滋賀県の信楽にカッパさんと行ってきた。
私の家からは車で2時間ほどの距離。
でも私には初めての信楽だった。
信楽に着くまでは茶畑が広がり
すごくのどかな風景が続く。
途中にお昼を済ませようということで
黒田園と言う古民家の蕎麦屋に入った。
行き当たりばったりで入ったけど
なかなか趣のある風情で、蕎麦もコシがあって
とても美味しかった。
蕎麦好きのカッパも大満足。
そしていよいよ信楽へ!!
道路を車で走っていると
狸の集団がいっせいに出てくるので
あ、信楽に入った
ってすぐわかる。
もうね、たぬきたぬきたぬきーーー!!
すごいたぬき!
そんな何千何万のたぬきの出迎えを受けながら、
予約した陶芸教室の店に到着。
ここの店の中もたぬきたぬき。
でも、色んなたぬきの種類がある。
商売用だろうね、片手にふくろう、片手にカエルを
乗せているものや
ふくろうの変わりにまねき猫をのせているたぬきもいる。
意外に、癒される・・・。
ふくろう単体やかえる単体もいっぱいいる。
カッパもいる・・・。
カッパ、けっこう可愛い。
さてさて、今日私達が信楽に来た目的は
たぬきを買うためではない。
お地蔵さんのリベンジのためだ。
そう、ぼろぼろになったお地蔵さんの代わりに
りっぱな信楽のお地蔵さんを置いてやろう、
と決めたのだ。
そして、陶芸教室でお地蔵さんを
カッパさんと私とでこしらえる。
合計2体こしらえる。
陶芸教室はろくろを回して食器やらを
作る人がほどんど。
地蔵を作るなんて私ら夫婦くらいのもんだろう。
しかし、先生が色々とアドバイスしてくれるので
おもったよりスイスイ進んだ。
私はぶこつなお地蔵をめざしたので
適当にこねて、適当に積み上げるだけ。
しかしアスピーのカッパさんは
唇をなめなめ
テンパリながら汗を流して必死にこしらえている。
その甲斐あって、カッパさんは既製品のような
キレイな地蔵ができあがった。(写真左)
私はと言うと、ぶこつさをアピールしたかったので
かなりひしゃげた地蔵ができた。
いかにも不器用な手作りと言った感じ。
まあ、一生懸命作ったのだからいいではないか。
しかし陶芸は思ったより楽しかった。
無心になれるのがいい。
カッパさんもテンパッていたものの
完成した達成感をあじわい、かなりご満悦。
「年に一度は来たいね♪」とルンルンだ。
実は私もそう思った。
すごく可愛いたぬきを見つけて
欲しくたまらなくなったからだ。
結局、買わなかった。
置く場所が決まらなかったから。
でも、ちゃんと置く場所を決めてから
また、あのたぬきを買いに行きたい。