風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

名野川磐門神楽

2011-06-15 | 花日記
今日は植物仲間に誘っていただき、仁淀川町『名野川神社』に神楽を見に行こうと言うことになり、どうせ名野川迄行くのなら、少し早めに出て『ワタナベソウ』を見てみようと言うことで出かける。

植物に詳しい先輩が、この辺りにあるはずだけどと言いながら、ゆっくり車を走らせるが、それらしきものは見つからない。広い所に車を止めて、少し歩いたりして探すが見つからない。

時間もなかったので、結局見つからず諦めて名野川神社に向かう。途中、良心市(無人販売所)の前に何とワタナベソウが売られていた。大きな鉢で700円。高くは無いと思ったが、それほど好きな花でもないので、撮影だけさせてもらうがあんまりきれいに撮影出来てない。
『渡辺草・ユキノシタ科・ヤワタソウ属』図鑑には発見者渡辺協氏への献名と書かれている。
検索で調べてみると、高知県吾川郡吾川村上名野川小学校の教師をされていたらしい。
今町村合併で今、吾川郡仁淀川町となっている。

今度時間のある時に来たいねと言いながらも、あちこち花が目につくと車を止めて、観察撮影。



↑↓綺麗に撮影出来なかったけど、谷向かいの山にピンクと白のヤマボウシが咲いていた。もっときれいなピンクだったが、白っぽくなっている(涙)



↑↓ウリノキ・瓜の木・ウリノキ科 ウリノキ属 これも谷の下の方にあるのを撮影して花の部分だけ切り取る。

↓我が家のオオギカズラはとっくに終わったけど、この山にはまだ咲き残ったのが有った。


道草をして、神社の駐車場に着いたと同時に、太鼓の音が始まり、慌てて駆け付ける。
↓3番目ぐらいの舞だったと思う。地元の方で小学生の頃から舞っている方らしく、スピード感のある舞をとても上手に舞っていた。



順番が有って、物語になっているのだろうけど、下調べも何もしないで行ったので、ただただ見るだけ。
↓姪っ子が、今年初めて舞うと言うので、応援も兼ねて出かける。姪っ子は最初でもあるし、高知市内からの練習では十分でなくどうなることかと心配したが、割合ゆっくりした動作と、繰り返しの多い舞だったので、何とか無事終わった。

↓子どもさんが、(小学校高学年か中学生?)とても上手に舞った。子どもさんにはおひねりをあげるとかで、100円をティッシュに包んで、みなさん投げ入れてあげていた。そのおひねりを盆に入れて両手に持って、でんぐり返り?等の時もおひねりを落とさないで感心した。


昨夜洗っておいたシソを揉んだら、ほんの一握りになった。


灰汁を捨てて、汁の上がった梅の中に入れる。到底これでは足りないので、何処かで調達してこなければいけない。
この梅酢に、ショウガを漬けるとおいしい。

今日も午後から雨かなと覚悟して出かけたけど、降られないで家に帰り付いた。
ちょっと前から、雨音がし始めた。明日は大雨になるかもしれないとの予報。
週末は良いお天気になってもらいたい。
コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 良く働きました | トップ | ミヤマトベラ・キツリフネ »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
充実の1日羨ましい (まーにゃ)
2011-06-16 05:33:05
ヤマボウシのピンク初めて見ました。

瓜の木の花珍しい形ね、良く見えましたよ。

代々伝えられてきたお神楽いいものですねえ。

村民の親睦 氏神様のお祭りでも御神楽ありますが、これほどの感激は湧きません。
返信する
ピンクのヤマボウシ? (マスカット)
2011-06-16 07:30:45
前にkarinaさんのところで紹介した我が家のヤマボウシは薄い黄緑から真っ白になりました。ピンクのもあるならそちらの方が良かったなとちょっとだけ思いました

でもヤマボウシの花は長く咲いていて感心します。昨日咲いたばかりのシャラ一輪はもう落ちていましたし白花ネムノキも1度だけ咲いて終わりみたいなので、息の長いヤマボウシやまだ次々と咲いているビオラは寂しい庭には有り難い存在です。

でも、シロバナネムノキの蕾は木が小さいながら30個くらいあるので楽しみです
返信する
まーにゃさん ()
2011-06-16 07:51:14
おはよう
の高知です。

私もヤマボウシのピンク初めて見ました。名野川は高知市から西、実家のある県東部とまた違った植物が有ってついつい見行ってしまいます。
険しい山の上の神社、守って来た氏子さん達、この地に住み着いた先人の、地域の平安を願ってのお神楽でもあり、厳しい日常の生活の、ひと時忘れるお神楽でもあったのかなと、そんなことを思いながら見せてもらいました。
返信する
ワタナベソウの (ohisama)
2011-06-16 08:39:28
花芯は果物のキウイを切ったのに似ていますね。
発見者の名前がつけられるのは発見者にとってうれしいことですよね。
ウリノキの花は何か勲章というか飾り物のような感じ、葉っぱもきれいです。
薄いピンク色のヤマボウシはこちらでは公園などでよく見られます。
ハナミズキは北国では栽培難しいけど、ヤマボウシは庭木にしている家もあります。
返信する
マスカットさん ()
2011-06-16 08:44:51
おはよう
長々書いてもう終わると言うところで、なんか更新します言うので、自動的にシャットアウトされた(涙)
ヤマボウシ、薄黄緑から、真っ白。やがて赤い果実が楽しめる。何度も違った風景を見せてくれるので、いいですよね。

白花のネム、人間様が寝るころ綺麗に咲くのでもったいないですよね。我が家のは、もう蕾は残り少なくなりました。

環ちゃん、赤ちゃんから男の子になって来たねえ。
環ちゃんの背中、俺(僕ではない感じの背中)もしたいなあと自己主張しているよね。
不満げな顔から、最後は納得した顔。
環ちゃんを知りつくしたマスカットさん撮影で、とてもよい表情が撮れていると思います。
返信する
ウリノキ (おみや)
2011-06-16 08:57:48
お早うございます。
ワタナベソウ、初めて聞く名前です。
風さんは結構マメですね。私は最近梅干付けを
しなくなってしまいました。

子供さんのカグラ、立派ですね。

私も高尾山へ行ってウリノキ、イナモリソウを見てきました。お天気が悪くて写真は失敗ですが、滅多に見られないのでアップしました。
返信する
こんばんは♪ ()
2011-06-16 21:43:54
ohisamaさん、遅くなりました。
ほんまやねえ。私もそう思う(笑)
この日山道で大分探したけど、見つからず降りてきて、鉢植えを見た時3にいで思わず笑いました。買わないで撮影させて貰うのが妙に後ろめたく、無人市なのに、そそくさと一枚だけの撮影でした(笑)

ヤマボウシ、そちらにはピンクも普通に見られるがやねえ。

おみやさん、お先に、高尾山のウリノキの花や、見事なセッコク等見せてもらいました。
世の中に植物がどのくらいあるか知りませんが、その一つに自分の名前が付けられ、永遠に残ると言うのは嬉しいですよね。

過疎の地で、伝統行事を維持して行くのは大変だと思いますが、高齢の方も頑張っていました。父子で神楽を舞っている人もいました。

子どもから大人まで、違う世代が集まっての練習で、得るものもあると思いますね。

梅干し、シソを沢山入れてつけておくと、色も香りも良くて大好きなんですが、子どもたちは食べないし、毎年つけても仕方が無いのですが、あればついつけてしまいます(笑)
返信する
梅仕事 (ぱぷりこ)
2011-06-17 11:54:40
こんにちは♪
梅仕事進んでいますね
梅を漬ける時、梅雨時期を超えるのにかびたりしたら大変だと思い緊張しちゃいます(笑)

私は今年も漬けませんでした。
でも店頭に梅が並んでいると気になります。
家族は酸っぱくない梅を希望するので作らなくなりました。

山野草を自然の中でで見ることができてうらやましいです。
園芸店にある野草はどれも乾燥気味で、はじっこの方にあり山で咲きたいだろうなーと思います。
甥っ子さんの舞、見ることができて良かったですね。
がんばりましたね。
こんな子に待ってもらったら元気が出ますね。
返信する
素晴らしい! (ジョルジュ)
2011-06-17 17:12:08
磐戸神楽ですか、それじゃあ、天のウズメが踊って、田力男が岩戸を開けて、鶏が鳴いて、アマテラスが現れるのでしょうか。
衣装が素晴らしい。 お面が素晴らしい。 踊りも素晴らしかったのでしょう。
姪御さんにお祝の気持ちをお伝え下さい。

何より、古くからの慣わしが続いている事が素晴らしい。 
若い人に伝承されている事が素晴らしい。
いにしえ通りに 守られている事が素晴らしい。
清清しい社殿も素晴らしいです。
「国指定」の、何かになっているのですか?(笑)
これからも 守っていっていただきたいものです。

先日 出かけた先で 民家の庭の小さなピンクの山法師を愛でてきました。
山に大木があったら 見ごたえがあった事でしょうね!
我が家の なかなか枝垂れない「枝垂れ山法師」の清楚な白もいいですけれど。
(植え場所に困って 「要らないのに」と言った事は 忘れてください(汗)。)

YouTube で 去年の仁淀川神楽大会の「名野川磐戸神楽」の動画を見ました。
返信する
こんばんは♪ ()
2011-06-17 22:32:35
ぱぷりこさん、私も以前はカビが来ないように気を遣って、何もかも焼酎で消毒したりしていましたが、そんなめんどくさい事はやめて、一気に汁が上がるように、梅専用に重しを買ってきて(ほかの漬物と兼用しないようにと言うことです)ギュッと重しをして汁を出して、梅が空気に触れないように、しておけばカビは来なくなりました。
味付け梅もおいしいですよね。

山野草、平地でも普通に育つものもありますが、深山にひっそり咲くようなものを、明るい町中の園芸店に並べてもすぐダメになってしまいますよね。高知県自体が人口減少しているのですから、山村地域も学校が統合され子どもの数も減ってきている。そんな中でこうして伝統行事を繋げて行ってくれる地域の方々に感謝です。

ジョルジュさん、さすが詳しいですね。何何の舞と紙に書いてあり、一つの舞いが終わればそれをめくる。
天のウズメの踊りで、磐門を開けたと言うだけあって、ウズメの舞いは素晴らしかったです。
『重要無形民俗文化財』に国から指定されているようです。
ジョルジュさんちのお庭には、枝垂れヤマボウシがあるがですか?それを本当は要らないと言いつつ仕方なく植えた?まあそういうことは忘れましょう。植えてみたら、咲いて見たら割合良かったということはありますよね。
YouTube に動画出ていましたか。私も動画で撮れば良かったけど、何せ時間が長いのでデジカメでは無理です。
秋にもあると言うことなので、今度はゆっくり出かけてみようかなと思っています。
返信する

コメントを投稿

花日記」カテゴリの最新記事