令和5年鮎釣り9戦目。
鮎シーズンもいよいよ佳境ですね。本日は朝釣りということで、操作性を重視して、我が愛竿インストラクターAL鮎ドブは#1穂先のみトラウトロッド(φ1.8、30tカーボン+グラス)、#2〜#4のブランクスはノーマルに戻しました。
それと新たに夕釣りに特化させたワイヤー天秤を作製してみました。
前日夜まで仕事で、仮眠を取って釣り場に急行。道が空いてて3時現地入り。
4時開始。
ハネはぽつりぽつりと出ています。けれども激しくはなく、ジェントルなライズです。
釣り座は前回よりやや下流に構えました。ここは前回の夕釣りで、大きなハネが出ているのを確認している場所です。
仕掛はテスト中のワイヤー天秤仕掛。竿も日の出までは硬硬調の友竿(9m)で試してみます。前回9mでしか当たりませんでしたので。
今回作製したワイヤー天秤は、夕釣り専用ということで、とにかくフッキング率の向上と、手返しの良さ・絡みにくさを求めました。夕釣りですとググッと来ても乗らないことが多く(このところセオリー通り止めて待っていても食い込まない)、送り込み操作が不可欠だと思うんですよ(半数程度は鮎ではなくウグイだと思いますが)。そこで遊動式の天秤が作れないものかと思案し、ワイヤー天秤を思いつきました。
夕釣りはアタリそのものは大きいですし、咥えてからすぐに走るので、天秤に柔軟性が備わっていなくても、遊動式にさえなっていれば喰いに影響はないと考え、手元が暗くなっても手返しが楽にできるよう簡素に作ってあります。なおファイト時にハリスに掛かる負荷を軽減させるという点に関しては、道糸にクッション性を担保させればいいじゃないかという風に最近考え方が変わってきております。反面アタリは分かりにくくなってしまうんですが。
4時50分。向こう合わせで唐突にヒット。
青ライオン川セミ入(まさる)。
気合いを入れて丁寧に誘いますがその後は全くアタリなし。
活発というほどではないもののハネも出ていますし、仕掛も届いているのですが。
そこで、毛鉤をがらっと変えてみます。
金熊(まさる)。
アピールはしているはずなのですが。反応なし。
そうこうしているうちにハネが全くなくなります。
そこでポイント移動。
ちょっとでもハネの出ている平瀬へ。
竿を10mに変え、仕掛も、テスト用の仕掛から普段使用しているノーマル仕掛にチェンジです。天秤も片天秤です。
対岸でハネがコンスタントに出ている場所に狙いを定めます。
手前でもたまにハネが出るのですが、こちら側はいかんせん少ないです。
こうなったら小型でもいいのでとにかく1尾釣り上げたいところです。
ポケットに入れている毛鉤はすべて試しました。青ライオン、苔虫、暗烏、八ッ橋、桃ぼかし、青お染、アミダ…
通常、群れが居れば針が合っていなくても1尾ぐらいは釣れてくれるのですが…ここまででアタリがあったのは早朝の青ライオンの1回のみ。困った…
しょうがねえ。こうなったら今一度アミダで行ってみよう!
8時半、アミダを付けて下ろすと、下げの途中でモゾッとサワリ有り。
ん?気のせいかな?
そのまま2〜3流しすると表層に引き上げたアミダにググッとアタリ、乗らず。
さらに2〜3流しするとまたしてもググッ!
周囲では活発なハネが出ています。群れが回ってきたか?
チャンス!一歩前進して沖を攻めます。
その時、表層に引き上げたアミダに小さくグッ!すかさず僅かに送り込みます!乗った!表層をそのまま沖へと突っ走る魚の動きに合わせて竿を送ります!そして竿を下流側に倒し寝かせてブレーキをかけますが凄い引き!インストラクターAL鮎ドブが胴から曲がりますが止まらない止まらない!!
ブツッ!
やられました!
なんと、毛鉤がむしり取られています。ロストした鉤はアミダ(藤重)でした。
そしてさらに、
見事に、捨てオモリが吹き飛んでいます。
「こいつらは手ごわい!」と実感しいったん退却。クルマに戻りクッション性の高いターボV天井糸0.8号で仕掛を組み直し、充分にポイントを休ませたのちに慎重な攻めを展開。ところが群れは戻ってこず、地合い終了でチーン。
本日の釣果1尾。
【総括】
[日時]2023年7月31日(月)
[天候]晴、強風(ラッシュガード着用←快適)
[水温]24°C、澄み、渇水
[時間]4時〜12時
[釣果]1(14cm)
[バラシ]1
[アタリ]5回程度(青ライオン川蝉、アミダ)
[誘い方]表層
[竿]旧オリムピック インストラクターAL鮎 ドブ100(φ1.8トラウトロッド改、10mで使用)
[毛鉤]上針:赤ライオン
下針:いろいろ
[天秤]自作片天秤(ステンレスφ0.4腕50mmスイベル付)
[道糸]ライカ 川釣りスペシャル 0.6号
[先糸]なし(通し)
[穂先から錘まで]2.3m
[天秤から錘まで]10cm
[中通し玉ウキ]ハヤブサ発泡シモリ5号
[オモリ]ナス型3号
[小遣い]2千円(タバコ、コーヒー、飲み物他)
[感想]必ずリベンジします。
鮎シーズンもいよいよ佳境ですね。本日は朝釣りということで、操作性を重視して、我が愛竿インストラクターAL鮎ドブは#1穂先のみトラウトロッド(φ1.8、30tカーボン+グラス)、#2〜#4のブランクスはノーマルに戻しました。
それと新たに夕釣りに特化させたワイヤー天秤を作製してみました。
前日夜まで仕事で、仮眠を取って釣り場に急行。道が空いてて3時現地入り。
4時開始。
ハネはぽつりぽつりと出ています。けれども激しくはなく、ジェントルなライズです。
釣り座は前回よりやや下流に構えました。ここは前回の夕釣りで、大きなハネが出ているのを確認している場所です。
仕掛はテスト中のワイヤー天秤仕掛。竿も日の出までは硬硬調の友竿(9m)で試してみます。前回9mでしか当たりませんでしたので。
今回作製したワイヤー天秤は、夕釣り専用ということで、とにかくフッキング率の向上と、手返しの良さ・絡みにくさを求めました。夕釣りですとググッと来ても乗らないことが多く(このところセオリー通り止めて待っていても食い込まない)、送り込み操作が不可欠だと思うんですよ(半数程度は鮎ではなくウグイだと思いますが)。そこで遊動式の天秤が作れないものかと思案し、ワイヤー天秤を思いつきました。
夕釣りはアタリそのものは大きいですし、咥えてからすぐに走るので、天秤に柔軟性が備わっていなくても、遊動式にさえなっていれば喰いに影響はないと考え、手元が暗くなっても手返しが楽にできるよう簡素に作ってあります。なおファイト時にハリスに掛かる負荷を軽減させるという点に関しては、道糸にクッション性を担保させればいいじゃないかという風に最近考え方が変わってきております。反面アタリは分かりにくくなってしまうんですが。
4時50分。向こう合わせで唐突にヒット。
青ライオン川セミ入(まさる)。
気合いを入れて丁寧に誘いますがその後は全くアタリなし。
活発というほどではないもののハネも出ていますし、仕掛も届いているのですが。
そこで、毛鉤をがらっと変えてみます。
金熊(まさる)。
アピールはしているはずなのですが。反応なし。
そうこうしているうちにハネが全くなくなります。
そこでポイント移動。
ちょっとでもハネの出ている平瀬へ。
竿を10mに変え、仕掛も、テスト用の仕掛から普段使用しているノーマル仕掛にチェンジです。天秤も片天秤です。
対岸でハネがコンスタントに出ている場所に狙いを定めます。
手前でもたまにハネが出るのですが、こちら側はいかんせん少ないです。
こうなったら小型でもいいのでとにかく1尾釣り上げたいところです。
ポケットに入れている毛鉤はすべて試しました。青ライオン、苔虫、暗烏、八ッ橋、桃ぼかし、青お染、アミダ…
通常、群れが居れば針が合っていなくても1尾ぐらいは釣れてくれるのですが…ここまででアタリがあったのは早朝の青ライオンの1回のみ。困った…
しょうがねえ。こうなったら今一度アミダで行ってみよう!
8時半、アミダを付けて下ろすと、下げの途中でモゾッとサワリ有り。
ん?気のせいかな?
そのまま2〜3流しすると表層に引き上げたアミダにググッとアタリ、乗らず。
さらに2〜3流しするとまたしてもググッ!
周囲では活発なハネが出ています。群れが回ってきたか?
チャンス!一歩前進して沖を攻めます。
その時、表層に引き上げたアミダに小さくグッ!すかさず僅かに送り込みます!乗った!表層をそのまま沖へと突っ走る魚の動きに合わせて竿を送ります!そして竿を下流側に倒し寝かせてブレーキをかけますが凄い引き!インストラクターAL鮎ドブが胴から曲がりますが止まらない止まらない!!
ブツッ!
やられました!
なんと、毛鉤がむしり取られています。ロストした鉤はアミダ(藤重)でした。
そしてさらに、
見事に、捨てオモリが吹き飛んでいます。
「こいつらは手ごわい!」と実感しいったん退却。クルマに戻りクッション性の高いターボV天井糸0.8号で仕掛を組み直し、充分にポイントを休ませたのちに慎重な攻めを展開。ところが群れは戻ってこず、地合い終了でチーン。
本日の釣果1尾。
【総括】
- 敗因はクッション性の高い道糸を使わなかったこと、これに尽きると思う。ハリスがホンテロンではなくナイロンの0.6号だったので、ターボV天井糸の0.8〜1号を道糸に使っていればおそらく獲れたのではないか。今年は全体的に鮎が小振りだったので風対策として硬質ナイロン0.6号を使っていた。ここへ来て鮎のグラム数が急激に増大してきているため(最近釣り上げた鮎はすべて筋肉質で腹パンパンである)仕掛の強度を全体的に上げる必要があるだろう(以前は天秤のクッションだけで対処しようと考えていたが、最近は道糸のクッション性をも動員しなければ盛期の良型は釣り上げられないと考えている)。なお、鮎ではなくウグイだった可能性も0ではない(ちょうど鮎が回遊しハネが始まったタイミングではあったが)。
- アミダは青ライオンに比べ若干低いレンジで喰ってくると思う。青ライオンが着水直後やピックアップの瞬間にアタリが出るのに比べると少し間がある気がする。その分アワセ/送り込みのタイミングは取りやすいと思う。下針にアミダを使用する際の上針は青ライオンが面白そう。
- 竿は10mだったがポイントには届いていたと思う。水流の手応えも有り、流芯/流芯脇の違いがしっかり把握できた。また底は平坦ではなく起伏がしっかりあるのが感じられた。
[日時]2023年7月31日(月)
[天候]晴、強風(ラッシュガード着用←快適)
[水温]24°C、澄み、渇水
[時間]4時〜12時
[釣果]1(14cm)
[バラシ]1
[アタリ]5回程度(青ライオン川蝉、アミダ)
[誘い方]表層
[竿]旧オリムピック インストラクターAL鮎 ドブ100(φ1.8トラウトロッド改、10mで使用)
[毛鉤]上針:赤ライオン
下針:いろいろ
[天秤]自作片天秤(ステンレスφ0.4腕50mmスイベル付)
[道糸]ライカ 川釣りスペシャル 0.6号
[先糸]なし(通し)
[穂先から錘まで]2.3m
[天秤から錘まで]10cm
[中通し玉ウキ]ハヤブサ発泡シモリ5号
[オモリ]ナス型3号
[小遣い]2千円(タバコ、コーヒー、飲み物他)
[感想]必ずリベンジします。