風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

慌ただしく風の山

2021-03-20 | 風の山から
前回帰ったのは1月16日だったので約2か月ぶり。
山も少しづつ春の気配ゲンゲ畑も復活していて、子どもの頃を思い出す。田んぼの肥料や、牛の餌として稲刈り後の田んぼに、種を蒔いていたと思う。
今は種蒔きはしてないが、自然とこぼれた種からこんなに増えてきた。もっと早く日が当たっている間に撮影したかったが、久しぶりだと用事も多く、帰り際に撮影。日が長くなったとはいえ、山の日暮れは早い。田植え前には石垣も綺麗に草を取っていたのに、もう草を取る人もいない。

荒れた庭には、帰りを待っていたかのようにスイセンが綺麗に咲いていた。この水仙はもともと植えてはあったが、この場所でなかったように思うけど球根は何かに運ばれるんだろうか。ユキモチソウなどは種からと言うのも分かるけど、それでもなんでこんな所?と言うように庭の中に生えている。

子どもの頃から、同じ場所で咲き続けているボケ。70余年たっても大きくならない。赤と白の咲き分けだったボケ。
ボケとはこんな色だと思っていた。
もう誰もいなくなった家。そして誰もいなくなった山。
少し泊まって用事をしてくる予定だったが、お彼岸にもう一度行こうと思い帰ってきたが、今日明日と天気が悪いということで中止とする。
お墓の掃除はして、お参りもしては来ていたけど

山から下りて、母の里がある場所の、この桜は、他に先駆けて咲く。子どもの頃遊んだ川も整備され随分変わった。
祖母や伯父伯母もいなくなり、従兄一人になってしまった。お彼岸に来るからと寄らずに帰ってきたが、次帰ったときに寄ろう。

今日は終日雨だったが、草木には嬉しい雨だと思う。枯らしたと思った鉢から芽が出ているのを発見!嬉しい♪
同じような山の話。コメント欄は閉じさせていただきます。
3月13日のこと
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