風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

庭の植物観察

2012-03-11 | 花日記
3月7日先輩と高知駅で待ち合わせて、散策仲間のお見舞いに行って帰り、3軒の園芸店巡り。本当は山野草のようなものが欲しいのだけれど、今の時期商品は少ない。

↑こんな小さな鉢に植えられて、何重にもラッピングされていた、ラッピングを除けると貴凰とシールが貼ってあるので、検索で調べてみたら 『木立性セネシオ』サイネリアの交配種らしい。サイネリアって昔は『シネラリア』と言っていたのに、なんか縁起が良くないということで、いつの間にか『サイネリア』という名前で流通している。格段この花が好きというわけではないけど、小学生の頃(3年?)まだ珍しかったこの花を友達に分けてもらって、喜んで家にもって帰り庭に置いたら、放し飼いにしていたチャボ夫婦?にコツられて、哀れ茎だけになってしまた苦い思い出のある花。300円で購入。10日大きな鉢に根鉢崩さす植え替える。

↑今日は寒かったが、庭のあちこちからいろんなものが芽吹き始め、花が咲き始めている。ムサシアブミの角は伸びてきたが、この赤い果実は一向に変化なし。自然のままでどんなふうになるのか興味があって置いてあるが、この頃なんだか待ちきれず果肉を潰して種まきしたい衝動にかられる。

↑これはナンゴクウラシマソウの角。これこそ、友達が鉢植えで長年育てていたのが、いつの間にか種をつけて親は途絶え、鉢の中に子供たちが沢山芽生えていた。それを私がもらってきて植え替えをして今年で3年目?昨年は花も咲きいくつか好きな人に分けてあげた。今年は出てくるだろうかと待ちきれず、ひっくり返してみたら大小7球あったので、新しい土に植え替えてやる(3月日)

↑これは昨年日曜市で小さな球根を買ってきて、部屋の中で早く咲かせて楽しんだのを外に出したままにしてあった。外に出したままだと消える確率が高いとお店の方に聞いたけど、この鉢のは何本か芽が出ている。風の山ではユキモチソは普通に見られる。それぞれ角の様子が違うのが面白い。どれも、サトイモ科テンナンショウ属

↑これも角だけど、これは『マルバオウセイ・丸葉黄精)』葉が丸い以外は、ナルコユリやアマドコロにそっくりらしい。黄精とは、ナルコユリの根を乾燥した、漢方の生薬のことと説明があった。初めて見聞きする植物。

↑昨年我が家で実をつけたヤマシャクヤク。種を付けると株が弱ると思ったが結局種を残した。その種を蒔いてあったら、なんと芽が出ている。本当は期待してなくあんまり大事にしてなかったのに2本だけでも芽を出してくれたとは嬉しい(水やりも忘れて乾燥していた時期もあった)
↓親株、種をつけたが肥料もやったので今年は花芽が3本、見たらつぼみがだいぶ膨らんでいたので、そろそろ軒下の雨の当たらない場所に移動してやらないといけない。
ボタン科ボタン属

↓斑入りの『タガネソウ・鏨草」葉は大方枯れてしまっているのに、こんな花が咲いたのにびっくり!図鑑には、葉を鍛冶屋の使うたがねに見立てたと書かれているが、なんかこの葉っぱは弱々しくすぐ折れてしまう。カヤツリグサ科スゲ属

狭い庭でも、観察していたら飽きることなく一日が終わる。
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17 コメント

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早いですね (aki)
2012-03-12 00:29:16
東京はやっと今日、青空が見えました。
ず~っと雨で真冬日が一週間続きおまけにとうとう風邪を引いてしまいました。
娘の家でぐずぐず寝込んで昨夜、送って貰って帰ってきました。
まだまだ風さんのお庭のように春の気配もありませんがユキワリソウが咲いていました。
ヤマシャクヤクは芽がちらっと土から顔を出しているだけです。
まだ少し寒い日が続くようなので春はもう少し待つようです。
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akiさん ()
2012-03-12 08:29:29
おはよう♫
風邪をひいていたということですが、何か定まらない気候で、体もしんどいですよね。

娘さんのお家で寝込んだということなので、ある意味心強かったろうとは思いますが、やっぱり家のように自由は利きませんよね。

こちらも、汗ばむような日があるかと思えば、また冬に逆戻りのような日があったりで、もう着ないだろうと思っていたジャケットを羽織ったりしています。

庭の植物たちも、顔を出す頃合を図りかねている?
まだ冷かったり温かったりの繰り返しかと思います。風邪ぶり返さないようお大事にね。
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タガネソウ? (ジョルジュ)
2012-03-12 18:12:26
きっと見たことがないと思います。
山芍薬が元気なのにビックリ。
毎日 なにかしら 新しい動きがあって
春の庭は飽きませんね。
サトイモ科の植物の芽を「ツノ」とおっしゃるのも
すごく納得!です。

今日は少し寒くって、
早春賦のように 葦が<角ぐむ>のは もう少し先のようです。

亭主の実家のご法事に行って イバラキのあちこちを見て
帰宅して テレビを見ては あれやこれやを 考えさせてもらっています。
震災関連番組に 感謝していますが、とても見きれませんし、
全部 見られる程の神経でもなさそうです(苦笑)。
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こんばんわ~♪ (karina)
2012-03-12 19:23:07
風さん こんばんわ~♪

今日はしょう冷かったねえ。
昨日の観察会でタガネソウを見て写したけんど、帰ってきてみてみるとボケちょった。
そろそろ庭の草を引かないかんと思うて引きよったけんど、冷いきやめた。
ヤマシャクヤク、立派な蕾ができちゅうねえ。
カリちゃんとこは、小さな蕾が一つしか付いちゃあせん。
草引きをしながら見るといろいろ出てきゆう。
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ジョルジュさん ()
2012-03-12 20:50:03
タガネソウ、北海道から九州まで分布しているみたいなので、気を付けていたら見られるかもしれませんが、私もこれがタガネソウと思ってみたことはないです。

茨城は結構大きな揺れがあったと思いますが、他のところのようにあまり大きく報道はされていませんよね。


ユキモチソウなどの芽立ち?、私たちは何も思わんと、角っていうけんどやっぱり全国的じゃないがやねえ。
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今日も寒かった~! (hana)
2012-03-12 21:09:23
本日の赤城山には雪雲がかかり3月だというのに山が白かったです。
3月にこんなに白い赤城山はなかったように記憶していますが、寒いはずだと納得でした。

風さん~、
赤い実そのままにしておいてね~。
どうなるのか私も興味津々ですっ!
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 (mari)
2012-03-12 23:33:57
いろいろな芽が出てきましたネ。
本当にうれしい春ですネ。
私の知らない名前の植物が多いので、ブログを訪問するのが楽しみです。
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おはようございます。 ()
2012-03-13 08:39:28
karinaさん、日曜日の観察会さぼってしもうた(汗)高見の方からは何度か上がったけんど、いろんな植物があって面白い山やねえ。タガネソウもう葉が出ちょった?我が家枯葉の根元にわずかに新しい葉がちょびっと見えゆう状態です。

karinaさんところの山芍薬は、珍しいがやろう。そういうがはなかなか大株にはなりにくいろう。
芽吹きの季節、忘れ去られたような鉢から、芽が出てきたりして、嬉しいものの何やったろうと思い悩むものもある。ちゃんと、エブを立てちょかんといかんと思うけんどじき忘れる(冷汗)

hanaさん、赤城山が白かったということは、そこから吹き降ろす風で冷いろうと想像します。
こちらは、近くに雪の見えるような山はないけんど、吹く風はなかなか冷かったです。
ムサシアブミの種。もういい加減になんとかしようと思うたけんど。hanaさんのリクエストに応えて、しばらく観察してみましょう。

長いことつぼみの状態のアセビもやっと開花の時期になったねえ。
風の山にはアセビはいっぱいあったので、見ると子供の頃の風景が浮かんできます。

hanaさんは、蔵之助君と共にご実家に行ってきたがですね。
私もお彼岸なので行ってこなければと思っています。
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こんにちは! (箱庭)
2012-03-13 11:53:02
昨日今日は日差しが出て空は青いけど・・風が冷たく寒い。
今朝は室温も7度しかなく、風邪引きにはきびしいです。(あっ、私も彦さんの風邪が移りましたぁ)

サイネリア、今の時期には必ず出回るね。色も多彩で晴れやかなんで一鉢あると華やぐよねぇ。
けど何でか長持ちせんで枯らしてしまう花でもあるんで、最近は買わんようになったわ。苦笑
風さんとこの庭にはテンナンショウの仲間が多い事!芽出しのこの角が何とも言えん。

「あれぇ!風さんヤマシャクも持ってはる!!」って彦さんが言うてました。
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春ですね~ (マスカット)
2012-03-13 18:39:52
風さんの庭にはいろんな芽が出てきましたね。
こちらは今日も寒いですが、我が家でも外の岩チドリの鉢に小さな小さな芽がいっぱい出てきて楽しみです

風さんは3年生の頃から植物を育てていたのですね。私は頼まれて水遣りをした記憶が有る位です。庭には母が色々花を植えていましたが、殆ど種から蒔いていたと思います。シネラリア
がサイネリアになったなんて面白いですね。

山野草の中にはちょっとグロテスクなのも有りますよね。どれとは言えないけど。。
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