chuo1976

心のたねを言の葉として

わがこころ澄みゆく時に詠む歌か詠みゆくほどに澄めるこころか

2020-08-31 06:51:44 | 文学

わがこころ澄みゆく時に詠む歌か詠みゆくほどに澄めるこころか

(若山牧水)




歌は自分を知り、守り育てたいために詠むものだと歌人は言う。

自分を僅かなりとも「濁りのないもの」にしたい。その点で「合掌礼拝」に似ると。

言葉は何か知れない自分というものをたぐり寄せ、つんざいてくれるもの。

だが一つ間違うと自分を閉じ込めもする。

だからこそ言葉に距離をとり、注意深く吟味することが大切になる。

随想「歌と宗教」(『樹木とその葉』所収)から

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札幌国際芸術祭

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