ケツコンノススメ、パートⅢに入りました。
苦々しく思っているお嬢様がた、
しばしお付き合いを!!!
高校を卒業して短大に進み
ようやく恋愛相撲と言う土俵に
立とうと意気込んだ頃の私。
合コンや飲み会で知り合った男性から
間違った“モテる女性のノウハウ”をたたきこまれ
律儀に守り続けたために結婚が遠のいた
と言っても過言ではない。
例えば
いつも明るくノリノリでいるべし!
気が付く女でいるべし!
新聞を読んで勉強すべし!
酒には強くなるべし!
でもね~
これ絶対間違ってるから・・・。
男より面白いこと言うと恋愛対象からはずれるし、
気が付きすぎると重く感じられるし、
知識をひけらかすと、男のプライドを傷つけるし
酒に酔わない女なんて、男からしたら死んでほしいかも。
で昨今の「男を落とす方法」っぽい本によると
やや控えめで女らしい人がモテるみたい。
(昭和から変わらんのね)
すぐに私の頭に浮かんだのはM子姫。
M子姫は和風美人で
すごく控えめ。
まさに姫。
自分の意見を絶対押し通したりしないし、
いつもこちらの提案にのってくれる。
でも、でもね・・・いまだに独身。
不思議よね~。
その不思議を勝手に検証してみた。
まず、M子姫は本音を絶対に言わない。
なので何を考えているか全然わからない。
隙もない!みごとにない!
物に例えるなら
白いレースのハンカチ。
これで手を拭けますか?
無理だよね~。
男からしたら色や柄なんてどうでもいい。
手ごろな大きさで、それでいてかさばらなくて
手触りのやさしいタオルハンカチ。
洗うほどに風合いが良くなるとなおグー!
こーゆー女を求めているんだろーなー、きっと男は。
あーーむつかしいむつかしい。
私なんざ、見かけよりも水を吸わない
けったいな柄のハンカチだな。
さてなぜ私が結婚できたか?
それは既婚者の人はほとんど経験しているであろう?
そう、体当たり。
プライド捨てて泥相撲(油相撲でもよし)に挑んだ結果だ。
毎月1人からプロポーズを受け続け、
その中から理想の男性を選んだ・・・、
なんて言う苦労知らずの女性はいやしないだろう。
「いやだぁ~泥相撲なんて恥ずかしくってアタシできない~」
なんて言ってたら、
一生独身、間違いなし!!
M子姫よ!
まわしを着けて、いざ土俵に上るがいい!
そして泥にまみれてすべってころんで
周りから笑われようとも、
歯を食いしばり、
相手を押し倒すのだ!!うっちゃるのだ!投げ飛ばすのだ!!!
その先に必ず必ず純白に輝くウェディングドレスが待っている。
ファイト!!