アラン・レネ監督死去=「去年マリエンバートで」-仏
【パリ時事】1950年代末にフランスで始まった新たな映画運動「ヌーベルバーグ」の旗手の一人とされる映画監督、アラン・レネ氏が1日夜、パリ市内で死去した。91歳だった。関係者がAFP通信に明らかにした。
22年、仏西部ブルターニュ地方のバンヌ生まれ。13歳で短編映画を撮り、黒澤明監督の「羅生門」に影響を受けた61年の「去年マリエンバートで」でベネチア映画祭の金獅子賞を受賞した。今年2月のベルリン映画祭でも、近作の「ライフ・オブ・ライリー」に賞が贈られた。
ナチス・ドイツによる大虐殺の舞台となったアウシュビッツ強制収容所を題材にした55年の「夜と霧」や、広島を訪れたフランス人女優と日本人男性の情事を描いた59年の「ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)」などでも知られる。(2014/03/02-23:06時事)
【パリ時事】1950年代末にフランスで始まった新たな映画運動「ヌーベルバーグ」の旗手の一人とされる映画監督、アラン・レネ氏が1日夜、パリ市内で死去した。91歳だった。関係者がAFP通信に明らかにした。
22年、仏西部ブルターニュ地方のバンヌ生まれ。13歳で短編映画を撮り、黒澤明監督の「羅生門」に影響を受けた61年の「去年マリエンバートで」でベネチア映画祭の金獅子賞を受賞した。今年2月のベルリン映画祭でも、近作の「ライフ・オブ・ライリー」に賞が贈られた。
ナチス・ドイツによる大虐殺の舞台となったアウシュビッツ強制収容所を題材にした55年の「夜と霧」や、広島を訪れたフランス人女優と日本人男性の情事を描いた59年の「ヒロシマ・モナムール(二十四時間の情事)」などでも知られる。(2014/03/02-23:06時事)