょうか、公園として整備されたものでしょうか、マップには説明がないのです。

向こうに見えるのは遊撃丸ですかね。石垣が組まれその上が平らで、曲輪っぽさが見て取れます。

馬場(馬の鍛錬や、二の丸、三の丸間の移動に使われた)を通って、二の丸へいきます。

急に拓けましたが、二の丸です。三の丸跡とは異なり、広場のように整備されています。

長屋跡だそうで、二の丸には家臣の家屋が並んでいたので、このような広場っぽいのでしょうか。

二の丸の石垣(内側)です。

二の丸は桜が綺麗です。陽が昇って、空は青く、明るくなりました。

二の丸を後に、遊撃丸に向かいます。

遊撃丸です。寝そべったら気持ち良さそうです。

反対側にある弾正丸に向かいます。

特に何かある訳ではないですが、景色が綺麗です。本丸、天守台とは方角が違うように思えますが、岬のような場所に建っていて、入江も入り組んでいるので、海に囲まれているような印象です。

一通り、観て回ったようなので、降りていくことにします。

先ほど見えた、池に出ましたが、有料の茶苑があるところから推察するに、史跡ではなさそうです。確証はないですが。

庭園跡のように見えますが、こちらは史跡の一部でしょうか。

城址を観て回る所要時間は一時間強でした。ただ、休憩なくてくてく歩いて、なので、普通の人は一時間半から二時間かかるでしょうね。

これに、各陣屋跡を見て回るとしたら、一日二日では足りませんね。

さて、名護屋城跡を満喫しましたので、博物館を見学することにします。

 

立派な博物館は入場無料です。広々としています。

ただ、城が機能していた期間は短く、その後破却しているので、展示物に歴史的な貴重さはイマイチ感じられませんし、

名護屋城以前と以後の肥前の大陸との交流の話などで膨らましていますが、

名護屋城が佳境にあった時の情報、古代の北九州の大陸との付き合いを簡潔に理解するには適した内容とボリュームだと思いました。

 

さて、展示されている模型を見ると、城のスケール、加えて陣立ての壮大さが改めて理解できます。

それと、天守閣が、本丸の中心に重石のように乗っているのではなく、櫓の位置にあることが改めて確認できます。陣屋や海(自軍の船や、相手の使節)から、よく見えるように配置したのでしょうね、やはり。あと、秀吉さん自身も、景色や陣屋が見やすいように。権威というより、張り出した展望台のような実用的な話だったかもしれませんね。

 

先にちょっと書いた、「肥前名護屋城図屏風」ですが、こちらでも城の壮大さと、精密さがわかります。

一時的ななものでありながら、曲輪、櫓、石垣、堀などから城の造りは本格的なものであったことがわかります。

北条攻めの石垣山一夜城も、近年の発掘では、白い布を漆喰の壁に見せかけたりしたトリッキーなものではなく、本格的に建設された城であったことがわかっていますので、豊臣家というゼネコンは本当にすごい建築技術を持っていたのでしょうね。

陣屋の配置図ですが、全ては記載できないほど、密集していたのでしょう。

これも有名な蔚山城の戦いの絵ですね。加藤清正、浅野幸長達1万が、明軍6万に囲まれている様子で、迫力が伝わってきます。

ただ、大きさや距離感は、誇張されていますが、それだからこその、この時代の絵画は素晴らしい。

 

朝鮮軍(明軍)の武器としてフランキ砲の模型が飾ってありました。

この時期、国内で流通している鉄砲の数が最大であったとは言え、日本軍の火縄銃では、ちょっと火力に差があったかもしれません。

それと、ちょっと優雅にも見えてしまう安宅船と、

あくまで兵器であった李瞬臣の亀甲船では、戦況を逆転させるには十分な理由があったかもしれません。

 

 

さて、バス(ジャンボタクシー)の時間が近づいてきたので、博物館を出ましたが

地図や図屏風には、鯱鉾池という堀のようなものがあったようなのですが、それがどの辺か行ってみました。

山里口(城の出入り口)です。

こちらは上山里丸(だったかな?)

そして、その前にある、堀っぽい一角、これが鯱鉾池のあった場所かな?部分的には、史跡の石垣みたいですし、ただ、整備された城址を出てしまうと、近隣住民の生活感が急に上がりますね。

バス待ちをしていたおばあさんに、この一帯そのものが史跡で、その中に住んでいるのってどういう感覚ですか?と聞いてみたら

「興味ないからな(笑)」

そういうものでしょうね。

ジャンボタクシーで呼子行って、バスに乗り換えて唐津に戻り、

次は、佐賀市に移動します。

では、次回は、佐賀市内、佐賀城などを紹介します。

ではでは。 

 


佐賀旅行(2)唐津城

2019-04-07 17:43:45 | 遠足・旅行

佐賀旅行の第二回です。

鏡山から虹の松原を堪能し、唐津市内にやってきました。

駅前に、「唐津くんち」曳山の像がお出迎えです。

佐賀に来るのが初めてなので、もちろん生で観たことはありませんし、画像、映像でも”でかい金魚”くらいのイメージ、よくいえば大迫力、悪くいえば”夢に出てきそうな”気味悪さですが、さて、「曳山展示場」で見る実物はどうでしょうかね。

さて、駅前は、駅前らしからぬ閑散とした感じで、、、メインの唐津城は海の方にあるので、駅から近い順に、目星をつけていた名所を巡っていくことにします。

線路と垂直で駅前の道ですから、”駅前の大通り”というか、大きくない道をてくてく歩くと、市役所に突き当たります。

う〜ん、、、唐津って、名前から”長崎みたいな”と勝手な思い込みがありましたが、どうも違うような。。。歴史なのか、単に古いのか。。。

肥後堀。

まあ、島原の乱前に12万石、以後8万石ですから、そんなに大きな城構えではないのは承知していますが、まあ、現存しているのがこれということで。

こじんまりとしたバランスはいいんじゃなでしょうか(すみません、決して、唐津をディスっているわけではないんです。ただ、ちょっとイメージが違っていたので、表現がどうしても、ちとマイナスな感じに、、、)

ちょっとしたスーパーとかバスターミナルのある”目抜き通り”を右に向かい、

旧唐津銀行本店の建物です。

九州って、明治維新で勝った側なので、明治期のハイカラな建物が多いですよね。

私の故郷の福島は、朝敵にされた側ですから、あんまりなくて、僻むよりむしろ、羨ましい感じがします。

平成9年までは、佐賀銀行唐津支店として、実際に使用されていたんですね。驚きました。現在は佐賀県指定重要文化財として一般公開。

当時のカウンターとか、

矩折(かねおり)階段とか、

吹き抜けにシャンデリアとか、昔はハイカラ、今はレトロな趣がいいですね。

 

続いて、唐津神社へ向かいます。

唐津くんち(唐津君の家に一見読めてしまう)は、唐津神社の秋の例大祭として行われるそうです。

大鳥居から徐々に入っていきます。白い鳥居ってのも、なんといいますか、とりあえず、青空に映えますね。

本殿です。

境内には、他にも色々な神様がお住いのようです。

ひとつふたつなら普通の風景(同じ境内に、お稲荷さんがあったり、厳島神社があったり)ですが、ここまで色々同居されているのは、私の”ツボ”にはまって楽しくなります。八百万の神様の国ですから、一箇所にたくさんいて欲しい、というのは私だけ?

お隣は「曳山展示場」です。(入場料300円)

一気に行きます。すごい迫力で驚きました。

でかい!

獅子頭と、

いました、金魚(実は鯛)

乗り物系(でいいのか?)もあります。金魚の隣は鳳凰、そして鯱かな(尾びれが反っているから)

こっちが龍か。

一応、乗り物カテゴリで浦島太郎。こういうもので出てくる亀は、縁起物とは程遠く、怪獣みたいなのもお約束か。

そして、兜。上に獅子頭みたいなのが乗っている兜も多いから、カテゴリーとしては一緒かも。

これら、思っていたのより大きいし、上映されている映像見たら、すごい迫力ですね。

なんといいますか、”顔”が立体的に迫ってくるし、重厚感、質量を感じるので

張りぼて?の、”ねぶた”とはまた違った迫力があります(”ねぶた”は”ねぶた”でいいんですよ。東北人としては)

ただ、”ねぶた(青森)”も”ねぷた(弘前)”も絵巻物なので、この”顔”が迫ってくるのとは違いますね。

博多祇園山笠とか博多どんたくとセットで観られたら、と思うのですが、唐津くんち単品で”東京から行く”のは、、、悩みます。長崎くんちとも一ヶ月ずれるしなあ。。。

 

ともあれ、唐津くんちの迫力に圧倒され、祭りの雰囲気に心惹かれながら、周辺の観光名所を巡りつつ、唐津城に向かいます。

 

三の丸の跡です。何かあるわけではないのですが、満開の桜が青空に映えます。

旧大島邸。駐車場の大きさに驚きました。

有料なので、門からちょっとのぞいて(笑)

続いて、「西の門館」とは?と思ったら、曳山の倉庫と、唐津焼の販売所。

ただ、単なるお土産物屋とは、ちょっと異なり、様々な窯元の作品を分けて、展示、販売していますので、一見の価値ありです。

次は、旧高取邸。ここも有料なので、外見スルー。

まあ、見所もあるのでしょうが、近代に入って、古い旧家の昔のものが飾ってあるのは、お金を払ってまで見る興味を覚えないんですよね。

すみませんね。

他方、埋門ノ館(うずめもん)ですが、

係の方に、説明をお聞きすると、

平成に作られた、昔の武家屋敷はこうだったと見ることができる、社会教育のための施設だそうです。

名前の由来は、先ほどスルーした高取邸の辺りに、砂浜に埋まったような門があり、それを再現したとのこと。

お花、お茶、お歌の会場として利用されていると。こういうのは私のツボです、むしろ。

時の太鼓。

時計が埋め込んでいるのが面白いですね。もちろん、算用数字ではなく、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥で、時間が記されています(午が0/12時です)

ニノ門堀の桜です。引き潮だったのか、ほぼ空堀状態。

 

そして、ついに唐津城が見えてきました。

気持ちが盛り上がってきます。なぜなら、唐津城こそが、今回の旅行第一のモチベーションですからね。

白壁に、天守の赤い欄干。なんか雰囲気が、会津の鶴ヶ城に似ているんですよ。

(しかし、それは10年ほど前までで、その時化粧直しされ、現在の欄干は赤くないんですね)

まあ、共感いただけるかどうかはともかく、本日のメインイベントに違いはありません(苦)

ところで、大手門とかはないんですね(?)

本丸というか、天守に登っていきます。

やはり、お城は遠目に仰ぎみるか、近くから天守を仰ぎみるか、ですね(個人の感想)

この画像なんか、ほんと昔の鶴ヶ城なんだけど(敵だったんだけど)

警備員の方から、天守に登って景色を見てから、降りて各階見るのがいいよ、というアドバイスに従い、天守からの景色です。

鏡山から見た、虹の松原です。カーブが美しい!

西の松原です。

いやー、海青いわ、濃いわ。

両サイドの砂浜は、松原が近くて厚いから、砂浜も海も鮮明ですね。いいわー!

これは、手前の本丸の広場です。

唐津の街中です。

松浦川。唐津城に大規模なお堀がないのは、海と、この松浦川に囲われていたからですかね。

 

場内の展示ですが、やはり唐津焼。

唐津焼って、先日、工芸館で備前焼を見たせいもあるけど、

荒々しい備前焼と真逆に、大物はなく、ぐい呑、小鉢、皿、更にはコーヒーカップ&ソーサ、箸置き。

色合いも、白、薄い灰色など、日常飾らずに使う感じで、落ち着いています。

器が存在感を示す備前とは違いますね。

西の松原から、唐津城を見上げます。

こっちもいいねー。

 

残りは、おまけみたいなもんだけど(苦)

三の丸巽櫓。

千鳥橋

そして、唐津天満宮

場所がわかりにくい。。。なんで、天満宮とか東照宮って。。。

でも、桜とか梅は綺麗なので、外せない(苦)

 

ということで、佐賀旅行の初日、唐津は以上です。

今日は、空は青く、風もなく、穏やか、暑くはなく、涼しいというよりは、歩きまくっても大丈夫な、ちょっと寒いくらいで、寒いくらいだと空気も澄んで景色も綺麗に見られてラッキーでした。(海が近いせいもあるかも)

さあ、朝も早かったし、生憎、名物も見当たらないので(調べたんだけど、、、)、ビール飲んで寝て明日に備えましょう。

ではでは

 


旧呑川緑地(ちょっと葉桜)

2019-04-07 10:33:48 | 散歩

今朝の散歩は、桜が咲く以前「呑川河口と旧呑川緑地(2019.3.15)」で紹介した、旧呑川緑地へ遅まきながら桜を見に行ってきました。

河口まで行って戻ってくると、だいたい15,000歩、2時間強なので、散歩コースとしては悪くないのですが、呑川を上流に向かったり、多摩川の土手を歩くのと比べて、行く頻度は少ないです。さしたる理由はないのですが、線路を越えるのって、なんとなくしないんですよね。そこで折り返してしまう。なので、呑川を下流に向かっても、京浜東北線の線路の下を潜らず、蒲田駅前の日本工学院で引き返してしまいます。すると、10,000歩にも届かないので、なんとなく。そう考えると、上流に向かっても、東急目黒線を越えず(潜らず)、東工大のところで折り返してきますね。線路を越えるというより、地下道を進むのが嫌なのかもしれません(なんか臭いがね)

さて、呑川を池上通りから下流に向かって歩いていきます。

池上通りと蒲田の間も、所々、桜並木があり、呑川にせり出すように見頃を迎えていました。

河口に向かっているので、川幅が広くなっています。

左端に写っているこれはなんなんでしょうね。船ではなく、固定されていて、下流に向かって、ジェット水流を吐いているので、浄化装置だったりするのかも。

今朝は、地下道を越えて、蒲田の東側に出ます。

京急蒲田駅前の夫婦橋親水公園を過ぎて、

東蒲中のところで、呑川を北に外れて歩いていきます。

旧呑川緑地の入口までは、まだしばらくあるのですが、緑地の延長のように、遊歩道が設けられ、桜並木になっています。

そして、旧呑川緑地に入ります(笠地蔵かよ!)

ここから河口まで一旦、写真を撮ったのですが、早朝なので逆光になってしまい、また、曇り空であったので、河口まで行って、帰り道に撮影した写真を紹介します。

こちらは、朝日の角度が低いので、むしろ綺麗に撮れたように思います。

まだ見頃ではあると思いますが、葉桜になりつつあり、一番いい時期は過ぎてしまったかもしれません。

河口に近いと開花が早いのかな。

しかし、桜を見上げつつ、散歩されている方々も多く、

随所、遊具が置かれた公園になっているので、日中はまだまだ家族連れで賑わうのではないでしょうか。

ではでは。


呑川(もこもこ)、家庭菜園の苗追加、シャキっと青椒肉絲

2019-04-06 20:03:13 | 料理・グルメ

今朝の散歩は呑川コース、朝から天気が良くて、今週末もお花見に最適ですね。

といいますか、先週、満開で見頃とか言っていたものの、

今更ながら、一週間経って、花が大きく開いているのか、咲いている密度が上がっているような、

それに、枝先までしっかり咲いていますね。

なかなか咲かなかった、新幹線の高架を越えた右側も、しっかり咲きましたし、

雪谷小学校も、中学校も、枝先まで花が咲いています。

立派な邸宅の庭の桜は、もこもこ感が凄いです。

第二京浜から下流側も、なかなか咲かなかったのですが、今はしっかりと咲いています。

正装して、家族写真を撮られている方々がいらっしゃいました(写真を撮っているのは、ボランティア清掃をされているお姉さん)

中原街道から上流の、石川台中学の前は、川幅が狭いところに、両側から枝垂れているので、ぎゅうぎゅうです。

左の白だけでなく、右のピンクも満開の様相です。

これだけ咲いていると、歩いていて飽きません。

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さて、天気がいいことに誘われて、家庭菜園のもう一つのプランターに植える苗を買いに行きました。

頭の中には、この間はイチゴの苗がたくさん売っていたから、イチゴの赤、白でも植えるかな、と思っていたのですが、

ホームセンターに行ってみると、この間、売り場を占めていた、ハーブ類とイチゴは、ちょっと横の方に移動させられており

棚を広く占拠していたのは、

トマト、唐辛子、ピーマン、ナス、かぼちゃ、ズッキーニなど。

まあ、イチゴにこだわる理由はなく、唐辛子などは値段が安いので

鷹の爪、伏見甘長、獅子唐

奥さんが食べたいからと推すベビーリーフ(食べたければ、スーパーで買えばいいのに、と言っては家庭菜園の立場がない)

そして、プランターの土が余るだろうから、小さな鉢用に、パセリ

を購入し、プランターと小鉢に植えてみました。

先に植えたハーブ類は、ロースマリーを除き、”わさわさ”状態ですが、

今日の唐辛子、ベビーリーフは今のところ、見た目スッキリ。

パセリも、今のところ、株の大きさも鉢にあっていますが、

さて、これからどうなるか(先に植えたハーブも)

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今日の最後は、夕飯レシピです。

青椒肉絲(レシピ)はよく作りますが、

ほとんどは、冷凍パプリカ、水煮タケノコで、しっとりとした出来上がりになるところ、

今回は、ピーマン、人参(パプリカに代わって)、じゃがいも(タケノコに代わって)を材料に、

シャキシャキした青椒肉絲を作りました。

じゃがいものは、酸辣土豆(レシピ)のように細切りで炒めるとシャキシャキ感が出るので、

ピーマン、人参の細切りとさっと炒めて、全体をシャキシャキ感のある青椒肉絲に仕立ててみました。

副菜は、残る人参半分を使い切るため、奥さんの大好物、ごま風味春雨サラダ(レシピ)を作りました。

彩り的には、かぶってしまいましたが(苦)

 

以下、楽天レシピにアップしていますので、ご興味があれば。

ではでは。

シャキッと青椒肉絲

シャキッと青椒肉絲

 

作者:Chayank(ちゃやんく)

 

■材料(4人分)

豚肉 / 150g

ピーマン / 4個

人参 / 中半個

じゃがいも / 大1個

醤油(下味) / 大さじ1

醤油(炒め) / 大さじ1

料理酒(下味) / 大さじ1

料理酒(炒め) / 大さじ1

おろし生姜(下味) / 1cm

オイスターソース(炒め) / 小さじ1

片栗粉(水溶き片栗粉) / 小さじ1

ごま油(仕上げ) / ひとまわし

 

■レシピを考えた人のコメント

水煮タケノコに代えてじゃがいも、パプリカに代えて人参で、食感をシャキッとした青椒肉絲です。

 

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佐賀旅行(1)虹の松原

2019-04-06 12:32:33 | 遠足・旅行

さて、二泊三日で佐賀を旅行してきました。

厳密には、JALで福岡空港往復でしたし、太宰府、福岡城址(舞鶴公園)も行きましたので、佐賀・福岡旅行なのですが、きっかけは佐賀なので、佐賀旅行と銘打たせていただきます。

行き先は、唐津、佐賀、吉野ヶ里、福岡で、今のところ、6回に分けて、逐次アップしていきたいと思います。

(合間合間に、近所の花見や料理などの別ネタも随時アップするつもりなので)

さて、初回ですが、唐津の鏡山から見た虹の松原です。

唐津へは、JALの福岡行きの始発便、6:15発に乗るべく、

池上線の始発、蒲田から京急蒲田にダッシュして、京急蒲田から羽田への始発便に乗って、ギリギリとまでは行かないものの、まあなんとか。

超久しぶりの日本国内線でした。

国際線だと二時間前にチェックインするとか、手荷物にできるかできないか悩んだり、ベトナム国内線だと、時間通りには決して飛ばないし、チェックインも手荷物検査も列に並べない人で大混雑とか、いろいろ気を使うとか、ストレスフルですが、

日本の国内線って、、、楽ですね。

乗客が揃わず(ほんとこういう人は置いていけばいいのに、と海外ではいつも思っていました)、20分遅れで福岡に到着し(フライト時間は一時間半程度)、想定していたのから一本遅い唐津行きへの電車に乗ることになりました。

福岡空港から唐津へは、地下鉄がJR筑肥線に乗り入れているので、乗り換えなしで行けます。

雰囲気としては、東武東上線みたい。

地下鉄の端が姪浜という駅で、さしずめ和光、唐津は川越、とかつらつら考えつつ、車窓からの景色を眺める唐津への一時間ちょっと。

駅名にはほとんど馴染みがありません。滋賀、京都、大阪あたりなら、戦国時代マニアとしては、武将の名前や、戦の場所などに知識がリンクするのですけどね。九州も全く知らないこともないのですが、随分知識の深さに差があります。

地下鉄から上に出ると、景色はどんどん田舎に、失礼、のどかになっていきます。

波多江手前の土手で桜が満開だったり、福吉の手前が一面菜の花だったり、単線なのかな、駅で停車した時に顔を合わせる(すれ違う)電車が、銀色の車体に、顔とドアが赤くてキュートだったり、

旅は、目的地は確かにあるのですが、電車やバスで移動中ののんびり感がいいです。

さて、最初の目的地ですが、唐津までは行かず、手前の虹の松原駅で降ります。

鏡山という山があり、そこの展望台から、虹の松原を見るためです。

虹の松原」とは、「唐津湾沿いに、虹の弧のように連なる松原。唐津藩初代藩主、寺沢志摩守広高が、防風・防潮林として植林したのが始まりで、全長約4.5km、幅約500mにわたって続く松は、約100万本と言われています。今では、三保の松原、気比の松原とともに日本三大松原の一つに数えられ、国の特別 名勝に指定されています。」

しばらく手前から、車窓に海が見え、これから登る「鏡山」が見え、気持ちが盛り上がってきます。

虹の松原駅は、それはそれは小さい駅なのですが、

Suicaに対応しています。もとい、九州では「Sugoca」ですね。

他に、JR九州ではない「nimoca」というのもありました。

唐津でバスに乗る時、バスターミナルやバス内で”推し”ていたのはnimocaの方でしたね。

チャージは現金からですが(チャージ機がバスターミナルにありました)、ICカード割引があるようです。

なお、Suicaで支払った時、ICカード割引はなく、切符の値段と一緒でした。

東京で、切符なら140円だけど、Suicaなら133円みたいのが、Suicaには適用されませんでしたね。

Suicaで東急や営団に乗っても割引があるのに、JR東日本のICカードで、JR九州は割り引かないのか、と疑問が残りました。

当然、翌日乗った昭和バスは、車内広告で”5%割引”を謳っていましたが、Suicaで割引はありませんでしたね。

さて、タッチアンドゴーで駅をすり抜け、鏡山に向かいます。

登山口へは、ちょっと距離があり、ネットでいろいろ調べたのですが(Google Mapなどでも)、イマイチ場所、距離感、そして展望台までの時間もはっきりつかめなかったので、

唐津観光協会」さんに事前にメールして質問したところ、親切に、丁寧な返信(Google Mapのリンク付き)をいただき、安心して登山口に向かうことができました。唐津観光協会の担当者さん、ありがとうございました。

展望台・登山口は東西に2箇所あるのですが、東の「ひれふり展望台」に向かいます。(↓駅の方から見る鏡山)

その「ひれふり展望台」へは、「虹の階段」というのがあり、それを登っていく予定です。

(ちなみに、車道もあって、15分で行けます(苦))

駅からは、国道202号線のバイパスに出て、東へ1キロ弱歩くと、

登山口(階段の登り口)ありました。(駅からは15〜20分くらい)

にしても「1,278段」ですって。

「毎日10km歩いて、健脚の方だと思います。」と観光協会の方には強気な発言をしましたが、さてどうでしょうか。

いざ。

結構、急です。

途中(下の方では)、車道を横切るのですが、なんかイラッとしてきます。

おおっ、結構登ったな、と思ったのは大きな勘違いで、二割くらいの地点。

黙々と登ります。

振り向くと、結構登ってきたな、と思うのですが、これでも半分くらいか。

まだまだ登ります。もうしんどいです。

後ろが開けて、太ももの疲労が、ちょっと癒されます。

が、現実は厳しいく、もう後ろは見ずに、展望台を一途に目指します。

そして、25分間、休まず(休むとむしろ辛くなるので)黙々と登って、

この景色が待っていました。

すごい。。。

あと、松林が深っ!

左手が唐津市内ですね、唐津城もちっちゃく見えます。

砂浜のカーブが綺麗で、さすが”日本三大松原”のひとつ。

それにしても、天気にも恵まれましたが、海(玄界灘)が美しいですね。

一息ついて、

ここは、目指した「ひれふり展望台」ではない、”名のない”展望台であることに気がつきました。

「ひれふり展望台」は右手の方へ少し行くとあるようです。

その前に、佐用姫神社にお参りします。

なんだか、色恋の伝説のようです。それはそれで結構ですが、こういうのは、、、

なお、この佐賀旅行で、ちょいちょい、真面目なのかふざけているのか、田舎ならではの微妙な感覚に遭遇します。

それはそれで、旅の醍醐味なんですけどね。

で、「ひれふり展望台」へ。

ちなみに”ひれふり”の由来は、佐用姫が領巾を振り名残を惜しんだことから、「領巾振山(ひれふりやま)と鏡山が呼ばれていた、と。(鏡山をそう呼んだのか、領巾振山がいつから鏡山になったのか?)

こちらからの方が、ちょっと高いところから、東西、開けて見えますね。

(パノラマに撮りたかったのですが、なんか上手く撮れなかった。。。)

続いて、車で楽に登ってこられる方々のための駐車場の方にある、鏡山神社へ(歩いてちょっと)

(駐車場真前にある)

そして、これは何でしょうか。。。

「?鐘をならすたびに、おかげ様の心。愛をよび?める運の強さ 佐用姫様の力が皆様に宿ります すべての人に幸あれ 愛しとーと❤️岩本初恵」と刻まれていますな。。。

まあ、これはさておき、美しい景色を満喫しましたので、下山し、唐津市内に向かうことにします。

なお、こちらも桜が満開のようです。

九州は南とはいえ、東京からはむしろ、西だからか、今年の開花日は東京と一緒でした。

東北は4月5日(@福島)に、ようやっとでしたね。

なお、別の登山道から降りようかとも思いましたが、どこに出るのか(そこから虹の松原駅にたどり着けるか)も不安だったので、登ってきた「虹の階段」を降ります。

降りるのは降りるで、注意が必要ですし、疲れるのですが、無事降りて、駅に戻る時

唐津方面の電車が目の前の踏切を。。。

計画を立てた時と、ダイヤが変わっていますね、4月1日を超えて。

駅で、時刻表見たら、変わっていました。駅探で、ちゃんと日にちを指定して検索したのに、ダイヤ改定の情報は反映されないものなのかな。

仕方なく、30分くらい、こういう駅で待つことになり、

次来た電車で唐津へ、タッチアンドゴー。

次回は、唐津市内で、唐津城、曳山展示場などを紹介します。

ではでは。

 

 

 

 


二十一世紀桜(見頃)

2019-04-05 19:11:56 | 散歩

数日更新を空けましたが、佐賀に旅行に行っていました。

九州に出張することは結構あったのですが、鳥栖で特急列車を乗り換えるだけで、駅から出たことはなく

他方、名護屋城、唐津城、佐賀城と、戦国好き、城好きには魅力的な場所ですので、時間とって行ってきました。

現地で撮影した写真、メモが大量で、ちょっと整理してから随時アップしていきます。

桜の満開でしたが、アップのタイミングで旬を過ぎてしまうかもしれません。そこはご容赦ください。

 

さて、その整理の前に、近所(大田区)の花見はまだ続きます。

下丸子、ガス橋を挟んで、多摩川の上流に向かって右側の土手には「二十一世紀桜」という大田区お勧めの桜の名所のがあるのですが

桜坂(五分咲ぐらい)、二十一世紀桜(まだまだ)(2019.3.27)」で紹介した時は

こんなでしたが、一週間経った現在はどんなでしょうか、と早朝に行ってみました。

 

すると、、、

 

多摩川大橋(下流)から上って行きますと、ガス橋手前で、いい感じに咲いています。

ガス橋を渡ると、満開には未だもう一歩ながら、十分に見頃ですね。

部分部分アーチのようになっています。

先に進むと、土手の下に並木が移ります(どこまでが二十一世紀桜並木なのかは不明)

桜の花を光の当たる上の方から見るのも綺麗ですね。

そして、土手側には白い花も咲いて、合わせて綺麗です。

この白い花は、ハマダイコンといい、土手の川側にも咲いているので、川側に土手を降りると、

土手の白い絨毯の向こうに、ピンクの桜を愛でることもできます。

早朝で、マンションの日陰になっていますが、日中に見ることができたら、一層綺麗でしょうね。

ちなみに、このハマダイコンを画像検索していたら、ハマダイコンを食べる情報がちらほら。

サヤを食べるようですが、形から、ベトナムでよく食べた、かぼちゃのツボミや、ティンリー(千里の花)のツボミを思い出し、ちょっと惹かれています。

あ〜、バナナの花も美味しかったな、、、

それはさておき、帰り道の、雪谷小学校、中学校の桜も、枝の先までしっかり満開でした。

今週末もまだまだ見頃ですね。

では、佐賀旅行の模様は、追々、逐次。

ではでは。


皇居、千鳥ヶ淵、靖國神社(見頃)

2019-04-01 18:01:09 | 散歩

さて、「朝活」より開始が早い「早朝活」で、先週は、早過ぎて蕾を観に行ったかのような千鳥ヶ淵と靖国神社の再チャレンジです。

いつもの通勤ウォーキングの一環ですので、内堀通りを時計回りに歩くと、

まず目に入るのは、国会議事堂前あたりのお濠の内側に咲く桜です。

そして、内堀通りを外側に渡って、最高裁判所前の桜並木も満開で、

その並木の延長で、国際劇場の桜が(まだ)満開です。

で、新番組の始まったTokyo FMを通り過ぎ、お濠側に渡ると、

先週は、まだまだであった千鳥ヶ淵公園の桜が満開でした。

 

そして、代官町通りで右折せず、派出所を通り過ぎて、千鳥ヶ淵緑道へ。

まあ、見事に咲いていますよ。そして、早朝から人が多いこと多いこと。遊歩道も狭いしね。

でも、写真でよく見るボートのスポットもそのまま綺麗に観られますね。

お濠の向こう側を眺めますが、向かい側から見ても、同じように綺麗なのでしょうね。

こちら側から皇居側を撮ると、手前の桜の枝花が重なってしますのです。

このようにフレームのように映るのも、遠近があっていいなと思いつつ、

向かい側は、土手の影なので、そもそもくらい所、

こちら側の花には、正面から光が当たって、撮影者からは逆光なのですが、

早朝の低い角度からの朝日、桜の花が薄くて、光を透過しやすいのか、

桜の裏側も、単に逆光で暗くならず、ちょっと幻想的(ステンドグラス的?)です。

そして、九段下(出口)が近いづいてきました。

ここの写真は、田安門の方から撮りましょう。

 

さて、靖国神社ですが、

国立劇場(見頃)、靖国神社と千鳥ヶ淵(まだ)(2019.3.25)」で、まだまだのようなことを言った矢先に、標本木の満開宣言をされてしまいましたが、さて、一週間経って、どうでしょうか?

咲いてますね。境内の桜は、綺麗ですね。

標本木も満開といってよく、見頃が続いていると思います。

 

今週は、今朝を逃すと時間がなさそうなので、今朝、千鳥ヶ淵と靖国神社の満開を見られて良かったです。

靖国通りを渡って、

田安門から、

千鳥ヶ淵、今年〆の桜でした。

で、最後は、国立美術館の前のちょっとした桜のアーチ。こんなのもいいですね。

 

時間があれば(欲を言えば)、坂下門から入る乾通りの一般公開にも、ちょっと顔を出してみたかったのですが、、、

入場口の場所が、、、そして警官に指示されて歩いていく参賀者の数が、、、

大手門越えて、桔梗門あたりから斜めに突っ切って行けるなら、ちょっとだけ参観する時間があるかなと思いましたが、それは”ならぬ”のですね。

大丈夫ですが、うちの故郷では、ならぬことはならぬものと教えを受けていますので。

仕方ない、”平成最後”は無理そうだから、”令和最初”で、来年行きましょう。

 

ところで、昨晩、奥さんと新元号の予想をしていて、

私の予想は

・戦争、災害などの危機から、平和というの願いは必ずあるので、「◯和」

・被害者や社会的弱者を、安んずることから「安和」、あるいは、日本の美徳、敬う気持ちで「敬和」

だったので、

結構、いいところ行っていたかもしれませんね。

 

しかし、安倍さんの説明とは異なりますが、

・聖徳太子の十七条憲法の、「和」をもって貴しとなす

・大化の改新以後の律令制の、「令」(行政)

とも読めるので、よく言えば、国家が成立した時の基本に戻って国のあり方を考える、

悪く言えば、憲法改正と、行政改革を進める、安倍さんの考え、というのは深読み過ぎ?または捻くれた見方かな。

 

ところで、明日からちょっと旅行してきます。ご報告は別途取りまとめて、来週にでも。

(速報で、現地からちょっとだけUPするかもしれませんが)

ではでは。


現在までの変遷

「料理と散歩と仕事で海外」として、タイトルの通り、趣味の料理と散歩、そして出張する海外の情報を掲載していましたが、ハノイ赴任となり「ベトナム生活あらかると」でベトナム生活、近隣の国への旅行模様などを掲載するようになり、一時、仕事が忙しく更新が滞りましたが、2017年末に帰任し、2019年から改めて「池上優游涵泳」として、知識探求、スローライフを紹介しています。

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